JAZZ SINGER REIKO OSHIBUCHI 押淵玲子オフィシャルブログ

福岡で活動しているSINGERです。乳がん闘病中(再発転移あり)の事や、音楽の事など。
そして、趣味の着物リメイクなど

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尚、CDは2,800円のものは800円を2,500円のものは500円を
「がんの子供を守る会」また「あしなが育英会東北レインボーハウス建設募金」に寄付いたしております。

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2016年12月4日(日)18:00~
ANIME JAZZ THE LAST
10年間皆様に愛されて続けてきたANIME JAZZ LIVE
ライブはこの日が最後となります。
どうぞ、お見逃しなく!

同窓会

2014-08-17 14:45:11 | 日記
お盆の終盤。
昨夜は中学校の同窓会でした。
今年度で私達は56歳になります。
それで、還暦大同窓会をみすえての
ちょっと大きな同窓会でした。

今まで全く顔を出さなかった人も数人顔を見せて
先生が二人、いらっしゃって下さり
楽しいひととき。

皆大人になって、色んな人がいました。

昔から変わっていない人とか
すっごく変わった人とか。

過去に囚われすぎている人もいたり
もう、なかったコトにして大人になろうとしている人もいたり
色々です。



私達は孫も居るような年令になったわけですが
男性が今現在、何をしているのか、というのはそんなに聞けませんでした。
女性は仕事をしている人
主婦業だけしている人
配偶者が女性が遊びに行くことに寛容である人
そうではない人

総じて自立した(仕事の有無は関係なく)人が多かったようです。

私が苦手なのは
独身時代は「○○さんの家の娘」で
結婚したら「△△さんの奥さん」
子供ができたら「××さんのお母さん」
そして、ずっと配偶者や子供の地位や職業で自分を語る人。

私は医師の妻ですが
これは私の歌い手という職業にとって
今のところ、お邪魔なだけです。
医者って結構貧乏なのに・・・。
どんなに私が努力しても、どんなに仕事をしても
どんなに仕事で業績を上げても
「医者の奥さんだから」と言われて、所謂趣味の範疇としか受け取ってくれない。
そういう偏見で嫌になりますが
世の中、そういうもので
過去の仕事をバリバリしていた時の「へそくり」で
私が今はルーチンワークの仕事をしなくても優雅にしていられるとか
そういうふうに考えてくれません。
それも一種の「差別」だと思います。

自分のピアノも自分の稼ぎで買ったのに。

それに再発転移した乳がん患者ですから
贅沢をしなければ配偶者の給料で食べていけるのなら
やはり、自分の人生のために仕事はセーブするでしょう。
雑多な仕事のために大きな仕事が出来ない、というのは嫌です。
それでも、医者の妻ということで
「他の人は闘病しながら働いている」と言われます。
そんなに全員が働いてもいないのに。

でもまあ、そういう心の狭い人は近づかないことにして・・・
と普通の生活では支障がありませんが
同窓会なと、自分の好みで話す相手を選べるわけではないところでは
たまに「あなたはご主人がお医者様でしょ?」と。
思わず肩に力が入って構えてしまいます。

私の世代では
なかなか「自分自身の生き方」だけでは
女性は認めてもらえないのかな、と
そういう事も思った日でした。

しかし、大笑いをして
色んな懐かしいことも思い出して
楽しい夜でした。

さあ、仕事しよう!!