PET検査

だいぶ前から「何でも判る」とか噂のPET検査ですが
そこまで「何でも」ではないそうな。
同位元素によって、検査できるものは決まるらしい
貼ってあるパネルも読んだけど
まあ、とにかく年に1回やっている
RI検査というのと似ているのだな、と。

どこに造影剤（アミノ酸と微量放射性物質）が集まるかで
なにか腫瘍雨があった場合
かたちとして判るらしい。

だから、CT検査、レントゲン検査と合わせて
その3つで判断していくそうです。

一頃PETさえ受ければ大丈夫
とかいう話があったけれど
そういう甘いことではないらしいです。
何かで引っかかったら
結構いろんな検査をして
「何物なのか」を大体検討つけた上で
実際の細胞診をする、という感じで
やっぱり、人間の体の中は、外からどんなに検査しても分からん、ということですね。

そして、人生初のPET

まず検査をする病院についたら
着替えさせられます。
私の場合は病院からの検査依頼だったので
問診等はなしです。
健康診断に使っている人が多いようですね。

そして、水をコップに3倍くらい飲んでください、と。
「そんなに飲めなかったら言ってください」
でも、私、結構水は大量に毎日飲んでいるから
結構平気で3杯くらいは飲めます。

しばらくすると点滴。
多分、体の中の余計なものを除いているんでしょうね。

そして、造影剤の注射をするのですが
結構淡々と進みます。
注射もちょっとだし。

それが終わると「安静室」に連れて行かれて仮眠。
困難で寝れるか、と思ったけれど
何だか眠いです。
部屋は静かで
時折他の部屋からリクライニングチェアの音がするだけ。

鎮静剤か何か入っているのかな、と思うくらい
寝ました。

そして、検査室へ行くのですが
ちょっと頭はぼーっとしてます。
それが寝ていたせいなのかどうかは判りません。

検査はCTの機械のもっと大きな奴があって
その間を行ったり来たりするわけですが
20分くらいでしょうか。

ベッドに縛り付けられた状態で
「寝ておいてください」だと・・・・
よく寝させる検査だ。

そして、それが終わると
今度は回復室という所で
更に1時間「寝てください」

もう笑ってしまいます

そんなに寝なくちゃいけないのね。

でも、確かにだるいし
ちょっと休まないと
シャキッと帰れない気分。

ここで残念な言葉を聞くこととなります。

「はっきり映っていない所があるので、もう一度」

あ”あ”～～～～～～

この言葉を聞いた時に良かったことは一度もありません。
何かあるのはわかってきているので
それが鮮明に映っていなければいけない、というわけで
胸部、つまり肺のところ重点的に

息を吸って、止めて
機械の中を行ったり来たり
というのを15回はやったと思います。

これで段々目が覚めてきました。

それが済んだら、もう一度ちょっと回復室で休んで

着替えて、お金を払って、終わり。

兎に角、前日の午後2時以降、何も食べていないので
お腹が空いています。
病院を出て、ちょっと歩いたらうどん屋があったので
うどんを食べて帰宅。

帰宅しても基本的に「眠い」感じで
1時間ほど寝ましたが
その後は結構元気に。

夜はイタリアンへ行って
その後はバーで数杯飲んで帰りました。
もちろん、ダ～リンと。