秋ですね。
kazuさんのブログにアップされた萩の花がとても綺麗だったので、遅ればせながら東光院に行ってきました
萩まつりも終わり、盛りは過ぎていましたが、散り際もまた風情ありです♪
風が吹くたびにはらはらとこぼれ落ちます。
寄ってみると、咲いている花はたくさんありますね。
蕾も。
萩むらに仏のごとく句碑坐る 紫峡
「萩」が初秋の季語だからか、あちこちに句碑が建っています。正岡子規の句碑もありました。萩まつりには子規忌ヘチマ供養が催され、子規句碑前に俳句をお供えするそうです。
現在の位置に移転されたのは阪急宝塚線敷設の時ですが、このお寺自体は1000年以上の由緒ある古刹で、かの淀君も足繁く訪れたところ。萩は切り花に向かないので持ち帰ることができず、代わりに筆管として手元に置き写経に使ったんだとか。それにあやかって、境内には「萩の筆」と呼ばれる毛筆が民芸品として置かれています。
丸みを帯びた葉っぱの形が好みですが、バランスを取るように花弁が長っぽそいのが自然の妙ですね。
ちなみに、お寺を出てすぐの一般道にある延命橋にも萩が植えられています。
なかよし^^
微笑ましい風景を見た帰り道、一匹の猫に出会いました。妙に人慣れしていて存分に触らせてくれる が、近寄りすぎて写真が撮れません
くつろぎすぎやろ~。
やっと撮れた!
毛並みがいいからきっと飼い猫ですね。 ちゃんと左右を確認してから道路を渡ってくるあたり、とても賢いコでした。
古刹でありながら、地域に溶け込んでいる東光院。来年は満開の頃に訪れたいです