ミニサイズが可愛らしいです。
京都御所の帰り道に出合った松ぼっくり。
地面に落ちているのは良く見かけますが、こんな小さい、しかも枝に付いているのを真下から見上げるのは珍しかったので思わずパチリ。
帰ってから、そもそも松ぼっくりとは何ぞや、と調べてみました。
松ぼっくりとは松の球果で、この鱗片の一つ一つの奥に種子が入っているんだそうです。へー
笠が開いて種子がすべて飛んで行き、その役目を終えた松ぼっくりは、風に吹かれるなど何かの拍子にぽとりと落下するんだとか。
年中落ちるものですが、俳句の世界では晩秋の季語です。
理由は調べ切れませんでしたが、乾いた実の、はずみで落ちるその風情が憂いを帯びた晩秋に似つかわしいのでしょうか。
千里の道も一歩から。
あの小さな松かさから飛び出した種が何をどう経てこのような大木になるのでしょう。
松にもまた歴史あり、です