JAZZ SINGER REIKO OSHIBUCHI 押淵玲子オフィシャルブログ

福岡で活動しているSINGERです。乳がん闘病中(再発転移あり)の事や、音楽の事など。
そして、趣味の着物リメイクなど

母の日に

2015-05-09 16:18:10 | 日記
今日は母の日だったが
子供達は二人とも忘れている・・・。

まあ、連休中たんまり会ったし
静かな休日で自分の仕事もしたかったから
それも良いかな?という今年だが。

自分の母の所へプレゼントを持っていった。

相変わらずの両親だが
他人は貰ったのに、自分の所にはないと文句をいう人達だし
毎年やっているから
最近、施設へ行く事で体調を壊す私だが・・・
仕方ない。

私を悩ませていた実家の問題。
売買契約が成立して
父達の手元を離れたので、ホッとしている。

だけど、父は「家財道具は全部移したのか?」
「買い取った先は高い家具も置いてあるのは全部使ったのか?」
などと、未練タラタラで
そんなものは買った人の勝手だし
他人の使ったものなど、今は誰も欲しがらない。
古い使い勝手の悪い家具など
何の価値もないのだ。。。ということが全く解っていない。
私に文句を言うのなら、自分で処分すればよかったではないか。

そして、実家はあっという間に解体された。

これは契約後二週間の頃。



後ろのほうから撮ったが
正面の鉄骨の入った部分を除いて
だいたいガッサリと壊されていた。
なるほど~。

そして、一週間後



後ろの方に色んなゴミが置いてある感じで
仕事が早い。
そして、その五日後くらい。
これはあまり変わらないが、大きな樹木と塀を除いて
ほぼ平地になっている。



そして、しばらく見なかったら
あっという間に新しい区画整理もしていた。



7軒の家が立つらしい。

実家は思い出がないわけではない所ではあったが
この数年の両親のことで
本当に私の重荷になっていた。
例えれば「オリ」のようなものの塊で
これが消えてくれなくては私は自由になれなかった。

スッキリした。

そして、父の最近の言動は迷惑老人そのもので
私はその度に振り回され、対応に奔走し
疲弊してしまうのだが・・・そんなことは彼らにとってはどうでも良い。

自分の子供は親が何をしてもよい、とつい先だっても言っていた。
子供の気持ちなどはどうだって良いのだ。
親の面倒を見るのは当然だと言う。
子供だから親のことは大切だろうと・・・。

普通の家庭であればそうだろう。

親が子供を愛して、守ってくれていたら
きっと親を大切にしようと思っただろう。

貴方達は私や姉にどうだったのか。

子供だから母親のことは大事だろうとか
母親の事を思いやるのが当然とか
そんな事は「母親」であれば、ということなのだ。

恐怖心や不信感しか持てなかった幼少期
姉と二人でこの家を出ようと思っていたこともあった。
母が私達姉妹を虐待していた間
父は止めもせずにただ見ていただけだ。
なにもしないことも虐待なのだと、医者なのに判らなかったのか?
このように育てて、普通に育つと思ったのか?

私達は姉妹とも臨床心理を学ぶ教育学部へ進んだ。

自分の幼少期の心や
今も悩まされる様々な想いが何なのか
そして、それらに決着がつくのか
そういう学問をしたかったのだ。

今はネットで色々な症例を調べられるが
虐待された子供のその後、というのはそんなに多いわけではない。

そして、その人達が介護する側になって
どうやって親と接しているのか
そんな細かなことは解らない。
誰も語らないから、こんな思いをずっと引きずっている自分がダメなのか、など
ただ自分を責める。

両親のところへ行って
私は声を大にして叫びたいと思うことがある。

「私は貴方達を一生許せない」

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