武道・禅の心で臨床を読み解く(武道、禅、心理療法、ボディワークを学ぶ理学療法士)

21年間の運動指導・700冊の書籍からリハビリ・トレーニングを読み解きます。
良書の書評、稽古・訓練方法、研修報告など

7月10日(水)のつぶやき

2013年07月11日 | 禅(座禅・立禅)

【石の上にも三年】もはやリハビリセラピストが1~2年で転職する時代は終わった。三年未満で職場変えるなんて自殺行為だ。しかしそれを知らない世間知らずなセラピストが如何に多いことか…


今の職場に疑問を感じたら先ず自己評価して欲しい。【臨床】【教育】【研究】【運営】【コミュニケーション】の五分野で自分はどれだけ研鑽できたか?だ。


この五分野のうち一つに特化してもよし。オールラウンドプレーヤーもよし。しかしそのバランスが自分の帰属する(もしくは転職先の)組織に必要かどうかは考えないといけない。


【臨床】一つとっても、脳血管・運動器・呼吸器…、小児・成人・高齢者、治療・予防、福祉用具・環境設定、急性期・亜急性期・回復期・維持期などなど。自分でレーダーチャートを作成しセルフチェックしよう。これから先、就職活動はそんなに甘くはありませんよ。


そして何よりも大切なのは【管理運営】と【コミュニケーション】。管理運営とはマネージャーだけの事ではない。新人からもセルフマネジメントが必要だ。先に挙げた五分野を今後どうしていくか自分で自分を管理する能力。


【コミュニケーション】能力も大切。一人職場であれ他職種とのチームプレーは必ず求められる。しかしその大事さを理解してないセラピストが如何に多い事か。資格外の仕事もできてはじめて組織人となる。


今までセラピストのチームプレーについて自信が無かった。しかし近隣事業所の多くがしっかりした組織運営しているのを目の当たりにし自分の考えが平均だと分かった。定年までセラピストでいたいなら今からでも戦略を練るべきだ。



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