JAZZ SINGER REIKO OSHIBUCHI 押淵玲子オフィシャルブログ

福岡で活動しているSINGERです。乳がん闘病中(再発転移あり)の事や、音楽の事など。
そして、趣味の着物リメイクなど

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尚、CDは2,800円のものは800円を2,500円のものは500円を
「がんの子供を守る会」また「あしなが育英会東北レインボーハウス建設募金」に寄付いたしております。

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2016年12月4日(日)18:00~
ANIME JAZZ THE LAST
10年間皆様に愛されて続けてきたANIME JAZZ LIVE
ライブはこの日が最後となります。
どうぞ、お見逃しなく!

病院選びについて

2012-12-23 12:08:30 | 日記
自分の体だから
当然自分の病気の事は心配なのだが
色んな人から良く聞かれること

「病院選び」について

私は済生会福岡病院の乳腺外科に通っています。
主治医は執刀した先生から、今の先生に一度変わりました。
これは大学病院の人事の問題もあるし
ダ~リンも大学病院時代は転勤は色々あったので
そういう大きな病院にかかると仕方がありません。

ずっと一人の先生に診てもらえないのに、何故そこを選んだのか?

私は一度ペニシリンショックで死にかけました。
それからというもの薬に関しては成分を良く確認しないと飲まないことにしています。
また、若い頃に外傷で麻酔をされた時に
当時は160センチに48キロなので結構細かったのですが
3日間くらい嘔吐に苦しみ
もう、死ぬんじゃないか、というくらいしんどかったことがあります。
その当時の先生曰く「何かの薬にアレルギー反応したのかも」とか
原因不明でしたが・・・。
今のように太っていると麻酔が全身に行きわたりすぎて覚め際が良くないことはあります。

ということで
手術するとか
強い薬を使う治療になるだろう、と想像されたので
乳がん検査の時から済生会病院でした。

ダ~リンの知り合いの先生が多いというのもありましたが・・・。

所謂総合病院での治療でなくては
何かが起きた時の対応が遅れると死に至ります。
ペニシリンショックでは、本当に助かって良かった、というくらいでしたから。

乳腺外科の患者さんは殆どが女性です。
乳腺専門の個人病院も市内にはいくつかあります。
婦人科と一緒になっている所もあります。
もちろん、入院設備のないクリニックもあります。
中にはとても有名な個人病院もあります。

結構、色んな所で知り合った同じ病気の方は
その有名な個人病院にかかっている方が多いです。

個人病院の方が食事も美味しいし
部屋も全室個室だったり
病院全体が女性向に作られているので、快適です。

「何故〇○病院にしなかったの?」

よく言われます。

もし、今まで薬のアレルギー等起こさなければ
或いは、そういう選択肢もあったでしょう。
でも、前述のような理由で総合病院の方が安心だったからです。

そして、もう一つ
何故「がんセンター」ではないのか。

がんと言えば、皆さんがんセンターに行かれます。
当然そういう事も考えましたが
交通の便もあります。

当時、娘は運転免許取得中。
息子は市内中央区に一人暮らし中。
うちから地下鉄でもバスでもタクシーでも
さほど遠くない所。

近くに私大の大学病院もありましたが・・・

そして、入院する時に個室を比較的沢山保有している所。
もちろん、個室が綺麗だ、という事も。

何かがあった時にさっと病院へ行ける距離でないと
私としては安心ではない。
かといって、近くの大学病院は当時工事中だったし
個室の数が少ない。。。

病気の時くらい一人になりたい。

我儘と言えばそうだけど
ずっと気を遣うのは苦手なんですよ。
それだけでストレスで不眠症になってしまう。

という理由で
今の病院を選んだわけです。
満足しています。

「神の手」の先生に遠方からかかりに行く患者さんもいます。
その人の価値観で、その人が満足すればそれでいいと思います。

でも、治療は患者と主治医の信頼関係が一番で
そこそこの腕があるからこそ、総合病院の乳腺外科の長で出ているわけですから
信頼して診ていただく事が大切じゃないか?

おそらく、私がこの世を去るまで
主治医は何人か変わるのだと思います。
でも、私はきっとブランド志向みたいな主治医の選び方は市内だろうな、と思ってます。