西から東!
国道1号線を隔てて建てられている西本願寺の「総門」 ここを通り『東本願寺』へ
西本願寺の他の門に比べて、かなり簡素な造りの門です。
国道が整備されるまでは、境内の一部だったのでしょう。
珠数屋町、仏具屋町
「総門」を一歩はいると、そこは仏壇屋、仏具屋がずらりと軒を連ねる門前町である。
町の名前も、珠数屋町、仏具屋町です。
職人さんの仏壇を造る金槌の音が耳に心地よい!
こんな京都らしい街をゆっくり散策したいものだ…
木造階建ての商家が建ち並ぶこの街は、
環境省「かおり風景百選」、京都市「下京八景」にも選ばれています。
「御影堂門」
5分も走れば、真宗大谷派の本山『東本願寺』が見えてきます。
烏丸通りを挟んで正面に建つ 東本願寺「御影堂門」
知恩院、南禅寺の三門と合わせて、京都の三大門のひとつとされている巨大な門です。
『御影堂』
門を入ると目の前に、巨大な建物が現れます。
『御影堂』(ごえいどう)
中には浄土真宗の開祖親鸞(しんらん)の坐像が安置されています。
左側の白い建物は阿弥陀堂で今は改修中です。
『御影堂』
西本願寺と同様、自由に中に入って拝観、参拝出来ます。
西本願寺もそうだが、信者の為のお寺なんだなという認識を新たに出来る。
ただし、内陣は写真は禁止です!
世界最大級の大屋根の威容! 桁行76M、奥行き58M、高さ38M
朝から巨大な建物ばかり観ていますが、それでも驚くほどの大きさです。
スケール感という点では、ここに勝ところは、中々無いんじゃないでしょうか?
隣の阿弥陀堂の覆いもビックリするくらいでかいですね~!
ここにもユルキャラ! 蓮ちゃん
時間は16:00!
急いで東寺(教王護国寺)へ
信者である門徒の総数1000万人、
浄土真宗本願寺派の本山で「お西さん」呼ばれ親しまれている『西本願寺』へ
「阿弥陀堂門」
金ピカの装飾が施され
当初これが国宝「唐門」とばかり思っていました。
壁沿いにグル~ッとチャリで一周!
こちらが正真正銘!国宝「唐門」です。
国宝「唐門」
驚くほど数多くの繊細な動植物の彫刻が見られる。どれも極彩色だ!
この門があまりにも美しいことから、
日が暮れることさえ忘れて見とれてしまうということで「日ぐらしの門」とも言われています。
手前が「御影堂」奥が「阿弥陀堂」
どちらも自由に中に入って拝観、参拝出来ます。
[御影堂]内陣
宗祖親鸞聖人坐像を安置する「御影堂」
約200年ぶりの平成大修復工事(1999年~2009年)を終えたばかりです。
おそらく、新たに建立するよりも数倍の時間と労力とお金が掛かったんでしょうね…
伝統と文化を後世に残していくって、本当に大変なことですね!
世界最大級の木造建築である「御影堂」は、南北62メートル、高さ29メートルと広々
734畳敷きという想像も出来ない広さです。
ちなみに「阿弥陀堂」は、492畳敷き!「御影堂」と似た作りですが一回り小さい感じです。
『西本願寺』
廊下を歩くとキュキュという音が出る”鶯張り”
わざと音を立て歩く人に多いこと…
その内のひとりですが…(笑)
『西本願寺』
外陣で風を感じて休むもよし! 内陣の静寂の中に身を置くもよし!
心が癒される空間です!
京都駅のすぐ近くです。近くに来た際は、立ち寄って観ては…
2011年には親鸞の七百五十回忌が控えており、落慶法要やその後の御遠忌法要は、さぞ盛大なものになるんでしょうね!