元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
アメリカキンゴジカ・3~果実
大栗川“遊歩道”脇に生えている「アメリカキンゴジカ(亜米利加金午時花)」。アオイ科キンゴジカ属の一年草で熱帯アメリカ原産。ここでは護岸工事が行われていたが数ヶ月前に完了して遊歩道や水辺が整備された。その工事で持ち込まれた土にこの種子が混ざっていてここで芽生え先日開花した。キンゴジカの果実は10個前後の分果になるが、本種の果実は直径5~6ミリの5分果になる。
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ノチドメ
ウコギ科(←チドメグサ科・セリ科)チドメグサ属の「ノチドメ(野血止)」。北海道~沖縄のやや湿った野や道端に生える常緑多年草で直径2~3センチの葉は5深裂している。チドメグサの仲間はこれまでヒメチドメやオオチドメをブログに掲載していたが、何故かこのノチドメだけ抜けていた。そこで先日からそれらしい場所を通る時は足元に注意していたが、いざ探そうと思うとなかなか見つからないのが常。オオチドメの花柄は葉より長く花は葉の上に出るがノチドメの花柄は葉よりも短く花は葉の下にある。花径は1.5~2ミリで10個程度が固まって付いている。ノチドメやオオチドメの葉の表面はツルツルだがノチドメの葉の表面には疎らな毛がある。
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ミヤマハハソ・5~果実
高尾山“4号路”で見られる「ミヤマハハソ(深山柞)」。アワブキ科アワブキ属の落葉低木で6~7月に枝先に円錐花序を出し直径4ミリほどの小花を咲かせる。写真は果実でひとつの直径は3〜4ミリ。“ハハソ(柞)”はコナラの別名で、葉がコナラに似ていることから名付けられているが科は異なる。高尾山系では何ヶ所かで見られるが、花も果実も地味なので見逃して通り過ぎてしまうことがある。
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ツリバナ・4~果実2
南大沢二号緑地で見られる「ツリバナ(吊花)」。ニシキギ科ニシキギ属の落葉小高木で春に直径1センチほどの目立たない花を咲かせ果実は秋に稔る。直径1.5センチほどの球形の果実は熟すと5裂して、朱赤色の仮種皮に包まれた種子がぶら下がる。
私はこの地に新居を構えて20年以上になるが、その時から始めたウォーキングで植物観察の面白さを知ったが、そのきっかけとなったのはイシミカワの果実、ノブドウの果実、そしてこのツリバナの果実などだ。ウォーキングをしていると道端の野草や街路樹の名前が気になりそれを調べていくうちにこのブログが始まった。ウォーキングは次第にランニングになり54歳を過ぎて市民マラソンには60回以上出場しフルマラソンは4回完走することになった。
コロナ禍のトレイルランで右膝の半月板損を傷傷しもうレースには出られないが自転車を漕ぎながら相変わらず植物観察三昧の日々を過ごしている。ちなみに整形外科医の許可があったので今年の4月下旬からフィットネスジムのトレッドミル(ランニングマシン)で1週間に5回の割合で3キロを走っている。時速8キロ程度なのでレースに出ていた頃の時速10~12キロには及ばないが20~30分走って汗を流しその後サウナと水風呂で整っている。
私はこの地に新居を構えて20年以上になるが、その時から始めたウォーキングで植物観察の面白さを知ったが、そのきっかけとなったのはイシミカワの果実、ノブドウの果実、そしてこのツリバナの果実などだ。ウォーキングをしていると道端の野草や街路樹の名前が気になりそれを調べていくうちにこのブログが始まった。ウォーキングは次第にランニングになり54歳を過ぎて市民マラソンには60回以上出場しフルマラソンは4回完走することになった。
コロナ禍のトレイルランで右膝の半月板損を傷傷しもうレースには出られないが自転車を漕ぎながら相変わらず植物観察三昧の日々を過ごしている。ちなみに整形外科医の許可があったので今年の4月下旬からフィットネスジムのトレッドミル(ランニングマシン)で1週間に5回の割合で3キロを走っている。時速8キロ程度なのでレースに出ていた頃の時速10~12キロには及ばないが20~30分走って汗を流しその後サウナと水風呂で整っている。
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イヌタヌキモ・3~捕虫嚢
大塚西公園の池で見られる「イヌタヌキモ(犬狸藻)」。タヌキモ科タヌキモ属の多年草で全国の湖沼の水中に浮遊している。葉の一部に直径1.5~2ミリの捕虫嚢を持ち水中のプランクトンなどを捕まえて消化する食虫植物。当地ではタヌキモは無いようだができればイヌタヌキモとの違いを確認してみたい。
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ウシタキソウ・6~果実2
奥高尾の沢沿いに生育している「ウシタキソウ(牛滝草)」。アカバナ科ミズタマソウ属の多年草で7~8月に直径2~3ミリの小さな花を咲かせ花後に出来る果実は直径3ミリほどの球形で表面にはカギ状の硬い毛がある。花や果実は同属のミズタマソウに良く似ているが葉の形状や萼片の毛の有無などで見分けられる。
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番外編・18~首都圏ネットワーク
毎週月曜~金曜の夕方、首都圏で放映されている『首都圏ネットワーク』というローカルニュース番組がある。その中に“わたしのイチオシ”というコーナーがあり視聴者からの投稿写真を求めている。そこで7月にブログに掲載した“ハウルの動く城のミニチュアのようなクサカゲロウの幼虫”の写真を投稿したところ、一昨日(9/2)の放送で紹介された。“NHKプラス”に登録していれば後からでも見られる。
ちょうど10年前に某大手民放からブタクサの花粉の飛散写真を番組で紹介したいという依頼がありテレビ初登場を果たしたが今回は私からの押し売りで2回目となった。また面白い写真が撮れれば投稿してみよう。
ちょうど10年前に某大手民放からブタクサの花粉の飛散写真を番組で紹介したいという依頼がありテレビ初登場を果たしたが今回は私からの押し売りで2回目となった。また面白い写真が撮れれば投稿してみよう。
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ハイミチヤナギ・2~由木事務所前
柚木街道“由木事務所”前の交差点に生えている「ハイミチヤナギ(這路柳」。タデ科ミチヤナギ属の一年草でユーラシア大陸原産。在来種のミチヤナギに比べ節間が短く茎が地面を這いそこから斜めに立ち上がる。花期は6~10月で葉腋に直径2~3ミリの花を付ける。葉身は1.5センチほどで幅は3ミリと細長い。
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