サラリーマンの面白真面目な週末植物ウォッチング。楽しく名前を覚えましょう。写真はクリックで大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part1
キリ・2~花芽
久しぶりに名前解明でずいぶん手間取ってしまった「キリ(桐)」。長池公園南口付近で、ふと気がつくとビッシリと茶色いもの。触ってみるとまるでウールのコートのような肌ざわり。初めは、『何の実だろう?』 と思ったが、どうも実ではなさそう。案の定、近くに硬い殻が残っていてこちらのほうが実。葉はすべて落ちていて判断材料がない。樹皮はきめ細かくてなかなか上品な感じ。たぶんこの茶色いのは花芽だろうと見当をつけ、図鑑をひっくり返し、ネット検索するがなかなかそれらしい写真が見当たらない。 “越年” かと諦めていたが、今朝、頭の中に桐の花が浮かび、霧が晴れた。花の頃にもう一度確認しよう。キリの花の実物はまだ見たことが無く、とても楽しみ。
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イイギリ・3~樹
「イイギリ(飯桐)」も3回目の登場だが、今までは実の接写だったので、少し離れたところからパチリ。野鳥があまり好まない実らしいが、それでも今朝は野鳥が1羽てっぺんに留まっていた。ところが実を食べていた様子は無く、どうも小休止をしていただけらしい。
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コムラサキ・6~実
長池公園ネイチャーセンター裏の日陰にあった「コムラサキ(小紫)」。実が建物の隅に吹き溜まりとなっていた。こんな日陰では誰も気に留めてくれないが、こういう芸術を見せてくれるとなかなか楽しい。今日は何となく得をした気分。
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ミツマタ・1~冬
蓮生寺公園の歩道の脇の低木にジンチョウゲのような蕾。ところが葉はなく常緑のジンチョウゲとは違う。調べるとこれはどうも「ミツマタ(三椏)」らしい。ミツマタはジンチョウゲ科の中では珍しい落葉樹。枝の色合いはジンチョウゲそっくりだ。名前の通り確かに枝先が3つに分かれている。この公園の反対側の丘の上でコウゾを見つけて、相棒のミツマタを探していたところ。『こんなところにあったのか。』 という感。日本の紙幣は今でもこのミツマタが原料とのことだが、これを庭木にしても “金のなる木” にはならない。まあ、欲は出さず春の花を楽しみにしよう。
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イイギリ・2~実
寒風に背を丸めてうつむきがちに歩いていると、ここの「イイギリ(飯桐)」に気づくことはない。蓮生寺公園の雑木林の少し高くなったところにあるのでかなり意識して見上げないとダメ。そのため見つけた瞬間の喜びは大きい。3週間前は、葉がかなり残っていたが、今はすべて落葉していて見上げると赤い実だらけ。高い樹で野鳥たちには良く見えるはずだが、もう一つ人気(いや鳥気?)が無いようだ。冬の間に他に食べるものが無くなり、いよいよ最後の手段がこのイイギリ。野鳥たちが “ギリギリ” まで、『いいよ、いいよ。』 と遠慮している姿が目に浮かぶ・・・・。味は苦いというので試さなかった。
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モミ
数年前から我が家のクリスマスツリーは押入れの中なので、とりあえず首都大学で「モミ(樅)」をパチリ。厳密に言うとクリスマスツリーはヨーロッパモミで、ドイツトウヒなども多く利用される。と、物識り顔で書いているが、針葉樹の区別は全く分からない。頑張って覚えていこう。
ところで今日は昼前に雪がちらつき、まさにホワイトクリスマス。雪と言っても西日本や北陸地方のような降り方ではなく、あっという間に晴れてしまった。
ところで今日は昼前に雪がちらつき、まさにホワイトクリスマス。雪と言っても西日本や北陸地方のような降り方ではなく、あっという間に晴れてしまった。
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マンリョウ・1~実
首都大学の竹林を進んでいくと、竹藪の中に赤く輝く実。今はマムシも冬眠中で何の心配も無く遊歩道を外れて近づくと、これが「マンリョウ(万両)」。斜面に足を取られながら何とか撮って、ふと見るとズボンや運動靴にびっしりとヌスビトハギの種。あわてて手袋のままズボンをはたくと種は手袋に移り、『イカンイカン。』 と頭を掻くと今度は髪の毛に移ってしまった。竹取物語のように “かぐや姫” が現れず、 “盗人” に手を焼いたというお粗末なお話。
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ツワブキ・2~穂
少し前まで寒さにもめげず元気に黄色い花を咲かせていたが、さすがにこの寒さには耐えられない。首都大学の「ツワブキ(石蕗)」はすっかり様変わりで、タンポポのように穂をつけていた。穂を見ただけでは名前が分かりにくいが、特徴のある大きな葉を見るとすぐ分かる。とはいえキク科はまだまだ奥が深い。
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ホオズキ・2~籠の中
首都大学の藪の中の「ホオズキ(酸漿)」。確かこのホオズキは夏に見つけた実に間違いない。やぶ蚊もいないのに外側の袋が蚊帳のようになっている。夏ならいいが、これでは寒風が厳しい。ソヨゴの時もそうだったが、ピントを合わせようとすると強風で揺れる。
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ユリノキ・3~実
「ユリノキ(百合の木)」の花をまだ見たことがないが、葉をすっかり落としたあとに、花の形を残した果実がたくさんついていた。さすがにこの高さでは、花期には大きな葉が繁って花を見るのは不可能。足元に果実が落ちていないものかと探してみたが、どうも見当たらない。恨めしそうに樹を見上げながらトボトボと帰ってきた。来年の花期までに何とか対策を考えなければいけない。
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