防災士日誌

自然災害における防災活動、救助訓練などの参加レポート

災害に強いまちづくり講座 in 京都市市民防災センター

2010-07-03 19:54:26 | 研修・訓練

こんばんは


ここ数日、蒸し暑い日が続き、体調管理が難しい時期ですね。

今日は防災士会の支部研修で「介護支援実習 福祉用具・住宅改修の知識」
がありましたが、今回の防災士研修が決まる前に京都市市民防災センター主
催の災害に強いまちづくり講座の参加を決めていたので、同じ日だったのが
残念です。。。

今年度のテーマはー風水害から身を守るーで、先週の6月26日(土)が第
1回講座「台風による強風被害」で、今回は第2回講座「局地的大雨から身
を守るために」でしたが、先週は家族旅行に行っていたために、今日開催の
講座のみでした。

講師は京都地方気象台 水害対策気象官 森本睦郎 氏で、積乱雲が大雨を
もたらすメカニズムといった基礎からの説明で、すごく分かりやすい講演会
でした。

ちなみにゲリラ豪雨という用語は気象庁では使わず、気象庁では局地的大雨
だそうです。


気象庁ホームページ

 局地的大雨から身を守るために ―防災気象情報の活用の手引き―

http://www.jma.go.jp/jma/kishou/info/ooametebiki_main.pdf

※今回の講演会の資料ではありません。

 


私自身は昨年、兵庫県佐用町豪雨災害の災害ボランティアに行き、豪雨災害の恐
さを実際に見てきましたが、局地的大雨が発生すると十数分で甚大な被害が発生す
る事があり、その為にいかに早い避難が大切かが分かります。





この写真は佐用町豪雨災害にボランティアに行った際に撮った佐用大橋ですが、豪
雨時の水位の高さが分かります。
この高さまで川の水が上がってしまうと逃げるのは不可能です。
いかに早期避難が大切かが理解してもらえると思います。


今朝も九州南部での大雨で2名の尊い命が失われ、1名の方が土砂崩れで行方不
明です。
これからの時期はどこで局地的大雨で豪雨災害・土砂災害が発生するか分かりま
せん。
もし局地的大雨に遭遇した場合は早めの避難を心掛けください。


九州南部で行方不明の方が一刻も早く見つかる事を願い、また亡くなられた2名の
方のご冥福をお祈りします。

合掌


最新の画像もっと見る

コメントを投稿