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ババァの小言に耳を貸せ!

ババァである私が日々感じたことや体験したことを綴ります。

海街diary

2015年07月02日 | 映画

海街diaryを観て来た。
全てが美しい映画だった。
四姉妹の演技がとっても自然で
本当にあの家で暮らしている姉妹を
覗き見しているような感覚になった。
是枝監督はこの覗き見気分にさせる映像を
作るのが上手い(笑)

原作は吉田秋生の漫画で現在進行形で今も続いている。

映画は第1巻の話を中心に
過不足なく上手くまとめられたストーリーになっていた。
15年前に家族を捨てて出て行った父親が死んだと知らせを受け
葬儀に参列し
腹違いの妹すずに出会う。
すずは既に母を亡くしており
父親の再々婚相手の義母と暮らしていた。
父親の看病をすずに押し付けていたような義母との暮らしは
容易に想像がつく
駅まで見送りに来たすずに長女綾瀬はるかが
私たちと一緒に暮らさない?と声を掛け
古い鎌倉の家で
四姉妹で暮らすようになる。
姉たちは優しく何も言わないが
すずは父親を奪った女の娘と言う負い目があった。
綾瀬はるかは、父に続き出て行った母親への確執や
奇しくも、自分も不倫と言う選択をしてしまっている現実に悩やんでいた。
身近な人の死や小さなエピソードを挟みながら
姉妹は、それぞれの居場所や立ち位置を再確認する。
その四姉妹の表情が本当に綺麗で
背筋がピンって伸びていて
これでもか~~ってくらいまっすぐな映画だった。
梅酒を漬けるシーンがあるのだけど
梅の実に爪楊枝で姉妹それぞれの名前を書いていて
それがとっても可愛くて
来年は我が家も名前を入れるぞ!と思った。
ただ来年まで覚えていられるか・・・それが問題だ(笑)

心のほっこりするいい映画!
観たほうがいいよ!

それならいっそ僕ら

2015年06月12日 | 映画
トイレのピエタを観て来た。


手塚治虫氏が病気に倒れ
死の直前まで綴っていた日記に書かれていた作品構想を
松永大司監督がオリジナルストーリーを書下ろし,映画化した。

手塚治虫氏の日記にはこう綴られていた。

一九八九年一月一五日
今日はすばらしいアイディアを思いついた!トイレのピエタというのはどうだろう。

癌の宣告を受けた患者が、何一つやれないままに死んで行くのはばかげていると、
入院室のトイレに天井画を描き出すのだ。

周辺はびっくりしてカンバスを搬入しようと するのだが、
件の男は、どうしても神が自分をあそこに描けという啓示を、
便器の上に使命されたといってきかない。

彼はミケランジェロさながらに寝ころびながらフレスコ画を描き始める。
彼の作業はミケランジェロさながらにすごい迫力を産む。
傑作といえるほどの作品になる。
日本や他国のTVからも取材がくる。

彼はなぜこうまでしてピエタにこだわったのか?
これがこの作品のテーマになる。
浄化と昇天。
これがこの死にかけた人間の世界への挑戦だったのだ!

この日記を最後に
昏睡状態に陥ったそうだ。

ピエタとは聖母子像。
亡くなったキリストを抱いたマリアの像をそう呼ぶらしい。

死の宣告を受ける青年を
RADWIMPSの野田洋次郎君が演じている。
リアルなドキュメンタリーを見ているような
そんな演技だった。

突然に宣告された死を前に
人はどうするのか?
野田君は
突然に降って来た
受け入れるしかない現実に
取り乱して
泣きわめくことも出来ず
誰かにすがり付いて
抱きしめられる事も望まず
どこかに感情を閉じ込める。
死を前にして
初めて感じる生
ポーカーフェイスの裏にある
パンパンではち切れそうな不安感が
ちゃんと伝わってきた。

母子家庭で育った高校生の少女
杉咲 花は
忙しく働く母親から
全ての家事と
ボケ老人の世話を押しつけられ
どうにもならない現実を
助けてくれない大人たちを
にらみ続けている。
彼女はハリネズミみたいに
どこもかもとトゲトゲしていて
暴力的な言葉を使う事で
自分を守っていた。
絶望的な生を持て余して
死の臭いを探している少女だった。


そんな二人が出会い
お互いの生と死を
ぶつけ合う。
ラブストーリー感はまったくないけど
ラブストーリーなのかな?

こぼれ落ちるセリフや映像が
印象的で
センスのある映画だったと思う。

しかし、監督
リリー・フランキーさん好き過ぎでしょう。
カットできなかったのか
主人公並みに出演している。

いい味出してるもんね(笑)

そして野田君顏がデカイ!
杉咲花ちゃんが小さいのか?

ブログのタイトル
「それならいっそ僕ら」は
エンドロールで流れる歌の
最後のフレーズで
それならいっそ僕ら~
それならいっそ僕ら~
・・・・・・・・
何度も繰り返される。

この結論のないフレーズが
この映画そのもので
このフレーズの次の言葉は
それぞれの心の中に
それぞれに存在している。

ゲキXシネ「蒼の乱」

2015年05月26日 | 映画
最近頭の中・・・じゃない
髪の毛が白髪でキラキラだ。
まぁどこもキラキラしてないよりはいいか・・と言い聞かす(笑)
娘1号が居なくなって1週間が過ぎた。
食事は家でほとんどしない子で
夜遅く帰ってきて短い時間しか顔を合わさなかったので
それほどいなくなった感じはしないのだが
洗濯物の量がすご~~~く減って
あ奴はこんなに洗濯物を生産していたんだと分かった(笑)
我が家の洗濯機は9キロなのだが
毎日必ず2回まわしていた。
それが1回で余裕になった。
娘1号の転勤でバタバタして観損ねていた
ゲキXシネ
「蒼の乱」を見て来た。

今回から値下げで普通の映画と同じ1800円で観れるし
レディースディ割引も使えるようになっていた。
知らなかったから普通の日に行っちゃった(^_^;)
でも普通の日でも結構混んでいて人気なんだなぁ~と思った。
一番最初にゲキXシネを見た時は
ガラガラだったけど
回を追うごとに人が増えている。
蒼の乱は
天海祐希、松山ケンイチ、早乙女太一、平幹二朗らをキャストに迎え、
平将門の乱を新解釈で描いた作品だ。
歴史がまったくわからないおバカなので
時代背景や思惑やいきさつが何もわからないのだけど
問題なく楽しめた。
天海祐希の凛とした感じはとっても良かった。
自国を滅ぼしたという罪を背負った
渡来衆の女って役もとっても合っていた。
だけど松ケンとのラブラブな感じはちょっと違和感があった。
松ケンはもう少しワイルドで大人っぽい方が良かった。
愚直さより幼さを強く感じてしまった。
でも笑顔が可愛いからいいんだけどね(笑)
早乙女太一くんの殺陣はキレッキレで
ため息が出るほど美しかった。
そして何と言っても一番の見どころは馬役の橋本じゅんさん!
違和感なく馬としてセリフを言って存在している素晴らしさ!
だけど1800円と安くなった分なのか
休憩がなくなり、いっきにラストまで突き進むので
何だかあわただしく、無理な時短をしたような感覚があり
ちょっと残念だった。
でもでも見て損無し!
迫力満点です。

イミテーション・ゲーム

2015年04月09日 | 映画

旦那さんがどーしても観たいと言った映画。
ベネディクト・カンバーバッチ(38歳)
何だかよくわからない存在感がある俳優さんだ(笑)
第2次世界大戦時、
イギリスはドイツ軍のUボートによる通商破壊作戦によって
深刻な危機に陥っていた。
アメリカから輸送される武器、食料などを乗せた輸送船は次々に沈められていく。
神出鬼没の潜水艦を、イギリスの護衛艦は見つけられなかった。
考えられる突破口は
Uボートは、エニグマと呼ばれる暗号で本国からの指示を得て動いていた。
その暗号を解読出来れば、Uボートを待ち伏せ出来る。
しかしエニグマは難攻不落の暗号だった。
天才数学者アラン・チューリングは頭はいいけど
人とのコミニュケーションを取るのは苦手
子供の頃から
ちょっと変わった子だった。
高機能自閉症と言う部類の人になるのかもしれない。
だけど心が無いわけではない
人を愛する気持ちも
人と違う事に戸惑う気持ちも
ちゃんと持っている。
心に傷を抱えた人だった。
映画は
エニグマ解読機の研究を中心に
子供の頃、唯一心を許した友達との思い出
戦後の人生
3つのプロットで組み立てられている。
事実に基づいているので
暗号解読成功!
バンザーーーイ!で終わっていない。
暗号解読が成功しても
ドイツにそれがバレテしまっては新しい暗号に変えられるだけだ。
ドイツに悟られないように
全ての攻撃を阻止するのではなく
生き残る物と
死に逝くものを振り分け
最終的に連合軍を勝利に導く計算を
数学者としてし続けた。
ドイツ軍は戦争終結まで
エニグマが解読されたとは思っていなかったそうだ。
戦後、暗号解読チームは
全てを破棄の命令を受け解散
アラン・チューリング達の偉業は
彼の死後20年間
無かった事になっていた。
しかし彼の作った暗号解読機は
電子計算機→コンピューターと姿を変えて
現在に至っているそうだ。
映画の中に出てきた暗号解読機は
丸いローターみたいのがいっぱい並んで
ガチャガチャと動く大きな機械で
一体どこから答えが出て来るのだろう?と思った(^_^;)
ローター一つ一つにアルファベットがあって
機械が止まった時に指示している文字を
更に暗号解読機みたいのに入力して
やっと答えが出る物だった。
アラン・チューリングは
終戦後、自殺している。
彼は同性愛者だった。
学生時代
結核で休暇中に
サヨナラも言わずに亡くなってしまった友クリストファーを
生涯思い続けていた。
クリストファーはいじめられっこだった彼に
「思いがけない人が思いがけない偉業を成すものだ」と慰め助けてくれた。
暗号解読機にも「クリストファー」と名付けていた。
イギリスは60年代まで同性愛を法律で禁止していた。
1952年に19歳の青年との関係がみつかり
アラン・チューリングは逮捕される。
収監か化学的去勢を条件とした保護観察かの選択を与えられ
科学的去勢・・ホルモン療法を受ける事を選ぶ。
その理由は
終戦後、破棄命令に違反し
秘かに自宅に運び込んだ暗号解読機「クリストファー」を守るためだった。
刑務所に入ったらクリストファーは処分されてしまうと思ったからだ。
しかし、
42歳の誕生日を前に
自殺する。
クリストファーがもう十分だよ。と答えを出したのだろうか?

そして月日は流れ2009年
同性愛として罪に問った事を謝罪するよう署名活動が行われ
数千の署名が集まった。
イギリス首相のゴードン・ブラウンは
2009年9月10日に政府として正式な謝罪を表明し、
当時のチューリングの扱いを「呆れたもの (appalling)」と表現し声明を発表した。

数千の人々がアラン・チューリングのための正義と彼がぞっとする扱われ方をしたという認識を求めて集まった。
チューリングは当時の法律に則って扱われ、時計の針は戻すことはできないが、
彼に対する処置はまったく不当であり、深い遺憾の意を表す機会を得たことを我々全てが満足に思っている…
イギリス政府とアランのおかげで自由に生活している全ての人々を代表し、
『すまない、あなたは賞賛に値する』と言えることを非常に誇りに思う。
                              wikipediaより

更に
2012年に英国貴族院に正式な恩赦の法案が提出され、
2013年12月24日にエリザベス2世女王の名をもって正式に恩赦となった。

もし彼が自殺をせず
研究を続けていたら
何を作り出していただろうか?
ちなみに
アップル社のかじりかけのリンゴマークは
記憶容量の単位である「バイト」を「かじる(bite)」と引っ掛けたものだが
アラン・チューリングへのオマージュかもしれない・・・と
言われているらしい。
アラン・チューリングが自殺したとき
部屋には青酸カリの匂いが立ち込め、
ベッドのそばの皿には、一口かじったリンゴが残っていたそうだ。


シェフ~三ツ星フードトラック始めました

2015年03月13日 | 映画
水曜日の昼下がり
何もすることが無いので映画を観てきた。


シェフ~三ツ星フードトラック始めました

美味しい映画だった(笑)
ロサンゼルスのレストランで総料理長を務めるカールは、
料理が大好き!
自分の料理でお客さんが幸せを感じてくれることが生きがい。
しかし、口うるさいオーナーは
カールの作りたい料理を作らしてくれない。
料理の評論家が来るからと
新作メニューで張り切っていたカールに
いつものメニューを出せと言う。
オーナーいわく
「ローリングストーンズのライブに行って
サティスファクションを歌わなかったらどう思う?
みんなこの店の定番メニューを食べに来るんだ」
オーナーの意見に従って
定番のメニューを出したら
「古臭い料理」と酷評されてしまう。
SNSやツイッターで
拡散されていく酷評
カールはツイッターで
新作メニューを食べさせてやるからもう一度店に来い!と
喧嘩を売ってしまう。
しかしオーナーは新作メニューを作らせてくれない。
オーナーと喧嘩して店を辞めることになる。
新作メニューが出てこないので
評論家は「カールが勝負から逃げた!」とツイ―ト
それを読んだカールは
評論家に
「お前に俺の何がわかる。
このメニューだって
コックが心を込めて作ってるんだ。
それをあーだこーだ分かったようなことを言って
お前は何様なんだ!」と怒鳴り散らす。
しかしカールは口が悪かった。
こんな綺麗な言葉じゃなく
ピーーッ!がいっぱい入る言葉だった(笑)
その動画が投稿されて
カールは一躍時の人になる。
こんなカールを雇ってくれる店は無い。
働くところが見つからず
カールは落ち込んだ。
カールには別れた妻との間に10才の男の子パーシーがいる。
パーシーは2週間に一度カールに会うのを楽しみにしている。
パーシーもカールの動画やツイ―トされているのを見て
心配していた。
そんな中、元妻(パーシーの母親)に
夏休みで、マイアミに里帰りするから気分転換に一緒に行かない?と誘われる。
そしてカールは、そのマイアミで食べたキューバサンドイッチの美味しさに驚き
フードトラックでサンドイッチの移動販売をすることを思いつく。
元妻にはカールと結婚する前に結婚していた元夫がいる。
その元夫はマイアミで事業家として成功していた。
その元夫の援助で
ボロボロのフードトラックを譲り受ける。
そのトラックを息子パーシーと共にきれいに掃除し
新しい機材を入れEL JEFEと名付けた。

そこにカールの元レストランの仲間が
「助手が必要だろ!」と駆けつける。
この男が本当にいい奴なのだ!
顏もきくらしく1日で車をピカピカに塗装してくれたりする。
まぁ・・映画の流れ状・・ボロボロ車じゃ絵にならないからだろうけどね(笑)
男3人、マイアミからロスまでの旅が始まる。
そう!この映画はロードムービーなのだ。
ゴキゲンなラテンのリズムが心地よい!
思春期に入る男の子には
こんな父親が必要なんだろうな~と
何度も思わされる
あったかいんだから~~♪な映画!

下ネタと口の悪さ以外は
毒は何もない
善良の塊な映画!
出て来る料理が何もかも美味しそうで
キューバサンドは
絶対に食べてみたい!と思った。

DVD見た感想

2015年03月01日 | 映画
ついでにDVDレビュー
レンタルは返すのが面倒なので
1週間OKにならないと借りない。
だから新作はほとんど見ない。
だったらHULUとかの会員になれば
借りたり返したりの手間もなく
思ったときに見れるからいいな~~とは思うんだけど
パソコンの前に釘ずけババァになりそうで
恐くて手が出せないでいる。
これ以上引き籠りが悪化したら大変だからね(笑)



セイジー陸の魚
伊勢谷友介の監督作品の第2作目

就職も決まり学生最後の記念にと
自転車で旅をしていた森山未来くん
その途中で事故にあい自転車を壊してしまう。
そのまま軽トラに拾われ
旧道沿いにあるドライブインHOUSE475に連れてこられる。
そこがセイジ(西島秀俊)の店だった。
寡黙ながらも真理を突いたことを言い
何に苦悩しているのか
何に達観しているのか
何もかもミステリアスなセイジ
その店のオーナーは
色っぽい未亡人(裕木奈江)←久々に見たけど昔のまんまだった。
店の常連客はみな個性的
森山君はそこに集う人たちに興味を持ち
店を手伝いながら居候をすることになる。
そして事件が起きる。
何故セイジがそんな行動に出たのか・・・
分かるような分からないような・・・
・・やっぱり分からない。
セイジは陸の魚だから、生きているだけで辛いんだろうなぁ~。
ってのも・・やっぱり分からない。
映画としては、いろいろなことが描ききれていない。
だけど一つ一つのシーンは
刹那さ120%で心をグリグリしてくる。
西島秀俊は汚らしくてもカッコイイ(笑)

100回泣くこと

バイク事故で記憶の一部を失した男は
友人の結婚式で出会った桐谷美鈴に恋をする。
しかし、彼女には深い秘密があった。

この映画・・100回どころか1回も泣けない(^_^;)
何だかな~~な映画。
俳優陣が悪いわけでもなく
関ジャニの大倉君も
桐谷美鈴ちゃんも
おままごとみたいな感じが
嫌味っぽくなくて
とっても可愛くて良かった。
ただ、記憶喪失男と余命いくばくもない女
この、ダブルでゴリゴリ押してくる感じがいけない。
ここまでやるなら最後はハッピーエンドにしちゃえばいいのに
そうでもなし・・
切なくて悲しい・・はずなのに共鳴も共感も出来ない
ちょっと残念な映画



白ゆき姫殺人事件

これは映画館で観ようと思っていたのだけど
気が付いたら上映が終わっていて
見れなかった作品!

面白かった!
何か事件があると
ググれば犯人や被害者の
顔写真から家族構成、経歴までも簡単に分かってしまう時代。
そんな時代を象徴した作品。

美人OLが殺害され
その同僚だった井上真央が
ネット上で犯人に仕立て上げられていく。
名前が城野美姫だったので白雪姫殺人事件として炎上する。
番組制作会社のディレクター綾野剛が
事件をテレビで取り上げたことで
・・ってネット書き込みの張本人なんだけどね。
事態はどんどん加速していく。
城野美姫の不運ぶりが
なかなか凄い(笑)
しかし所々に救いがあり
見ている方も時々リセットできるので
嫌な気分にならずに見ることが出来る。
真犯人は意外な人ではなかったのだけど
最後まで分からなかった
修業が足りないかも・・(笑)

陽だまりの彼女

嵐の松潤と上野樹里ちゃん主演の映画。
これも記憶喪失に難病の
お涙ちょうだいな映画なのかと思っていたら
ファンタジーな展開にビックリ
心の準備が出来ていなくて
どう受け取ったらいいのか困ってしまった。
前半をあまりにリアルに描いているので
結末が見えて来たときの
えっ?童話?が受け入れられなかった。
松潤や上野樹里ちゃんは本当に可愛くて
2人が恋人してるってだけで
ニヤケちゃうんだけどね。
前半からファンタジー全開だったら
良かったのに・・・。

テルマエロマエⅡ

前作とと何も変わらず・・(笑)
古代ローマから現日本にタイムスリップして来て
色んな技術をパクって行くお話。
阿部寛の彫刻裸像を堪能して
ガハハと笑えばいい映画。
前作のインパクトが強かったから
それほどの衝撃や感動は無いけど
思わず声に出して笑ってしまうほど楽しかった。

オール・ユー・ニード・イズ・キル

トムクルーズはやっぱりかっこいい!
日本人が原作者で話題になった映画だ。
謎の侵略者と戦いが続く近未来が舞台。
軍の広報担当官だった何の戦闘経験もないトムクルーズが
突然戦闘員として戦場に出される。
そしてあえなく戦死
・・・したはずだったのだが
戦場に出る前に時間が巻き戻されて生き返る。
そしてまた同じように戦場へ行き
殺されて生き返るを繰り返す。
そんな繰り返しの中で
同じ様にタイムループの経験を持つ
軍最強の女性兵士と出会う。
彼女は侵略生物の体液を浴びてタイムループするようになり
怪我をして輸血されてタイムループが出来なくなった。
トムクルーズも侵略生物の体液をあびていた。
戦場で死ぬ前に
タイムループして戻ったら私を探して・・と言われ
その通りに女性兵士を探す。
彼女には戦場でトムに会った記憶は無いがタイムループの経験者だ。
トムの言葉をすぐに信じ
侵略生物と戦うための訓練をするようになる。
トムは戦場に出る前をセーブポイントに
死ぬと生き返るを繰り返しながら
少しずつ強くなっていく。
前回は右に逃げて死んだから今回は左だ・・と
前回の失敗を避け、戦場での行動範囲も広がって行く。
同じことの繰り返しなのだが
見ていて飽きさせない工夫もあり上手く出来ている。
そして、トムは
敵を倒せる可能性をみつける。
よし、今度こそ倒す!って時に
トムは怪我をして輸血を受けてしまう。
女性兵士の経験からすると
もうタイムループは出来なくなる。
今回が最後の戦いになる。
さあ~~どうなる?
本当にゲーム感覚の映画!
トムが何回タイムループをした分からないけど
そんなタイムループの生活は疲れるだろうね。
でもゲームと同じで攻略していく楽しみがあるのかしら?
面白かった!

エージェントラアイアン

9.11の事件の後ライアンは軍隊に入隊するが
アフガニスタンで大けがを負い退役する。
その時CIAから
CIAの分析官として秘密裏に働かないかと誘われる。
資金の流れからテロや事件を
未然に防ぐ為に
ウォール街に潜入をすることになった。
ロシアの投資会社に不審な動きがある事をつかみ
ライアンはモスクワに向う。
そのことを察知したロシアの投資会社は
ライアンを殺害しようと刺客を送り込んでくる。
ホテルで死闘を繰り広げ相手を殺してしまう。
ライアンは人を殺したのが初めてだった。
CIAに助けを求め
何分後かに部屋を出て公園へ行けっと指示を貰う。
公園でCIAの偉い人に会い
再びホテルの部屋に戻ると
死闘で滅茶苦茶に壊した家具や洗面台などが
何事も無かったかのように修復され
もちろん死体も消えていた。
CIAの仕事っぷりが凄かった!
その後
ロシアの金融テロを防ぎ
目出度しめでたしで
ライアンは立派なCIAエージェントになりました!
って話なのだけど
CAIの秒単位の工作が面白い映画。
ライアンの分析能力も面白かった。
007とかミッション:インポッシブルとかと同じ感じ。
この映画もシリーズなのかしら?

まだあるんだけど
長くなったので
また今度!


映画レビュー

2015年02月21日 | 映画
世の中アカデミー賞で盛り上がっているので
アカデミー賞とは関係ないけど映画レビュー(笑)

最近は映画もひと月に1本くらいしか観ていない。
電車に乗らずに行ける所に映画館があったらいいんだけどね(^_^;)
電車乗るのが面倒で・・・(^_^;)(^_^;)
映画を観る時は
いつもキネパスで予約して行く。
するとチケットを購入するのも楽だし
今まで観た映画の履歴が残るので
記録にもなる。

だけど30分前にチケットを購入しないと
キャンセルになってしまう。
96時間リベンジは
間に合わなくてキャンセルになってしまい
通常で購入したので
決済のスタンプが付かなかった。
でもスマホのアプリっていろいろと便利だね。
履歴を見ると2年間で観た映画は50本くらい
キネパスを使わないで観た映画もあるから
もうちょっとあるかな?

味園ユニバース

渋谷すばる君は
刑務所を出所してすぐに
何故かボコられて
気が付いたら
血だらけで
記憶喪失になっていた。
公園で寝ていた彼は目が覚めると
町内の催しかなんかで
演奏していたライブ?ショー?に乱入
アカペラで「古い日記」を圧巻の迫力で歌いきり
ぶっ倒れた!
そしてそのまま
ショーの主催者だった
二階堂ふみちゃんの家に運ばれ
居候になった。
彼女は事故で死んだ父親の残した
音楽スタジオ兼カラオケボックスを
高校進学もぜず継いでいた。
母親もたぶん・・亡くなっている。
ひとりでボケたじいさんを世話して
音楽スタジオをキリモリし
おっさんバンド「赤犬」のイベンターをし
自らPAもする。
こうと決めたらまっしぐら
意志の塊のような
力強い女の子だ。
二階堂ふみはこうゆう役が似合う。
・・と言っても他に「ヒミズ」しか見てないんだけどね。
記憶のない渋谷すばるは
二階堂ふみが昔拾って育てていた犬の名前を貰い
ポチ男と名付けられ
音楽スタジオを手伝いながら
記憶探しをすることになった。
新曲作りに行き詰っていたバンド「赤犬」は
ポチ男の歌声に触発されてポチ男ボーカルの曲を作り
ポチ男加入の記念ライブをすることになる。
ライブに向けて準備が進んでいく中
ポチ男の記憶が少しずつ戻りはじめ
ポチ男の過去が少しずつ分かりだす。
ポチ男とは全然違う茂雄と言う男
この茂雄・・・最低のクズ野郎で
二階堂ふみいわく「しょーもな」な奴だった。
刑務所に入っていたのも
悪い仲間とつるんで傷害事件を起こし
ひとりで罪をかぶらされての服役
出所後ボコられたのは
その事件の張本人が茂雄に
たかられたり脅されたりすると困るので
仲間に襲わさせたのだった。
記憶が戻ったとたんに
クズ野郎に逆戻りする。
しかし、
二階堂ふみに拾われたのが運のつきで
彼女は見捨てない
ポチ男だろうが茂雄だろうが
すでに彼女の家族なのだ。
バットで殴って茂雄をポチ男に戻そうとするけど・・(笑)
色々ともやっとした部分はあるんだけど
大阪の街のギラギラした感じと
赤犬の変態っぽいナイスな感じと
二階堂ふみのゴット姉ちゃんな感じと
歌と音楽と
最後の渋茶君の歌と笑顔は良かった!

96時間レクイエム

最強父さんの3作目
娘と元奥さんを今でも愛してやまないリアーム・ニーソン
1作目2作目と悪い奴から守って来た。
しかし今回は守れずに
元奥さんが死んでしまう。
しかも自分がその犯人にされてしまった。
現場に駆けつけた警察官をたおし
その場から逃亡する。
もちろん妻を殺した犯人を自分の手で探すためだ。
ロサンゼルス市警察を敵に追われながら
元奥さんを殺した犯人の足取りを追う。
今回は元CIAの同僚だった仲間の手助けなんかもあるのだけど
基本、戦うのはリアームだけ
もうちょっと仲間の活躍も見たかった。
でもそれだと96時間シリーズ違反になっちゃうのかな?
最強父さん頑張る!が96時間だもんね。
今回も町を破壊しまくり
事件に関係のない人何人殺したの~~!と
思わず叫びたくなる(^_^;)
しかも前半は警察との追いかけっこで
リアームは無実なわけで
逃げずにちゃんと説明すれば
犯人にされることも無かったんじゃないか?って思ってしまった。
悪者VSリアームなら
過剰な破壊もある意味爽快なんだけどね。
96時間シリーズは
深く考えずに
おースゲー!って破壊・・アクションを
楽しめばいい映画だとは思うんだけどね。
何かもやっとした。
一番のもやっとは
犯人の設定なんだよね(^_^;)

ホビット 決戦のゆくえ

ホビットゆきて帰りし物語の3部作
ラストの、お話し!
最初から見てるんだけど、
期間があき過ぎて
旅に出た理由を、すっかり忘れてしまい、
この人達は何の為に戦ってるのか?
何がゴールなのか?
それが分からずに、
話に入り込めないまま
おいてきぼりになってしまった。
復習して行かないとダメだったね(笑)
前作のダイジェストが、最初にあれば
あーそうそうと、思い出しもしたんだろうけど、
何もなく続きからはじまる
製作費800億の
こだわりの世界観は最高だし、
1部2部の復習さえ完璧なら
楽しめる映画!
ロード・オブ・ザ・リングの、
指輪を持って帰ってくる、
長い長いプロローグでもある。
迫力には欠けちゃうけど
DVDとかで全部をゆっくり見たい映画。
これ書きながらでも
半分忘れていて
ぼんやり・・とぎれとぎれにしか思い出せていない(^_^;)

光の音色~THE BACK HORN film~

2014年11月14日 | 映画

バックホーンの映画
光の音色を観てきた。
娘2号が行きたいと言っていたので
予定を合わせたら
上映期間のギリギリになってしまった(^_^;)
熊切監督の映画は・・観たことが無い。
どんな映像を作る人なのか
バックホーンからどんな事をインスパイアされたのか
楽しみだった。
物語り部分と
演奏部分は全くかかわりが無く
別々に存在している。
だけど並行して存在するパラレルワールドのように
いくつかの分岐の先で繋がっている感じもする。
戦争に巻き込まれて妻を亡くした老人
亡骸を埋めようと穴を掘るが
埋めることが出来ない。
妻の亡骸を連れて
幼い頃
妻と遊んだ思い出の海岸を目指して
老人は旅に出る。
言葉で描くと綺麗だけど
映像はリアルで汚くて怖い。
全てを失った虚無感だけの老人に旅をさせるのは
愛なのか狂気なのか
景色はどこまで行っても荒涼としていて
一輪の花さえない。
山さんは目ん玉をひん剥いて歌い続ける。
でも最初の月光が始まった時
髪のセットもバッチリで
すごい小奇麗で
カットが掛かるとメイクさんがすっ飛んできて
お直しをしてくれているんだわ・・と思った(笑)
パリッとしたリネンのシャツもいい感じだった!
舟さんも栄純も松田さんもカッコ良かった!
スクリーンいっぱいの大きさで観ることなんてないもんね。
でも途中カメラ目線の松田さんの顔が怖かった(^_^;)
最後のシンフォニアでは歌ってて・・安心したけど(笑)
世界観はとってもバックホーンだったと思う。
あのリヤカーなんて栄純に引かせたら
怖いくらいに似合うと思うし(笑)
でも荒涼とし過ぎちゃってたんで
どっかに1回だけでいいから
泣きたくなるくらいの綺麗な景色
満天の星空とか入れて欲しかったな~。
地球は丸いんだって感じるくらいのプラネタリュームみたいな星空がいいな。
あとライブと物語に何かひとつでいいから
接点みたいなのも欲しかった。
まるっきり別物として存在しながら
世界観の共有を目指しているのかもしれないけど
目で見てパッと分かる接点があったほうが
世界に入りやすいと思う。
ちょっとベタなんだけど
山さんが付けている指輪が
お婆さんがおじいさんにもらって抜けなくなった指輪と同じデザインとか・・
山さんの指輪が映るたびに
物語とリンクする感じが強まる気がするんだ。
あと仁丹の看板は日本から持って行ったのかしら?
何故に仁丹???って思ったよね?(笑)

映画レビュー

2014年11月06日 | 映画
最近見た映画

小野寺の弟、小野寺の姉
予告編を見た時
これは面白いぞ!と思った。
水曜日のレディースディ
映画館はオバサンで埋まっていた。
やっぱりオバサンは片桐はいりにそそられるようだ(笑)
向井理にそそられてるのかな?
親を早くに亡くし
親に代わって弟を育ててきた姉と弟の話。
姉40才
弟34才・・だったっけな?
姉は商店街の眼鏡屋さんで働き
弟はバスクリン・・みたいな会社の調香師として働いている。
親は家と保険金を残してなくなったんだろう。
昭和レトロな家は時が止まっているが
生活が苦しいとか苦労した感じはしない。
ただ2人の時間が長かったためか
2人の世界が確立されていて
独特の「小野寺家」を築いてしまっているため少々奇妙だ(笑)
その奇妙さが片桐はいりの世界で面白い!
向井理はいくら冴えない男を演じてもカッコイイからね(^_^;)
ストーリーや展開は全部ありがちで
落ちも・・・やっぱしね。で
片桐はいりに救いが無いのが残念。
彼女の魅力を理解する人が中学の先生と弟だけで
観ていて悲しくなってきた。
もう一人彼女の魅力に気づいている男の人が登場していれば
この映画・・・凄~~~~~く好きな映画になるのにな~。
直接ストーリーに関係しない役で
毎朝、片桐はいりにすれ違う事を
楽しみにしている温水さんとか
国籍不明の変な外人とかそんな人でいいから
片桐はいりに想いを寄せる人を
登場させてほしかった。
片桐はいりは気づいてなくても
誰かが観てるよ!って
視聴者が言ってあげたくなる感じが欲しかった!
デートの時に来ていた片桐はいりの水色のコートが
凄く可愛かった!
あのコート欲しい!


面白かった!
デンゼル・ワシントンが必殺仕事人になって
悪をせいばいする話!
元CIAなのだが
理由あって身分を隠し
ホームセンターで働きながら静かに・・静かに・・
聖職者のように暮らしていた。
きっと過去が関係してるんだろうけど
夜眠れない彼は、深夜営業のカフェで
本を読みながら持参の紅茶を飲むことが日課だった。
そこには10代のまだあどけない顔をした娼婦のテリーも来ていた。
少女はデンゼル・ワシントンの読んでいる「老人と海」の話を聞くのが好きで
「魚はつかまえた?」と聞いてくる。
いつもたわいのない話をするのだが
娼婦の元締めのロシアマフィアから酷い仕打ちを受けていた事は見て分かった。
ある日少女は店に来なくなり
マフィアに半殺しの目にあい入院している事を知る。
デンゼル・ワシントンはボスの所に
少女を自由にしてやってくれとお金を持って頼みに行く。
しかしそんなはした金ではダメだと断られ
ボスの部屋にいた6~7人を19秒で倒してしまう
彼は凄腕だった。
自分は武器を持たず相手の武器やその部屋にある物を武器にして
すごい速さで確実に仕留めていく。
その手際の良さと冷酷さ・・・がたまらん。
その事件の犯人探しに
ロシアマフィアのエリートがやってくる。
そして彼とデンゼル・ワシントンの勝負が始まる。
とにかくデンゼル・ワシントン仕事が完璧で
凄い!としか言いようがない。
沈黙シリーズのステーブンセガールのように強い!
いつも瞬殺なのでどんなに戦ってもボロボロになって行かないのだ。
ひとりで戦うんだけど
ダイハードのブルース・ウィリスとは全然違うタイプ(笑)
クライマックスになるとさすがにちっとボロっとはしてくるんだけどね。
とにかくスカッとする映画!
ホームセンターの色んな工具を武器にしちゃうところも面白かった!

しかしCIAとかKGBとかMI6とか映画によく出て来るけど
みんな凄腕ばっかりでどんな組織なんだろう?って思うよね。
どこが一番なんだろう?

ジャージー・ボーイズ

2014年10月02日 | 映画
最近は映画観るくらいしか楽しみが無くて・・・(笑)

ジャージー・ボーイズ

1960年代のロックンロール・グループ
フォー・シーズンズの
成功と挫折を描いている。
映画のタイトル、ジャージー・ボーイズは
出身地の
ニュージャージーのジャージー。
ジャージを着てたからジャージーではない模様(笑)
2005年、ミュージカル「マンマ・ミーア!」を作ったスタッフが
フォー・シーズンズの曲を使い
ジュークボックス・ミュージカルを製作。
フォー・シーズンズの元メンバー、ボブ・ゴーディオが関わっていて
メンバーでしか知らなかった事など
事実に基づいたリアルなフォー・シーズンが描かれてtる。
それをクリント・イーストウッド監督が映画化した。
床屋の見習いとして働く貧しい少年フランキー・ヴァリは
独特のハイトーンボイスで
街のチンピラたちとバンドを組んで
小さなバーで歌っていた。
16才と言う年齢設定なのだが
どこが16才?おっさんだろう・・・と思った(笑)
同じ俳優が16才から70才くらいまで演じているので
30代を演じている所以外は無理があった。
最初はハイトーンボイスも何だか耳にしっくりこなかった。
しかし・・ずっと聴き続けていると
洗脳されてくる。
歌詞の和訳字幕があるので
こんなことを歌っていたんだ・・と感情移入が出来たからかも。
一つのヒット曲でひと晩でスターになるが
簡単にスターになったわけじゃなく
長い下積みを経て掴んだスターだ。
しかし
スターになったからと言って問題が無くなる分けじゃない。
スターになればなった苦悩が増える。
メンバーのトミーが作った多額の借金でフォー・シーズンズは解散する。
その借金はフランキー・ヴァリが
肩代わりをする。
家族もプライドも捨てて
どんな小さな仕事も引き受け
信じられないくらいのステージをこなし返済する。
トミーはジャージーの街でフランキーを見出し
歌手としての道を作った恩人だからだ。
しかし、家族をかえりみず仕事をしている間に
歌手を目指していた娘がヤク中で死んでしまう。
その悲しみから救ったのは
ボブ・ゴーディオが作った曲だった。

私の年齢よりも10個くらい多くないと
リアルにフォー・シーズンズの曲を聴いてはいないだろう。
でもどの曲がかかっても聴いたことがある曲
ジルバやツイストが踊りたくなるドゥーワップだった!
どんな年代の人が見ても楽しめると思う。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

2014年10月01日 | 映画

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

面白かった!
マーベルのSFアクション映画なんだけど
ディズニー映画をみたような
ほっこりした気分になれる映画だった。
主人公のピーター・クイルは
幼くして母親を病で亡くす。
その臨終の時
嘆き悲しんでいると
空からUFOが現れてさらわれてしまう。
・・・何て荒削りなストーリーなんでしょう(笑)
ピーターをさらったのは
宇宙海賊のヨンドゥだった。
それから20年
成長したクイルはヨンドゥの下でトレジャーハンターになっていた。
宇宙版インディージョーンズって感じかな?
さらわれた時に持っていた母の形見
ウォークマンと最強な曲の入ったカセットテープを
心のよりどころにして育った感じ。
ある惑星で謎の球体「オーブ」を見つけ、盗み出すことに成功する。
クイルはオーブをボスのヨンドゥに渡さず
勝手に売り飛ばして一儲けしようとする。
しかし、そのオーブは特別な価値のある物らしく
宇宙を征服しようと企んでいる強大な“闇の存在”が狙っていた。
彼によって送り込まれた暗殺者ガモーラ(緑色の女の子)が襲って来る。
お宝を横流ししようとした事に
怒ったヨンドゥもクイルに懸賞金を掛けて捕まえようとしていた。
懸賞金目当てに賞金稼ぎの
アライグマの姿に遺伝子操作されたロケットと
その相棒の植物人間・・人間じゃないな・・植物宇宙人?のグル―トも
クイルを捕まえようと襲ってくる。
4人は派手な戦いを繰り広げ宇宙警察に捕まり
銀河一危険な刑務所に投獄されることになる。
その刑務所にいた凶暴な囚人ドラックスは
妻子を殺した犯人の仲間であるガモーラの命を狙った。
ガモーラを殺さずに一緒に居れば、
妻子を殺した本当の敵“闇の存在”を見つけることが出来ると
クイルはガモーラを殺さないように、ドラックスを説得する。
実はガモーラは“闇の存在”を裏切り、その支配から逃れようとしていた。
オーブを売って金を手に入れたいピーターとロケットとグルート。
復習に萌えるドラックス。
それぞれ目的の異なる5人だったが、
力を合わせて刑務所を脱獄し
希少なもののコレクターに会うため、宇宙の果ての惑星へ向かう。
そこでコレクターから
“オーブを手にした者は、無限の力を得る”と、驚くべき秘密を聞く。
余りにも危険なオーブが悪の手に渡ったら大変なことになる。
オーブは宇宙の秩序を司るザンダー星が管理するのが良いと判断するが
5人の動きを察知した“闇の存在”が大軍を送り込んできた。
奮闘虚しく敗れ、“闇の存在”の手に落ちるオーブ。
その力で宇宙の秩序を司るザンダー星を滅ぼし、
銀河を混乱と滅亡に陥れようとしていた。
サンダー星を
銀河を守るために
5人が立ち上がる。
お互いの中に芽生え始めた仲間意識
一人ぼっちじゃない
誰かのために湧いてくる力が
彼らを動かす。

・・・・・・というお話。

乱暴者で
口が悪くて
めちゃくちゃなんだけど
何か憎めないいい奴でね。
特に植物宇宙人のクルートはいい働きをするんだ!
最期の最後までほっこり気分にしてくれた。

あと
クイルのお母さんの形見
ウォークマンに入った
最強MIX Vol.1のカセットテープ
1970年代の流行曲が
良い味付けをしてくれていた。
「Hooked on a Feeling」 ブルー・スウェード
「Go All the Way」 ラズベリーズ
「Spirit in the Sky」 ノーマン・グリーンバウム
「Moonage Daydream」 デヴィッド・ボウイ
「Fooled Around and Fell in Love」 エルヴィン・ビショップ
「I'm Not in Love」 10cc
「I Want You Back」 ジャクソン5
「Come and Get Your Love」 レッドボーン
「Cherry Bomb」 ザ・ランナウェイズ
「Escape (The Piña Colada Song)」 ルパート・ホルムズ
「O-o-h Child」 ファイヴ・ステアステップス
「Ain't No Mountain High Enough」 マーヴィン・ゲイ & タミー・テレル

20世紀少年でもカンナが古い曲を
カセットテープ で聴いていたね。
曲って
聴いた人の思い出も一瞬にして
連れてくる
哀愁の最強アイテムだと思うわ。

映画はパート2の予感もたっぷりに終わっている。
最強MIX Vol.2のカセットも発見されたしね(笑)

るろうに剣心 伝説の最期編

2014年09月14日 | 映画
るろうに剣心 伝説の最期編

観てきたよ~~~!
エレベーターも
るろうに仕様になっていた(笑)

前作に比べて
いろいろと詰め込み過ぎた為か
はしょられた感があり
ちょっと残念だった。
はしょらずにやるなら
もう1部増やして3部作にするか
4時間映画にするか
どっちかにするしかないだろうから
はしょるのはしょうがない。
でも、はしょるシーンの選択が
ちょっと違う気がした。
・・って言うか十本刀・・はしょっちゃダメでしょ!
・・と言っても
最初から最後まで
これでもかと続くアクションシーンは
迫力があり
見ごたえもある。
役者さんたちも豪華な顔ぶれだし
それぞれに素晴らしい演技をしている。
みんなイケメンだし
戦ってる姿の美しいのなんの(笑)
志々雄真実の藤原君は
イケメンを封印しての演技だけどね。
圧倒的な強さが存在感が半端ない。

最期編のテーマは
「生きろ」
剣心の師匠である福山が
高荷恵の蒼井優が
神谷薫の武井咲が
剣心に「生きろ」と言う。
死に躊躇いのない者はもろい。
生きたいと強く思う心
それが剣心に必要だった。
剣心は、志々雄真実を倒すため
奥義・天翔龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)を師匠から継承し
戦いに挑む。
どうなる剣心?
全ては未来のために・・・・!

伊藤さん!
最後の一言で
全てをチャラにしようとしてたけど
私はチャラにしないよ!(笑)

フライト・ゲーム

2014年09月07日 | 映画

フライトゲームを見てきた。
犯人正解率3.7%・・と言うふれこみなので
犯人そうじゃない人が犯人なんだろう。
一番最初に殺された人
一番の協力者だった人
パイロット
などなど犯人じゃない人っぽい人を探しながら観た。
『犯人正解率3.7%』
この前フリ自体が
制作者のトラップだったようだ。
映画を観る前から術中にはまった感じ(笑)
もちろん私は3.7%ではなく96.3%だった。

ニューヨークからロンドンに向かう旅客機に
乗客に紛れて機内の細部に目を光らせる
航空保安官のビル(リーアム)
彼は少し疲れた様子だ。
真夜中、トイレの煙り探知機をテープで塞ぎタバコを吸い、
席に戻ったビルの携帯に、
送信者不明のメールが届く。
それは連邦保安局専用の回線なので
「この回線への侵入は連邦犯罪だ」と返すと、
「機内トイレでの喫煙も犯罪だ」と返信が来た。
送信者はこの機内にいるようだ。
続けて
「1億5000万ドルを指定口座に入金しなければ20分おきに機内の人間を1人ずつ殺害する」
とメールが届く。
特別な回線を使っている事から
もう一人の航空保安官のハモンドを疑い、
携帯の履歴を確認するが、不信な履歴は無かった。、
状況を説明しても
ハモンドは「そんなメールはいたずらだから気にする必要はない」と言う。
しかし気になるビルは機長に報告し、
連邦保安局に乗客名簿の調査を依頼する。
しかし調査は30分かかると言う。
それでは間に合わない。
一刻も早く犯人を見つけ出すために
ビルは隣の席の夫人に協力を依頼し
自分がメールを送った時
携帯をいじっている人を見つけるのを
手伝ってもらう。
携帯を頻繁にいじっていたのはハモンドだった。
ハモンドは立ち上がるとトイレに向った。
ビルはトイレに追いかけて行き
携帯を奪い取ろうとすると
ハモンドが反撃してきた。
狭いトイレの中で殴り合いが始まり
拳銃を抜いたハモンドをやむなく絞め殺してしまった。
ハモンドからは何も聞き出せなかった。
直後
「やっちまったな」とメールが届く。
第1の殺人はビルの手によって行われてしまった。
「時計をリセットしろ、また20分後だ」
ビルは次の犯行を防ぐために
乗客全員を拘束して調べるが、何も出てこない。
保安局に1億5000万ドルの送金をお願いするが
乗客名簿を調べた保安局は、
「乗客全員問題ない、お前以外はな。お前を任務から解く」と解雇を言い渡す。
調査で、犯人の指定口座がビルの名義だと判明し
元警官だったビルには暗い過去もあり
現在アル中である事まで調べあげられ
ビルが犯人と疑いを掛けられてしまった。
「いくら犯人でも、自分名義の口座に送金させるバカがいるか?
これは犯人の罠だ!」と抗議しても
取り合ってくれない。
そうしている間に第2の殺人が起きる。
ビルが犯人なのか?
それとも他にいるのか?
怪しい素振りの乗客があっちにもこっちにも・・・
そして、犯人の目的が明かされる時
新たなるリミットが迫りくる。
さぁ~どうなる???
・・・と言う映画!

良く出来た映画だと思う。
スリルたっぷしだし
俳優陣も豪華だし
後味も決して悪くない。
でも犯人の動機が、何となくしかわからなくて
何に恨みを抱いているのか
何が目的なのか・・・説得力に欠けている。
ついでに、犯人のトリックも曖昧で
どうやって殺したのかモヤッとしたままなのだ。
仕掛けは種明かしされているんだけど
それをどう使ったのかが無く
おバカな私にでも分かるように説明して欲しかった。

とっても面白い映画だけにちょっと残念!

疑心暗鬼のドキドキ感とアクションはバッチグー!

映画レビュー

2014年09月03日 | 映画
この夏観た映画


GODZILLA ゴジラ
まぎれもない怪獣映画だった。
ちゃんと日本のゴジラをリスペクトして作ったんだな!って
伝わって来た。
お金をかけて作ったから迫力は満点。
最初、ゴジラ以外の怪獣が出て来ると知らなくて
手足の長い変なのが出てきた時
こんなのがゴジラなのか?とビックリした。
すぐに
悪い怪獣役のムートーだとわかったんだけどね(^_^;)
ちょっと物足りなかった所は
チャララ チャララ チャララララララララ・・♪
これじゃわかりずらいね。
来るぞ!来るぞ!ゴジラとメカゴジラ~!
と歌った懐かしのテーマ曲が無かった事。
日本人なら・・ゴジラが出て来るとき
あの曲が無いとダメだよね(笑)


るろうに剣心 京都大火編

佐藤健くんの超はまり役映画!
志々雄真実がどんな感じに仕上がっているのか・・
楽しみにしていたのだが
さすが藤原くん
ちゃんと志々雄真実だった!
いい感じに汚らしく
いい感じに嫌な奴で(笑)
そしてもう一人
宗次郎役の神木龍之介くん
彼も役にピッタリだった!
神木くんは前作の撮影中から
もし「るろうに剣心」の続編があるなら
宗次郎役は自分だ!と心に決め
役作りをしていたそうだ。
そんだけ思い入れている役なので
宗次郎そのものになっている。
前作同様に・・スピード感のある殺陣
ひとつひとつのポーズが芸術的に綺麗だった。

我が家は家族全員
映画を観ている。
そこで全員が原作を読みたいと思った。
・・結果、共同出資で
マンガを購入中
ブックオフで探しているので
なかなか揃わない。
やっぱり映画観て原作読みたいと思った人が
いっぱい居るのかな?(笑)

早く続きが読みたい!


マレフィセント


映像が綺麗!
アンジーも綺麗!

それでいい映画なのかな(笑)
ディズニー映画なんだもの!

アンジーに使えるカラスの子が
私の一番のお気に入り!
見ていて嬉しくなるキャラクターを演じている。

善と悪の隠された真実
見る角度を変えると
善が悪であり
悪が善になる事もある。
きっと世の中には
そういった矛盾がいっぱいあって
何が真実なのか!
見極める目と心を持て!と言うお話。

原作も
この映画も
真実の愛が最強アイテムなのは変わりない。
誰のキスで目覚めるのか・・・それはお楽しみに!

イン・トゥ・ザ・ストーム


竜巻!竜巻!竜巻!
竜巻がいっぱいのお話。

内容はそんなに無い。
一応家族愛をテーマにストーリーが進んでいくけど
そんなに重要ではない。

とにかく竜巻!なのだ!
迫力のある竜巻のシーンが
これでもかと続く!
思わず体に力が入っちゃうくらい
臨場感のあるシーン満載で
面白かった!
なるべく大きいスクリーンで
高音質なサウンドの映画館で見なきゃ損の映画!

おバカな2人組が
最後までおバカに映画を盛り上げてくれる。
バカは最強だな!と
観た人の90%がつぶやくだろう(笑)

面白かった!

万能鑑定士Q

2014年06月05日 | 映画

万能鑑定士Q
テレビCMや番線などを見て
面白そうだったので観てきた。
綾瀬はるか演じる万能鑑定士の凄さ紹介の
オープニングエピソードはなかなか面白かった。
そのオープニングエピで手腕を認められ
日本で開催される事になった「モナ・リザ展」の
学芸員選考テストに参加する事になり
ルーブル美術館でモナリザの鑑定テストをするのだが
そこまでが全てだった(笑)
見事本物を見ぬき学芸員に選ばれ
モナリザ見極めの純度を上げるための訓練が始まるあたりから
「あれ?」とクエッションマークが点滅し始めて
その後の展開が
どんどんチープになっていく。
ルーブルで撮影したあの重々しい感じが
最後まで続いて欲しかった。
でも
綾瀬はるかちゃんはとっても可愛くて
松坂桃李くんとのコンビもいい感じだったので
万能鑑定士シリーズとして
「金田一少年の事件簿」みたいなチープな感じで
テレビドラマ化して欲しいな~と思った。
チープな方が綾瀬はるかの魅力が引き立つと思うんだ(笑)
映画として観たなら辛口採点で★★2つ
2時間ドラマとして観たなら★★★★4つ