とても量感のある梅です。
京都の梅でぜひ見たかったのが、こちら北野天満宮。本当は道真公の命日2月25日に来たかったのですが果たせず。でも、3月の方が間違いなく花は楽しめますね。どこを見ても満開でした。
牛の頭上にも梅。
梅に劣らず人もぎっしり。
境内のいたるところに梅の木があるのですが、昨日ご紹介した糺の森の狸に夢中になりすぎて出遅れ
着いた時には人でいっぱい。修学旅行生らしき団体もいて、人を写さず景色だけというのがとても難しい。。。お参りも並びました。
うーん、これは許容範囲でしょうか。
というわけであまり写真ではご紹介できないのですが、とにかく境内がぱっと明るくなっていて、なんというか可愛らしかったです。
そして、天満宮といえば「飛梅伝説」です。
「飛梅」は九州・太宰府天満宮のご神木で、樹齢1000年を超えるという白梅の名前ですが、太宰府に左遷された道真公を慕って、飛んで会いにきたという伝説があります。今回改めて調べてみて知ったのですが、梅と一緒に松も飛んで行ったんですね。しかも、松は途中で力尽きて別のとこに根付いてしまったという・・・。知りませんでした。
その飛梅伝説と同じ種類といわれる梅の木がこちらです。1枚目も同じもの。3枚目の社殿の写真の左側にも写っています。こちらは白梅ではなくてピンクなんですね。花弁が八重なのでとても華やか。道真公を追いかけて命がけで飛ぶなんて艶っぽい話も、さもありなんと思わせる風情です。
白無垢の花嫁さんが旦那様となる人と一緒に梅の木の前で写真を撮っていました。毎年、毎年、二人の足がおぼつかなくなるくらいまで、この梅に会いに来る姿を想像しました。そういうの、良いですね
美しい未来の思い出まで手に入れたお二人が、ちょっとだけうらやましかったです。