「接吻」といえば、やっぱり「Kiss」だろう、と思う私はちと古いか。
10数年前、私はマリリン・モンローの歌った曲でライブをした。
彼女は結構歌が上手だと思うのだが・・・。
あんまり知られていないようだけど。
で、あのモンローウォークが有名になった
「ナイアガラ」の主題歌が「Kiss」なのだが
皆さん知っているような、知らないような・・・
だいたい、最近モンロー・ウォークという言葉でさえ知っている人が何にいるんだろう？の世界で
それが実は「ナイアガラ」の1シーンなんだよ、とか。
その中で夫殺しを企んでいた妻役のモンローが
好んで歌っていた曲が「Kiss」でそれが最後まで
いい感じで流れていくんだよ、とか。
うんちく好きに思われそうだが
そういうことも気にして曲を調べてみると
結構MCで曲の内容を理解していただけるかも。
「ナイアガラ」は実はサスペンスなのですよ！
モンロー・ウォークが流行ったから
「7年目の浮気」的なラブコメディではなく
まあ、ちょっとしたサスペンスで
中盤までは一気に吸い込まれるくらい面白かったりします。
ちょっと中だるみがあるのですが
最後も結構ドキドキしたり
ミュージシャンとしては
鐘が「Kiss」のメロディを奏でるところなんか
いやぁ～～～～にくいなぁ、と思ったりします。
そんな事なので、是非、一度、ご覧になって下さい。
それで、モンローの歌といえば
ウッフン系だろうと皆さんお思いでしょうけれど
これはとてもきれいな曲です。
歌詞はひたすらキスして、というだけのものですが
これはベサメムーチョと同じで・・・
まあ、そんなもんだよ！
だって、こういう感じって誰もが憧れるじゃないですか！
性欲って男にだけあるもんじゃないのよ。
女だって性欲があるから
（っていうか、女の方があったりして、認知症老人、所謂「色ボケ」というのも女性のほうが深刻なんだよ）
ここで、タイミングよくキスしてくれたらいいのになぁ、とか
へ・・・・下手だ、とか
いや、軽いんじゃなくて濃厚なキスのほうが良いのに、とか
まあ、口に出しては言わないけれど
女性は冷静に色々判断していたりするもんです。
女は浅はかだ、と思ったら本当は大間違いなんだけどなぁ。
「ナイアガラ」の中に出てくる女性は
やはりまだ悪女と言っても、女の浅知恵的な描き方をされています。
時代なんでしょうね。
7月7日、この甘いメロディに酔いしれて下さい。
