私が密かに愛読しているブログで
(相手の方は私の存在はご存知ないです)
今日も「なるほど」と思うものを見つけた。
彼女は私より少し進行度の早い乳がんで
だいたい私より一歩か二歩先の治療をしていらっしゃる方。
色々な講演会なども積極的に参加して
色々な治療に関しての情報も客観的に紹介していらっしゃる。
(私感はあるが、大変分析していらっしゃる)
そこで私が購読していない中央紙の医療コラムの紹介が有り
今日は何だかスッキリ!!
まるで数ヶ月の便秘が解消したような・・・
(いや、私は決して便秘症ではない・・・尾籠な話で申し訳ない)
そうです!そういう意見を私は待っていました!
という腫瘍内科専門医の近藤医師への反論を見つけました。
読売新聞ヨミドクター
高野医師の見解に至極納得。
何故私が近藤医師の論に全く共感できないというか
むしろ怒りに近い感情を抱くのか
それは違うと思います!とはっきり言いたいがちゃんと読んでいないし
(斜め読みというか一分くらいパラパラと・・・しかも送られてきた本)
「私は共感できません」としか言えなかったのだが
この中で彼の論のどこがいけないのか、明確に指摘されています。
一概に民間療法は何の役にも立たない、とは私も思ってはいないが
がんに関しての「治療」ではない。
それは宗教的な「心の拠り所」みたいなもので
基本的にたくさんの専門医師たちが研究した治療の方が信用に足ると思っている。
免疫治療に関しては、まだ研究段階なので何とも言えないが・・・
「絶対治る」と謳ったものは偽物が多いと思っている。
私は早期発見、早期治療を逃した乳がん患者なので
本当に皆、まず、がん保険に入って
検診にちゃんと行って、色々ながんは早期発見していただきたい、と
切に思っている。
全員が完治できるわけではないが
進行がんになる前の早期治療で生存年数はかなり違うのだ。
再発転移にビクビクすることもすくない。
がんが見つかり患者数が増えることで国民を惑わせている、と近藤医師は言うが
それは患者数は上がるだろうが
きっと治癒率は上がっている。
それが医学の進歩ではないのか?
かつて、結核患者が増えた時も
それまでは助からなかった人でも、明らかな症状が出る前に治療するから
結核で亡くなる人が激減したではないか。
それを患者数を増やしているだけだとか
いたずらに「抗癌剤治療をしてはいけない」などと過激な発言で
高野医師曰く「教祖様」となっている。
彼の講演会には「信者」が沢山押し寄せて
もはや冷静に講演を聞いて自分のために何が大切なのか、を考える講演会ではなくなっている。
また、一般の人たちも「がんになったけど抗癌剤治療はしないほうがいいって言ってる」等
何が根拠なのかわからない話を鵜呑みにしている。
私のところにも今まで五冊くらい親切な人たちが彼の本を送ってきた。
一分ほどでゴミ箱へ行く運命となるのだが・・・。
もう、8クールの抗がん剤治療を私はすでに受けている。
それまで痒かったり痛かったり熱を持ったり
ひどい皮膚炎と勘違いしていた左胸が
抗がん剤投与後、綺麗な胸になっていった。
残念ながらがん細胞はその中で死滅することはなかったが
多少小さくはなったし
症状自体が消えたのは抗がん剤のおかげである。
確かに効果はあるのだ。
同じことを70歳以上の高齢者にしたら
もしかしたら体力のない人は体力を失うかもしれない。
きっと、その時は医師も同じ量の抗がん剤は投与しないだろうし
年齢にあった治療しか行わないだろう。
それを老若男女区別なく「抗がん剤はやめたほうがいい」というのは
おかしいんじゃないか!
こんな所で私が熱くなっても仕方ないのだけど・・・
今日は良いコラムを見つけた!!
嬉しい!!