両親の介護問題で宣伝等遅れていますが
さて!!
私の本領発揮のお知らせです。
毎年、7月7日にJUMP HOUSEで行われている七夕ライブ。
およそ10年位続いています。(抗癌剤治療で1回抜けましたが)
そもそも
「七夕にライブ開きたいですね~」
「あら、そうよね~。そんなら浴衣着ない?」
「え?全員浴衣ですか?」
「そうよ!そうよ!浴衣祭りってことで!!」
というてるみママとの話から盛り上がって
当日は四苦八苦しながら浴衣を着付け
「自由に動け~ん」状態で月岡翔生子氏とのDUOライブが始まりました。
それが結構楽しいというか
私のライブは結構小難しいテーマが多かったり
キメキメ沢山のクールな曲のオンパレードだったりするのですが
この日は「頭が回らんかも~」と
極力キメの多い曲は避け
ちょっと楽しいアレンジとか
ちょっと気の利いたアレンジだとか
ジャズももちろんありますが
マイケルの曲とか懐かしのポップスとか日本語の曲とか
私のオリジナルの曲とか
盛りだくさんでお届けしています。
ふたりきり、ということで
鍵ハモは大活躍です。
そして、今年のお題は「接吻」
濃厚です。
でも、結構楽しい曲がいっぱいあります。
何故このテーマになったかというと
夜中に介護の疲労でボーっとしていたら
ふと、クリムトの「接吻」の絵葉書が目に入って
「これだ!!」と。
恋文、百物語、夢の又夢・・・・色々やって来ましたが
エッチっぽいで~す。
そんなことを考えていた頃に
ダ~リンが「僕の浴衣を作ってよ」と生地やさんへ一緒に出かけ
マリリン・モンローのタペストリー用ではありますが
綿の生地を見つけました。
生地のメーターが足りなかったのでダ~リンは別の柄の生地を買いましたが
帰ってから、私用に(笑)ネットで探しました。
で、私のだけ!作りました。
(もちろん、生地はダ~リンのグレーも買いましたよ)
柄の向きを合わせたりする作業が加わったり
(前、後ろと本来は続きの生地で作るのですが肩で縫い合わせ。同様に袖も上で縫い合わせになります)
「おくみ」という前身頃の端は生地を別に切って斜めにつけるのですが
これをすると、生地が膨大にいるので(柄合わせのため)
これは1枚の布でステッチを入れるという技を使い・・・
なんとか仕上がりました。
いつもは着物をほどいて洋服にしていたのですが
和服は結構手強い!
アイロンも上手く行かんし・・・
本番前に再度アイロン用キーピングでシャキッとさせねば!
和裁ってやはり、反物じゃないとダメなのね、と思うことがたくさん。
留め袖や振り袖、訪問着など
格の高い着物は裾の模様が続いていたり
背中から袖まで模様が続いていたりするのですが
これはそういう染め方をするのですね。
染というのは地染めではなく
その前の模様を入れる作業で(地染めをしてから柄を入れることもありますが、例えば黒いものとかは先に模様を入れます。紋も本当は先に入れるんです。ここが高い着物と安い着物の差です)
模様の上に他の色が入らないように薄くロウを塗るんですよ。
何色も使っている手染めの場合は
何回もロウを重ねていくので手間がかかり、高いものとなります。
まあ、そんなこんなで、あとは両親が少し私の案に納得してくれたら
(夜中に私費で介護士さんを呼ぶとか、他の人を呼ぶとか)
私は音楽生活に戻れます。
今まで一応両立させていたけど
認知症が進み、とても私だけで世話を出来ない状態になりましたから・・・
私も長い人生が残されているわけではないので
自分自身の人生を生きたいのです。
ま、ともあれ、
7月7日は月曜日ですが
週の初めから飲めん、とおっしゃらずに
リフレッシュしに、皆さん、いらしてくださいね。