JAZZ SINGER REIKO OSHIBUCHI 押淵玲子オフィシャルブログ

福岡で活動しているSINGERです。乳がん闘病中(再発転移あり)の事や、音楽の事など。
そして、趣味の着物リメイクなど

押淵玲子CD、画像など

CD好評発売中詳細はHPまで
押淵玲子オフィシャルHP

尚、CDは2,800円のものは800円を2,500円のものは500円を
「がんの子供を守る会」また「あしなが育英会東北レインボーハウス建設募金」に寄付いたしております。

ライブ画像をアップしています

2016年12月4日(日)18:00~
ANIME JAZZ THE LAST
10年間皆様に愛されて続けてきたANIME JAZZ LIVE
ライブはこの日が最後となります。
どうぞ、お見逃しなく!

札幌ライブのお知らせです。

2014-08-12 13:41:57 | 日記
さて、8月31日に札幌DAY BY DAYでライブを致します。

今年はANIME-JAZZ 2 の発売の年です。
えい!と
力を入れるためにも
げんを担ぐためにも
まずはスージーさんの暖かい、大きな懐から始めようと思います。

8月31日(日)
開場18時
開演19時

DAY BY DAY(011-521-6635)

押淵玲子(vo)
佐々木渓一(drs)
豊口健(p)
佐藤人志(b)

ライブチャージ
スージーの超美味しい料理
フリードリンク
合わせて4,000円プラス消費税

楽しいライブですので
皆さんいらしてくださいね。




姉妹と母娘

2014-08-09 11:24:03 | 日記
昨日、テレビでザ・ピーナッツの特集番組をやっていた。
ああ懐かしい。
私と姉は小さい頃から彼女たちのものまねをしていた。

結構な大人になっても
ずっとやっていた。

カラオケスナックやクラブでは
「うまい!最高!」と褒められて
その日の飲み代がタダ同然になったことも・・・。

昔から声が似ていて
電話など途中で変わっても誰も気づかないほど
そして返事も親が気づかないほど似ていたので「代返」が出来たほどだ。
インターホン越しでは誰も判らず
大学生時代は私の部屋で勝手に友人を上げて
先に酒盛りなんかしていた。

花生は全然似ていないのに。
不思議だよね。



これはある正月に家族で撮ったものだったが
他の家族は当時思春期の子供が多いことや
母が例のごとく「顔と首の色が違う」ってなことで
私と姉の顔だけ。

この頃には、色んな所で「ザ・ピーナッツ」の真似をして遊んでいたような・・・。

懐かしさもあったり
姉ももう居ないのだ、という寂しさもあったり
単純に楽しかったりな番組だった。

ザ・ピーナッツの曲というのはスタンダードナンバーが多く
当時の日本訳の人の作詞能力の高さがうかがえる。
また、コーラスアレンジの素晴らしさも。
普通には3度でハモっていくのだが
言葉の掛け合いになったりして
最後のコードで、音程の取りにくい2度とか
取りやすそうで、コードがないと分からない4度とか
ちゃんと音を取ると「なるほど!」なところ満載だ。

これを単純に3度だけでハモって真似をしている人達は多いが
違うんだなぁ~。
これはANIME-JAZZでもそうなのだけど、結構難しいのよ。
今まで参加した人は「そうそう!」と思うだろうけれど
「なんじゃこれは!」な楽譜だったりするのよ。

そんなコーラスを毎週何曲もこなしていった当時の人達。
すごいなぁ、とひたすら感心。

そう言えば、前作のANIME-JAZZのCDでは私と娘の多重コーラスだった。
あまり似ていると思わなかったが
録音してみると、やはり声質が似ていた。
コーラスをやるには、とても重要なことで
娘も真剣に歌を勉強すれば、福岡でそこそこうまい歌い手になれると思う。
ま、芝居でここまでやってきているので
その気になったら、というくらいだけど。

娘とはまだザ・ピーナッツの曲をカラオケで歌ったことはない。
今度歌ってみようかな?

ケアマネージャーさん

2014-08-03 13:13:02 | 日記
先日、母のケアマネージャーさんから電話があった。

6日の日に今度デイサービスに見学に行き
その後話し合いをするため、お嬢さんも良かったら、と。

デイサービスの見学?
父の話ではデイサービスのフラダンスの教室か何かに行くだけだと
そういうふうに聞いていたのだが・・・?
「そこで、今後デイサービスを毎日受けることも視野に入れて」とのことだったか
「それは父は承知していますか?」
「はあ、もちろん、そんなことで見学でしょうから」
「父に念を押して確認して下さい」
父がすんなりデイサービスに行くとは思えない。
母にさえ、そういうケアサービスを受けさせることを承諾したとは思えない。

何か勘違いしている。

それで、急に言われても忙しいので時間を開けなくては無理なのだが、と言ったら
「ああ、でも治療以外の用事があるんですか?」と。
いや、私はそれだけで忙しいわけではなく・・・

私はすぐに死ぬわけではないが
短ければ5年位で死んでしまうかもしれないので
自分の仕事の集大成をしている所で
そんな時期に先日両親の介護問題でもめたし
父は「一切、手伝いはいらない。お前の言うことは一切聞かない」といったところだ。

そういう事情を手短に話したが
「ああ、お嬢さんとちょっとした喧嘩をしたと仰ってました」

ちょっとした?

あれだけ仕事が忙しい時に日に5~6回電話をかけてきては怒鳴り
「この日まで忙しいし体調も思わしくないから電話しないで」
といったのも無視して一人で怒りまわり
関係のない人に色々電話してもめたのに
「ちょっとした喧嘩」だったのか?

普通の家庭なら「ちょっとした」で済んだかもしれないが
私達はそんなに単純な家庭ではなかっただろう。
半年もかけて調べて、色んな事を考え
色んな案を出したのに「一切聞きたくない」と
紹介した病院も全部断ったではないか。
その御蔭で、私はとっても迷惑しているし
病院の先生からはこちらに向いて電話がかかってくる。
「何故お前にかけてくるんだ!」と怒るが
話がちゃんと出来る相手にしか、先生方もかけてこない。
そこまで老いていることもわからないのか、と。

そして、それを一番把握しているべきケアマネージャーが
「そうみたいですね」と涼しげにかけてくる。

私は親に無関心で居たわけではないのだ。
過去の色々なわだかまりも、感情もそれはそれで
もう私しか世話をする人間が居ないので心配していたのだ。
特に両親とも身体的に足腰は弱っているが
これといった病気があるわけではない。
きっと二人とも100才まで生きることだろう。

私はどれくらい生きれるのだろうか?
確率的に高いのは私と父が同時期に末期を迎えることだ。
もしくは、父の介護に追われて
私が思ったより早く死期を迎えるか。
それがあるので、私もストレス要因を沢山抱え込みたくない、と。
先日「勝手にして」と言う方針に変えたのだ。

ケアマネージャーさんは
「はぁ~、そうですかぁ」
まあ、私のことは彼女のケアの対象ではないので興味はないにしても
私がどれくらいまで生きるかは両親の介護問題に関わることだ。
「はぁ~」くらいで済む話なのか?

両親は自分たちのことが一番大切だから
私の話は「まあ、乳がんだから死なないけれど」と言っているだろう。
それよりも自分たちはがん患者だった事を強調しているだろうし
それが今から末期になったら云々と・・・。
ケアマネージャーさんは80才、90才を超えて
今のところがん細胞は育っていないのに
過去のがんが進行してあっという間に命を脅かすがんに育つと
そう信じているのだろうか?
普通、今現在問題がないのであれば、そこまで育たない。

カウンセラーにしても、ケアマネージャーにしても
「個々の人間の生活」に関わる職業の人は
「一般論」を持ちだしてはいけないと思う。

誰もが夫々の家族に問題を抱えているし
私の家庭は「物凄く特殊」ではなくとも
「普通の家庭ではない」家庭だったのだ。
そんなことは関係ないから、機械的にプランを作る。
そんな事では結局他の家族が尻拭いをすることとなり
家族だけが全ての負担を請け負うことになる。
そんな為に介護保険を使い、お金も使うのか?

電話を切ってため息しか出ない。

まあ、でも父がそうやって綺麗事だけ
うわべだけで良いというのなら
それでやっていけばいいし
私の関与すべきことではない。

鈍感じゃないと務まらないのよ。

あるケアマネージャーさんがネットでそう呟いていたが
その鈍感さで迷惑の掛かる人もいる。