カクレミノ・5~花

 ずっと開花を待っていた「カクレミノ(隠れ蓑)」。蕾の期間が長く、以前はその蕾を果実だと見誤っていたもの。ウコギ科カクレミノ属の常緑樹で、日陰でも良く育ち、手間も掛からないので庭木に向いている。葉の形の変化もなかなか面白い。御多分に漏れず我が家にも一本植えてあるが、こちらはいつもザクザク刈られるものだから花など咲かせる暇もない。この樹は首都大学キャンパスのもの。
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ラクウショウ・6~実

 首都大学キャンパスの野球場付近にある「ラクウショウ(落羽松)」。スギ科ヌマスギ属で同じスギ科のメタセコイヤに良く似ているが、葉のつき方が微妙に違う。さて春にこの花を見逃してしまったが、枝先にクルミほどの大きさの球果が出来ていた。表面の模様をじっと見ていると顔のようなものが見えてくる。
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カラスウリ・9~雌花

 「カラスウリ(烏瓜)」の雄株にはたくさんの花が付くが、雌株にはおそらくひとつしかつかない。連日、夜ゴソゴソと出て行く不審な行動で、カミサンの目がいささか気になり、 『ほら、こんなに綺麗な花だよ。』 と一応、雄花の証拠写真を見せておいて、今度は堂々と出かけてみたが、開花のタイミングが悪かった。もう少し遅いほうが良かったのだが、ものすごい雷と集中豪雨がやってきてスタコラ退散。雄花は次から次と一日花を咲かせるが、雌花を探すのは一苦労。この藪の株にはこの花だけで、明日咲きそうな蕾も無い。確かに秋に見る赤い実は鈴なりではなくひとつだけ。
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