曲目紹介１

さて、本日から、今度の演奏曲の紹介を致します。
実は私は結構余裕が有るように見えて
２１日の検査結果説明でドキドキなんですよ。
もう、どうしましょう。。。。。

今日も死ぬのかなぁ、と思いながら食事を作っていて
不覚にも泣いてしまいました。

さ！気を取り直して

あいうえお順で説明いたします。

まずは「愛をとりもどせ」

これはあの「アタタタタタタ～～～～・・・・お前は既に死んでいる」とか
何だか後で考えたら笑ってしまいそうな
あのハードボイルドなセリフで有名な「北斗の拳」の主題歌です。
作詞：中村公晴　　　作曲：山下三智夫
クリスタルキングの歌です。

クリスタルキングといえば「大都会」が大ヒットとなり
あのハイトーンのハードロックで有名ですが
今思えば、あの当時のハードロックってメロディが綺麗ですよね。

1984年～1988年まで放映されていましたが
おそらく、皆さんが知っているのは前半の放映だと思います。
後半は話もややこしくなっていた記憶があります。
子供が小さい頃に家事をしながら見ていたので、はっきりとは覚えていませんが・・・。

でも、この話の土台は「マッドマックス」という映画だということは有名だが
登場人物や相関図はローマ時代の話を土台としている（らしい）
私はこの時代に詳しくないので、好きな人は調べて教えて下さい。

このアニメで最初から「ユーアーショック」と叫ぶのだが
これは今回、歌詞を調べて初めて「youはshock」であることが判った。
私はずっと「You're shocked」と思っていたが・・・
大半の少年たちは「You are shock」と覚えていたそうだ。。。
文法的に皆、間違っているよ、とか真剣に、もうちょっとちゃんと発音しようよ、と思っていた。
しかし！！
「Youはshock」だった！
へえ～～～
へえ～～～
と思ったのは私だけだったんだろうか？

まあ、いいか。

そして、この曲、かっこいいのか、どうなのか・・・・？
確かにオープニングの画像にはぴったりなんだけど
「熱い心　鎖でつないでも、今は無理だよ」という下り
どうも、あの最初の衝撃に比べたら物足りなさを感じてしまう。
なんだかなぁ
残念なのよねぇ
などとたかだか地方ミュージシャンが口出しすることでもないが

それが
ANIME-JAZZというのは、曲に入り込んでいくと
この「気になる所」が愛おしくなってくるのだ。不思議と。

そうか！ここがないと
「愛をとりもどせ！」につながらないのよ！！ってなもんで
主人公の心の叫びに共感したりして。

ANIME-JAZZ本編はコスプレ有りだ。
この曲を演奏することに決まったのはドラムの北原氏がコスプレするからで・・・。
そう、彼の個性も出さねばならない。
彼の個性は、筋肉質・・・いや、これは関係ないけど。
うーーん、サッカーをずっとやっていたそうで
本当に筋肉質体型っていうんですか？
そんな感じの方なのですよ。
そして、ラテンのドラマーです。
ラテンと一口に言っても色々ございますが
キューバの方に向いたラテンのリズムは彼にしか出来ないものがあったりします。
とにかく、切れが良いのです。
気持ちいい！！

そこで、この曲はマンボにしようかな？と。
決まった直後からそう決心していたのですが
私のMTRという機械はKORGでリズム系のパターンがお洒落じゃないものが多いのです。
JAZZ系、ラテン系にとっても弱いやつなんです。
それで、今回、リズムマシーンを新調することにしたのです。

が

これが使い勝手が良いのか悪いのか・・・。
決まりきったコードとかパターンがセットされてあり
自分で作ろうとすると膨大な時間がかかるわけですよ。
リズムパターンの入力はただでさえ面倒なのに
そこまで出来んぞ！！
ということで、マンボの気に入ったリズムをずっと先に録音して
それに合わせて他の楽器を合わせ
キメ、とかそういうのは「ごめん、自分で考えといてね」ということにしよう！と。

でも問題がありました。
皆が考えているマンボって、結構古いやつですよね。
マンボNO.5みたいな・・・。
私はもっと速い、熱帯ジャズ楽団なんかがやっているのをやりたかったわけで・・・
これって、マンボに聞こえるかなぁ？
でも、まあ、聴き応えのあるものにしたいし・・・・

と考えていたら、コーラスも何となくソウルっぽくなっちゃって。
まあ、音楽って細かくジャンル分け出来ないものだし
評論家じゃなくて、私達はプレイヤーなのだから。
すっごくかっこいいアレンジに出来上がりました。

本当にカッコいいですよ。