雄大な太平洋の大海原を横目にお遍路スタートです。
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土佐湾と言えば昔から捕鯨の盛んな地域ですが、近年はホエールウォッチングが盛んなようで
道々、クジラ関係のオブジェや案内の看板がよく目に付きます。
今回のスタートのお寺 第35番札所「清瀧寺」
本堂の前にある厄除けの薬師如来像は高さが15m
台座の地下に戒壇めぐりがされるようになっています。
1分も掛からないうちに出てこられるくらいのミニミニ戒壇めぐりですが・・・
壁を伝いながら真っ暗闇の中を一回りすれば厄除けにご利益があるといわれています。
お不動さまのお寺 第36番札所「青龍寺」
この青龍寺 隣には明徳義塾高校があります。
この階段で足腰を鍛えたのが明徳高校時代の元横綱 朝青龍
青龍寺の階段を上り下りして鍛えたという縁から字をもらって「朝青龍明徳」と名づけられたそうな
その階段を上りお参りです。
地元の老夫婦とお話。別れ際に今回初のお接待をいただく、
手造りの巾着袋!ありがたく使わせて頂きます。
次の37番岩本寺までは約50km、高知の札所間の距離は遠い。
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土佐市から須崎市を結ぶ横浪半島を縦断する 「横浪黒潮ライン」
リアス式海岸を形作る半島の稜線上を道が走るため、太平洋と内湾の両方の景色を楽しむことができます。
ただ、車を止めて景色を楽しめる展望地は一ヵ所あるが、それ以外は駐車スペースがほとんどないのが残念
黒潮ラインの中程には、高知県内に16体ある土佐偉人像のひとつ「武市半平太像」があります。
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お昼ごはんを食べるのに、ココに立寄りました。
『久礼大正町市場』です。
高知県中土佐町久礼は、小さな漁師町ですが鰹の一本釣りで有名なところ
「朝どれ・昼どれ」の新鮮な魚が船着場からここ大正町市場に集まってきます。
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鮮度が抜群にいいので、普段口に出来ない希少部位や珍味が驚く程安い値段で売られています。
カゴに盛られた魚ですらまだ口をパクパクしている新鮮さだ。
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その市場の中にあるお店 『市場のめし屋 浜ちゃん』です。
高知の定番、鰹のたたき、刺身、ウツボのたたきでビールをキューッと![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/beers.gif)
至福の時だ
普段、地元のスーパーで買う鰹とは全然味が違う
帰ってから、ここの鰹の味を思い出すと、地元の解凍した鰹は食えんな!
第37番札所「岩本寺」
この岩本寺は珍しいお寺で、5体のご本尊(阿弥陀如来、観世音菩薩、不動明王、薬師如来、地蔵菩薩)が安置されている。
明治時代の廃仏毀釈と関係があるそうですが、これだけ多くのご本尊が有るのは八十八ヵ所の札所でもここだけだそうです。
ご本堂の天井も他のお寺と少し違っていて、ルノアールやマリリン・モンローの絵などなど
すべて全国から公募した作品で、全575枚の板絵が天井一面を彩っています。
次の第38番札所「金剛福寺」は足摺岬の先端にあり、岩本寺からは87km
時間の都合で、先に第39番札所「延光寺」へ
途中見つけた、川に張られた「鯉のぼり」ならぬ「カツオのぼり」
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本日、最後の札所
第39番札所「延光寺」
赤い鐘を背負って、海からあがってきたという亀ちゃんです。
このへんは、竜宮城伝説があちこちで見られます。
延光寺のご朱印は、「亀」マーク。
これに第20番札所鶴林寺のご朱印「鶴」マークを着る白衣の左右に押してもらい「鶴亀」とするのが、爺婆遍路のトレンドらしいw
この日の巡礼は終わりましたが、足摺岬まで距離があるので、まだまだ走ります。