ポエトリー・デザイン

インハウスデザイナーが思う、日々の機微。

RICOH、GR DIGITAL II。

2009年04月12日 | blog

買ったはいいけどいまいち馴染めない。というようなことを書いてからだいぶ経ちましたが、ようやく慣れてきました。時間、かかったなー。なんだかんだで、いま一番出番の多いカメラです。
相変わらずワイドすぎるんですが、ブツ撮りはやっぱり見たように撮れないんですが、まぁ、慣れです慣れ。

ズームがないということは、ほんとうに意味があります。カシオのEXSLIM(2メガピクセルでパンフォーカス)を使っていた頃から、ズームのない「軽快さ」は知っていましたが、やっぱりです。

ズームがないと、電源いれて、カメラを向けたら、あとはパチリ。しかない。
(ちなみにわたしの場合、半押しでピント合わせも、あんまりしません。まぁ、半押しでピントを待ってもいいんですが、お構いなしに押し切れば、勝手にどこかにピントは合います。これ、最近まで知らなかったんですが)

あ、撮ろう。と思ってから撮るまでに、考えることがひとつ減る。

あ、そういう意味で、期待していた機能…デジタル水準器がついているんですが、あの、わたしクセで、どうしても右に少し傾いてしまうんですが、左だったかな、とにかくどっちかにいつも傾いてしまうので、デジタル水準器にはすごく期待をしていたんです。

でもだめでした。気が散る。構えてから、水準器をじっと見て、傾けて(どっちに傾けていいか一瞬わからないのでいつも間違える)やっと直したところで、でもこれほんとに水平か?なんて考えてるとダーッ!もうダーッ!

で、見ないことにしました。

あといいのは、比較的レンズが明るいみたいで、暗めのところでも、シャッタースピードが下がりにくいこと。「ふっっく」と息を止めれば、なんとかなる。

傾きセンサーで、縦撮りした写真が自動回転するのもいいですねー。縦撮りした写真が横に表示されると、猛烈に見にくいですよね!びっくりするくらい見にくいとおもいませんか!!

オンして構えてパチリ。なので、最近は妻もつかってくれてます。