今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

ゴルゴ13㉙[神に贈られし物] さいとう・たかを 2004年2月28日 リイド社

2017-06-20 06:32:14 | ゴルゴ13
CHECK MATE チェック・メイト

ゴルゴ「ウェルトン卿の死と、おれの乗るはずだった21時30分発の最終便のエンジン不良・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
 「2つのでき事が、ただの偶然なのか?・・・・・・・・・おれがここで足どめをくう始発の4時00分発の便までに・・・・・・・・・」
 「何が起きるのか・・・・・・・・・を、たしかめてから・・・・・・あらためて話を聞こう・・・・・・・・・・・・」
ロビンソン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
超一流は事態を安易に『偶然』で片付けない。


事実、今回の『偶然』は・・・・・・
ヌオールズ「なりゆきにまかせておけばいい・・・・・・・・・・・・奴がどんなにあがこうと、」
 「逃げきれるものではない!・・・・・・・・・この罠からは逃げきれはせん!・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ゴルゴを狙った恐るべき罠だったのだ!


ゴルゴは情報屋ジミーを動かして敵がヌオールズであることを確信。
ジミーはゴルゴにその場を離れるよう忠告しますが――
ゴルゴ「ヌオールズはチェス好きな男だ、と聞いている・・・・・・・・・・・・」
 「そんな男の仕掛けた罠の中で・・・・・・・・・ヘタにもがいては、術中におちいるだけだ・・・・・・・・・なりゆきにまかせてみよう・・・・・・・・・・・・・・・」
超一流は無駄にジタバタしない。


その場に待機するゴルゴに、ジミーからさらに詳しい情報が!
ジミー「くれぐれも気をつけてくれよ!ゴルゴ13!」
 「3人の殺し屋が一度に狙ってくる、それだけでも大変なことだが、おそらくヌオールズの罠はそんな簡単なものじゃないはずだ・・・・・・」
 「なにかきっと・・・・・・・・・」
 「とてつもない罠を仕掛けているはずなんだ!!」
ヌオールズが仕掛けた『とてつもない罠』とは!?


その時は来た!



ゴルゴ、その瞬間に罠の全貌を把握。
一瞬でも躊躇していたら・・・・・・恐るべき罠でござんした・・・・・・・





STALE MATE ステール・メイト

ジミー「ゴルゴ13! この事はヌオールズが、今まで以上の‶罠〟を計画してるってことじゃないのか!?」
ゴルゴが反撃に動き出したことを知りつつ逃げようとしないヌオールズ。
捕らえていたジミーを解放したのも、
自分に逃げるつもりのないことをゴルゴに伝えさせるための模様。


ヌオールズ「たとえやつが鬼神であっても・・・・・・・・・」
 「今度の‶罠〟からは逃れられはせん!!」
はたして前回を超えるさらなる罠とは!?


ヌオールズ「や、や やった!!・・・・・・・・・・・・」
 「わ、わしの勝ちだ、ゴルゴ13!!・・・・・・・・・・・・」
????(神父)「?」
巻き込まれた神父他2名不幸すぎワロエナイ

ゴルゴの最大射程を考えた上でのヌオールズの罠は失敗した訳だけど、、
仮に通常弾頭のミサイルを使ったとしても仕留めきれない可能性も・・・・・・
つまり確実にゴルゴを仕留めたければ、
居場所を特定した上で核ミサイルを撃ち込むしかないということ。





神に贈られし物

????(依頼人)「今度の仕事は・・・・・・・・・・・・」
 「きみをあの猫と同じ立場に追い込む事になるかもしれん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
餌を取ったら逃げられない猫、
つまり標的を殺ったら逃走不可能な状況。
カミカゼやくざでも雇えばいいんじゃね?(てきとう)


警察が警備する中、ゴルゴはサクッと殺りました。
そして依頼人が話したとおり――
ダッチェス「奴は完全に檻の中だ!!」
 「絶対に逃がしはせん!!」
すたこらさっさはできませんでした・・・・・・
またしても背後に立たせない癖のせいで身柄を拘束されたゴルゴ、
外には逃げられなかった以上、施設内で凶器が見つかればおしまいだー


ダッチェス「な、なんだと!?いま、なんていった!?」
ゴルゴ「弁護士を呼んでくれ・・・・・・・・・・・・」
弁護士せんせーたすけてー


凶器さえ見つかればゴルゴ13を送検できる!
大物逮捕にテンションMAXのダッチェス捜査官ですが――
ダッチェス「なに!?」
 「まだ発見されない!?」
夜になっても見つからず。
どういうことだってばよ!?


バートン「あのう・・・・・・・・・依頼人になりかわりまして、お話があるんですが・・・・・・・・・」
ダッチェス「おうかがいしましょう・・・・・・・・・・・・・・・」
バートン「どうもどうも・・・・・・・・・」
自白する気になったのかな!?


バートン「あなたが、どうしても告訴なさるといわれるのでしたら・・・・・・・・・・・・こちらも人権蹂躙で闘わざるを得ませんから・・・・・・」
 「いかがなものでしょ!?」
ダッチェス「人権蹂躙!?・・・・・・・・・」
バートン「ええ!あなたが私の依頼者にかけられている殺人に対する容疑ですよ。」
 「まるで身に覚えのない、ね!」
ダッチェス「な、なに!?」
以下テリー・バートン弁護士による完璧な弁護!!
これはトンだ濡れ衣ですなぁ(・∀・)ニヤニヤ


ダッチェス「あーっ!!」
気付くのが半日ほど遅かったですなぁ・・・・・・
超一流は悪知恵も働くのである。





レイプ数え唄

ゴルゴ「おかげで契約を遂行できそうだ、礼をいうよ。」
できる男はお礼が言えるんだよ(頭を撃ち抜く直前に)


ゴルゴ「14歳のオルガは・・・・・・・・・・・・」
 「そのセリフもいわせてもらえなかったそうだ・・・・・・・・・な・・・・・・・・・」
外道ざまぁぁぁぁ




ゴルゴを狙う恐るべき罠!緊迫の展開が続く
「CHECK MATE チェック・メイト」&「STALE MATE ステール・メイト」、
有能な弁護士と凶器消失トリックが光る「神に贈られし物」、
腐れ野郎に天誅を下す「レイプ数え唄」を収録!(コナン風)

ゴルゴ13㉘[氷結海峡]さいとう・たかを 2004年1月26日 リイド社

2017-06-19 05:58:45 | ゴルゴ13
ハワード・ヒューズ氏の息子

????(刑事)「自分の顔写真の入った財布を別の所で落としているってのに、」
 「そのあとまた犯行を重ねるなんてバカなやつだ!!」
免許証ならともかく『自分の顔写真』を持ち歩くって・・・・・・
この太眉毛の婦女暴行未遂犯めっちゃナルシストっすね!


ポンティ「これでいい・・・・・・・・・これで、ゴルゴ13の動きを封じ込めることができるというものだ・・・・・・・・・」
今回の標的は期限まで生き延びればいいということは、
何が何でもゴルゴを返り討ちにする必要はない。
対ゴルゴ戦術としては下手な先制攻撃より賢い手段。


でも
????(刑事)「こ、これだけの守りの中を班員はどうやって侵入したんでしょう!?」
殺ってしまうんだ、これがな。


この回で標的の次にお気の毒だったのはー
ビル「し、し、知らなかったんだ・・・・・・・・・あいつが、そんな奴だったなんて・・・・・・・・・・・・・・・」
 「そんなおそろしい奴だったなんて・・・・・・・・・」
 「こ、殺される!!こ、このままじゃおれは殺される・・・・・・・・・・・・」
ビルに依頼したのはマフィア、ということは断っていたら・・・・・・
どっちにしろ死刑じゃないですか嫌だー
まー本当に知らなかったっぽいし自首もしてるし、見逃してやってほしい。





プレイバック

ディアナ わたしの望んでいたのは、これだったんだわ!!この瞬間だったんだわ!!
 この瞬間の彼の男を感じたかったんだわ!!
「レディ・ビッチ」リンダに引けを取らないビッチである。





氷結海峡

????(依頼人)「これは、もう近代科学兵器の通用する闘いではない! 人間の限界に挑戦する闘いなのだ!!」
 「‶超人対超人〟の、な・・・・・・・・・」
標的は『超人イヌイット』!!


まず標的の情報収集。
????(イヌイットA)「まったくジョーは敵なしだ!!」
????(イヌイットB)「しかし・・・・・・やつにも泣きどころはあるさ・・・・・・・・・」
スージーというかわいこちゃんと婚約中らしいよ。


ゴルゴ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
作戦ケテーイ


吹雪の中で『超人イヌイット』ジョーを仕留めるための秘策とは!?
????(女)「やめてーっやめてっおねがい!!」
 「いやっいやっ放して!!」
ジョー「ああ あの声は!?」
 「あの声は!?」
まさに外道!!!!!
基本的に標的の護衛以外は巻き込まないゴルゴが・・・・・・
これはこんな手を使わざるをえなかったとジョーを誉めるべき。





アサシン暗殺教団

????(カメラマン)「そ、そういえば顔も、どことなくぼくと似ている人だったな・・・・・・・・・・・・・・・」
ははは、ねーよ
このカメラマンは尾行を撒くためにゴルゴに使われた訳だけど、
何も知らないこいつを殺しちゃうアサシンは短気すぎやろ・・・・・・


アサシン団が6回も失敗した暗殺をあっさりやり遂げたゴルゴ。
・・・・・・この程度の仕事を6回も失敗て、アサシン団無能すぎじゃね?
グルセン「なにか・・・・・・・・・」
 「われわれのやり方になにか欠点があるはずです・・・・・・・・・・・・・・・」
????(アサシン団ボス)「それを究明するために、やつを、ゴルゴ13を呼んだのだろうが!!」
 「そして、この計画はおまえがたてたものだぞっ、イブン・グルセン!!」
 「わかりませんでした、で、すむと思っているのか!?」
はたして伝統あるアサシン団の致命的欠点とは?


何が何でもそれは突き止めねばならない――!
グルセン「あ、ありがとう・・・・・・・・・ミスター・デューク・東郷・・・・・・・・・」
外部の人間なら1発でわかることだったんだなぁ・・・・・・(´・ω・`)
簡単なことほど内部の人間にはわからないものである。



昨日は出かける元気が無かったぜ!
来週こそ続きを買いに行くぜ!

機動戦士ガンダムSEED③平和の国 原作/矢立肇・富野由悠季 著/後藤リウ 2003年9月1日 角川書店(3回目)

2017-06-18 08:39:38 | ガンダム
すぐ1カ月以上たつから困る→1回目2回目



○ここまでのあらすじ
ニコルの心配をよそにアスランはキャッキャウフフ



PHASE 03


「でも」と、カズイはむきになって言いつのった。「こんな予定じゃなかったじゃないか。アラスカへ降りるだけだって。だったら――ってぼくもさあ・・・・・・」
いつまでも肚をくくれぬ奴め・・・・・・
まー声優を一人二役で済まされるというぞんざいな扱いだから仕方ない。
※SEEDは主要キャラにも一人二役います。


 ――どうして、こんなことになってしまったんだろう?
 キラの頭に、ふと、そんな疑問が浮かんだ。
 友だちだったはずのサイたちと、顔も合わせることもできなくなり、キラを好きでもないフレイといっしょにいる。
 ――どうして・・・・・・。
地球連合軍が新型機動兵器を開発したらぼっちになった件


悩む暇もなく、またしてもザフトの襲撃!
しかも今回は宇宙で何度も戦った盗人部隊のガンダム4機!
 ――あと二機・・・・・・!
もうね、赤服()ってなもんですわ
グゥル(乗物)がないとまともに運用できないガンダムより、
自力飛行可能なディンを回してもらった方がいいんじゃね?


戦闘していた海域は、中立国オーブの近海でした。
オーブの艦隊が現れた模様・・・・・・助けに来てくれたのかな!?
「領海に寄りすぎてるわ! 取り舵一五!」
 ‶ヘリオポリス〟の少年たちが、啞然とした表情になって見やる。ノイマンでさえ「しかし!」と抗議の声を上げた。だが、マリューは毅然とした声で告げる。
「これ以上寄ったら撃たれる!」
なん・・・・・・だと・・・・・・?


単細胞駆るデュエルと、
それを援護しようとした優しいブリッツは隙を突いて撃退したものの、
残るバスターとイージスに苦戦。
どうにかバスターのグゥルを破壊した時にはアークエンジェルもボロボロ。
「推力が堕ちます!」
「高度、維持できませんっ!」
\(^o^)/


・・・・・・オーブの姫君(自称)カガリの付き人っぽいキサカのおっさん、
ブリッジに何の用ですか?
「――これでは領海へ落ちても仕方あるまい
 思わずマリューは相手の顔を見つめ、カガリも驚いた顔になる。男は無愛想な顔に、かすかなユーモアを漂わせて言葉を継ぐ。
「心配はいらん。第二護衛艦群の砲手は優秀だ――巧くやるさ」
黒い(確信)
狡猾さも程度によるというか、「大人はズルいものさ」なら(・∀・)ニヤニヤできる。
卑怯にまでなると字面からしてアウト(当て字らしいけど)


そんな訳で、(自称)ではなくなりました。
「って、君らの国のお姫さまなんだろ? なんで知らないの」
 トノムラが小声で突っ込むと、サイがぼそぼそと弁解する。
「いや、だって・・・・・・アスハはたしかに最大主長ですけど・・・・・・オーブは王制ってわけじゃないし・・・・・・」
 「代表の顔は知ってますけど、その娘なんて・・・・・・見たことないですもん」
 ミリアリアも言い、チャンドラが「変な国・・・・・・」とあきれた。
政治家の子供の顔なんて小泉家と石原家しか知らぬ!


ザフトの赤服チームも母艦に引き上げましたが――
「こんな発表、素直に信じろっていうのか!?」
激おこイザーク丸。
オーブによると、『足つき』(=アークエンジェル)はもうどっか行ったそうです。
じゃーはやくさがしてこんどこそやっつけよー


「カーペンタリアから圧力をかけてもらうが。すぐに解決しないようなら――潜入する」
 おとなしげなアスランが口にした、思い切った案に、一同は意表を衝かれたような表情になる。彼は挑むように仲間たちを見た。
「――それでいいか?」
現実的な案。
決断力が足りなければ近海で様子を窺う程度に留まるであろう・・・・・・
なら日本のビジネスマンは?もちろん上司に指示を仰ぐのである。
(ゴルゴの解説のパクリ)


マリュー、ムウ、ナタルは『オーブの獅子』と会談。
「助けてくださったのは、まさか、お嬢さまが乗っていたから――ではないですよね?」
 ウズミは軽く苦笑する。
「国の命運と、甘ったれた馬鹿娘一人の命、秤にかけるとお思いか?」
うん
たぶん皆そう思ってる。


「――我らが中立を保つのは、ナチュラル、コーディネイター、どちらも敵にしたくないからだ・・・・・・」
 彼は語り始めた。
「が、力なくばその意思を押し通すことはできず、だからといって力を持てば、それもまた狙われる・・・・・・」
ゴルゴを雇って連合、プラント両陣営のタカ派を始末しよう(提案)


オーブがアークエンジェルを匿う条件は、2つ。
『‶ストライク〟のデータ』の提出と――
「また、坊主には悪いけどな・・・・・・」
「ええ・・・・・・」
『キラの技術協力』。
皆のために今度はパイロットとしてではなく技術者として働け、である。


 胃がしくしくと痛む。自分が、息をするのもおこがましい、最低の人間になったような気がする。
「あーあ・・・・・・もう!」
 彼女がうんざりしてデスクに突っ伏すと、ムウがなぐさめるように背中を叩いた。
「・・・・・・やめてください、少佐」
 彼女は突っ伏したまま、ぼそっと言った。
「セクハラです」
なぐさめることもできないこんな世の中じゃ ポイズン


マリューがオーブとの取引を決めたことで、ナタルはまたプンスカ。
いつものように空気ピリピリである。
 だが――考えてみれば、まるきり正反対の性質を持つ二人が、その特質を補いあったからこそ、彼等はここまでなんとか生き延びることができたのかもしれない・・・・・・。
組織の機能でいえば『正反対』の方がいいらしいけど、
そこでは当事者の胃腸の調子は計算されていないのである。


さて、キラはさっそくお仕事です。
オーブの技術者、エリカ・シモンズに連れてこられた工場にあったのは――
「これはM1‶アストレイ〟――‶モルゲンレーテ〟社製、オーブ軍の機体よ」
 エリカはメンテナンスパネルに指を走らせ、機体の構造図を呼び出してキラに見せる。
「こんな・・・・・・」
ガンダムもどききたー
SDGO(離れた後だけど終了時ガッカリした)では扱いやすくて好きだったなぁ。
BCだけで戦ってた頃が1番良かったよ(懐古)


カガリも見学に来たところで、
M1はその素晴らしい性能をキラに見せつける!
「・・・・・・・・・・・・相変わらずだな」
「これでも、倍近くは速くなったんです。あれからOSに新しイデータを入れましたから」
 エリカの答えに、キラはさらに愕然となる。
 ――倍!? じゃ、前はこれより遅かったというのか?
【悲報】『太極拳のようにしかみえない』『驚くべきのろさ』が限界


これをキラに見せた理由、わかるね?
「だから私たちは、アレをもっと強くしたいの。――あなたの‶ストライク〟のようにね」
無茶振りもいいところ。
でも

 無理ですよ・・・・・・
→やってみます・・・・・・

上を選んだら無限ループに入ります。


 いったい・・・・・・自分が『コーディネイターのパイロット』ではなく、ただの『キラ・ヤマト』に戻れる日が、いつか来るのだろうか・・・・・・?
来ません(断言)


ストライクの修理も進めないとで忙しいキラ。
唯一『くつろげる』のは、カガリとのお喋り。
「――父を、信じていたのに・・・・・・」
「カガリ・・・・・・」
 なるほど――と、キラは悟る。カガリはきっと、父親にはっきり否定してもらいたかったのだ。あれに自分はかかわっていない、と。あしざまに言ってはいるが、彼女はけっして父親を憎んではいないはずだ。むしろ愛し、尊敬しているからこそ、そのイメージを壊すことになった今回の事件が、たいそうなショックだったわけだ。
パパンのこと好きすぎやろ(・∀・)ニヤニヤ


 なによ、みんな浮かれちゃって――彼女はきゅっと唇を嚙んだ。出かける直前まで、サイたちははしゃいで寄ると触るとその話ばかりしていた。彼女がどんな気持ちでいるか、わかってくれる者は一人もいない。
ヘリオポリス組の家族はオーブにいるのです。
正確には、フレイ以外のヘリオポリス組の家族はオーブにいるのです。


他のみんなは家族と面会中だお・・・・・・あら?
「キラ・・・・・・どうして・・・・・・?」
キラの家族もいるはずですけどー?


まー諸々の作業が忙しいからしゃーない?
「これ、思ったよりもかかりそうでさ・・・・・・急がないと‶アークエンジェル〟の出港までに・・・・・・」
「うそ! そんなの嘘よ!」
 フレイは両手をデスクに振り下ろし、叫んだ。
 ――キラは、自分のために、残ったのだ。
それがまったくないってことはない、かな・・・・・・


「可哀想なキラ! ひとりぼっちのキラ! 戦って辛くて、守れなくて辛くて、すぐ泣いて!――そうじゃない!」
 なじるための言葉、皮肉のはずの言葉が、悲痛に響き渡った。フレイはキラの胸を叩く。
「なのに・・・・・・なのに、なんで私がっ・・・・・・あんたに同情されなきゃなんないのよぉっ!」
 なんで――?
 どうして、こんなことになってしまったんだろう。
全ては呪われし声がげんい
SEED(続編含む)で1番働いてるのにヒドイ扱い。
偉い人がドSなのか何も考えてないかのどっちかである。
明るいキャラもできるけど、辛い目にあってる方が良い声やん?(クズ)



キラが家族との面会を断った真の理由は――
「――できるから・・・・・・」
 ほかにできる者がいるのなら、キラは喜んで自分の仕事を明け渡す。でも、状況は彼の要望など聞いてくれない。現状では彼は、よくできた人殺しの道具という役目に甘んじるしかないのだ。それなのに、普通の人間らしく両親に会え――などと。ムウたちにしてみれば温情なのかもしれないが、キラ当人からすれば矛盾にしか思えない。彼はつぶやいた。
「今会うと・・・・・・言っちゃいそうで嫌なんですよ・・・・・・」
・・・・・・(´・ω・`)



赤服野郎Aチーム(Aはアスランの意)、オーブに潜入。
「今は戦争中なんだぞ! ここは桃源郷かなにかか!?」
この時代に『平和の国』とはまさに『桃源郷』(シャングリラ)やで・・・・・・
キャラデザ繋がりでちゃっかり宣伝ですね(こじつけ)
ぼくらはめざしたー


『足つき』の情報は無いっすなぁ。
怪しまれたらやばいからそろそろ帰ろうず・・・・・・
「なんだぁ、そりゃ?」
 アスランの手に乗った小鳥に気づいて、仲間たちも集まってくる。
「へえ、ロボット鳥だ。――ああ、あの人のかな?」
昔アスランが作ってトモダチにあげたやつにそっくりだね!!!!


フェンスの向こうにいる作業服を着た彼が持ち主かな?
持ち主に返してあげよう!!!!
「――だいじな友だちにもらった・・・・・・だいじなものなんだ・・・・・・」
これからも『だいじ』にしてね!!!!!!


 もう戻れない・・・・・・。
時計の針はただ進むのみなりぃぃぃ




次回は喉の調子を整えてから読んでね。

ゴルゴ13㉗[帝王の罠]さいとう・たかを 2004年1月26日 リイド社

2017-06-17 06:30:19 | ゴルゴ13
スキャンダルの未払い金

????(依頼人)「き、聞いているのかねっきみ!?」
ゴルゴ「・・・・・・・・・・・・具体的に話を進めてもらおう」
 「まわりくどい老人の話に、おれは興味がない・・・・・・・・・」
????(依頼人)「うう!!」
地位はあるらしい依頼人に事実を指摘した結果――


????(依頼人)「ゴルゴ13・・・わしはああいう男を許せん!あんな傲慢な男はがまんがならんのだ!」
愚かにも側近にゴルゴの始末を命じたのです。
このジジイはボケておる(断言)


対ゴルゴに自信満々な側近・フルウールトの秘策とは!?
フルウールト「超一流のプロ、ゴルゴ13・・・・・・・・・それを恐れるあまり、単純なことを忘れているんだ。」
 「それは・・・・・・・・・」
 「どんなに運動神経の秀れた人間でも一度にふたつの‶動き〟はできない、と、いうことだ!」
うわーしまったーもうだめだー


ゴルゴ「思いつきだけで行動するのは・・・・・・愚か者のすることだ・・・・・・・・・・・・・・・」
 「それを・・・・・・得意気に話すのは、もっと愚か者のすることだ・・・・・・・・・」
m9(^Д^)プギャーwwwwww
バカだから『単純なこと』に気づいたけど、バカだから詰めが甘いのでした。


こうなったからには――
ゴルゴ「あんたは、人間の欲について勘違いしているようだな・・・・・・・・・‶自分を納得させる〟ためには、」
 「物欲を捨てるという‶教え〟もあるんだ・・・・・・・・・・・・」
※ただし報酬の上乗せ分はしっかりいただく。


????(依頼人)!!
ジジイの因果が孫に・・・・・・ナムナム





行方不明のH氏

ゴルゴ「いくら、うまく整形しても・・・・・・小さなところに注意がいきとどいていない・・・・・・・・・」
そんなレベルで『注意がいきとど』くのはアンタくらいやで!


CIAからの依頼です。
エージェントG、KGBの陰謀を阻止してくれ!

ゴルゴの動きを知ったKGBはゴルゴに罠を仕掛ける!
????(KGB部下)「本人が知らない・・・・・・・・・?」
????(KGB大佐)「そうだ・・・・・・・・・・・・日本のことわざに‶猫に小判〟というのがある・・・・・・・・・」
 「値打ちのわからない者にはなんの価値もない、という意味だ・・・・・・・・・・・・」
『猫に小判』作戦(仮)
ゴルゴの習慣を狙った恐るべき罠。
見切ったゴルゴの「危険を察知する能力」は訓練でどうこうレベルじゃない。





帝王の罠

ゴルゴ「相手が何者であろうと、武器を持った人間を前にして話せるほど、おれは自信家じゃあない・・・・・・・・・・・・・・・」
素人相手でも油断しなければ自分の力を過信もしないし、
臆病に思われたらかっこわるいなんてプライド(というか見栄)も持たない。
超一流の仕事人には「油断」「過信」「見栄」は一切無いのである。


しかし、今回引き受けた依頼の真実は――
ドーソン「明日の正午・・・・・・・・・・・・明日の正午こそ、」
 「世界のだれもが倒し得なかった超人・ゴルゴ13の命日になるのだ!!」
 「これは犯罪史に長く記録されるだろう・・・・・・」
大企業の会長が自らの命を囮とした、『帝王の罠』だったのだ!!


なお動機は息子がゴルゴの仕事で死んだこと。
ドーソン「奴は、ゴルゴ13は、つきとめられなかった依頼人の分までわしの憎悪をうけて、」
 「死んでいくのだ!!」
憎憎憎


そして、その時は来た!
ドーソン「このドーソン・ビルがおまえの墓場となるのだ!!」
「標的」がいるはずのビルに潜入したゴルゴにモニターから宣戦布告!
覚悟しろ、ゴルゴ13!!


タッ
ズルッ
ガッ
ゴルゴが本気で焦る表情を見せる貴重なシーン。
ゴルゴだって・・・・・・ちょっと手が滑ることも・・・・ある・・・・


恐るべき罠に予定の脱出方法が使えないというハプニングが重なるも、
しかしゴルゴは動じない。
『帝王の罠』?正面から粉砕してやんよ
????(警察上司)「撃たれて落ちたふたりが生きているかもしれないというのはたしかか?」
????(警察官)「わ、わかりません・・・・・・・・・しかし、もし生きていたら!!」
実行部隊の警察が味方の犠牲を気にしたのは大きな失敗。
ここですぐ手榴弾いっとけばゴルゴも無傷では済まなかったはず。
結局『帝王の罠』は、ゴルゴに突破されてしまいました。


後日、復讐者ドーソンが知った息子の件の真実は――
ドーソン「わ、わしの人生はいったい、なんのためにあったんだ・・・・・・・・・・・・・・・」
 「裏切りと血に染まった、憎悪と軽蔑の中で生きてきたわしの人生・・・・・・・・・」
 「そんな、わしのような人生をロバートには味あわせたくはなかった!」
 「だからだから、わしは・・・・・・」
(´・ω・`)

低学歴から叩き上げで成りあがった人ほど、
「自分の子供には最高の教育を受けさせて成功者に!」と考えるそうな。
学歴無しで成功できることを証明しているはずなのに不思議な話である。
成功すればするほど「スタート地点」がコンプレックスとして残るから?


ドーソン「撃てーっ!!」
 「ゴルゴ13――!!」
ゴルゴを狙った者でも「スキャンダルの未払い金」のジジイとこうも違うものか。
「ゴルゴへの挑戦者」の姿に敬礼。



えぶりでい・ゴルゴだけどゴルゴだから許される(?)

ゴルゴ13㉖[落日の死影]さいとう・たかを 2004年1月26日 リイド社

2017-06-16 06:11:57 | ゴルゴ13
ハロウィン ニューヨーク(後編)

ペルリル「ば、ば、ばかやろーーっ!!」
 「そんなものにかまうなーーっ!!」
これから殺し屋と殺し合いをするって時に・・・・・・
無能を何人集めても無駄ということm9(^Д^)プギャー


ディノ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・


どうしてこうなった(´・ω・`)





死者の唄<シギリジャ>

ガルシア「敵の攻撃にそなえてどこかに陣どり、すぐに応戦できる態勢をとっておいたほうがいいのじゃないかね、」
 「セニョール東郷?」
ゴルゴ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 「試してみるか?」
ガルシア「え?」
ゴルゴ「おれが・・・・・・・・・」
 「どれだけの速さで、攻撃に対処できるかを、だ・・・・・・・・・」
依頼人に若干イライラ。
ゴルゴに話を通したのは部下とはいえ、
資料を確認すれば余計な口出しは一切無用なことくらいわかるはず。
つまり上司として無能である(断言)


エミリオ「い、いい耳だ!」
 「いい・・・・・・・・・ギター弾きになれるのに・・・・・・」
一瞬の動作を見切る目に、一瞬の音の違いを聞き分ける耳。
あらゆる感覚も超一流である。


マリア「どうしてなの!?ど、どうしてわたしにこんなシーンを・・・・・・・・・・・・」
 「わざわざ見せるため!?・・・・・・・・・・・・」
一流だったことを知っておくべきとの判断、かもしれない。





配役<キャスティング>

エリック「さあ始まるぞ!」
 「世紀の隠し撮り撮影だ!」
主演・ゴルゴ13(!)


ゴルゴ「仕事の話に入ってもらおうか・・・・・・・・・・・・」
エリック「いい声している・・・・・・・・・」
 「スターの‶声〟だ・・・・・・・・・」
誰が合うか考えるのも一興。


????(スポンサー?)「どんなプロにも消すことのできなかった、あの男を消すのも同然、無能にすることのできるユニークな計画だったが・・・・・・・・・」
黒幕のこの男の正体は一切不明だけど、ゴルゴは始末をつけたのだろうか。
もちろんYesである(断言)





落日の死影

????(プロ)「おたがいじゃまをしないで、勝手にビジネスに入るとしよう・・・・・・・・・いいな?」
ゴルゴ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ゴルゴに加えてゴルゴ級のプロからも同時に狙われた標的哀れすぎワロタ


結果的には共闘する形になった2人のプロ。
仕事は済んだから帰ろうず
????(プロ)「いやなことになったが・・・・・・新しい仕事が入ってしまった・・・・・・・・・」
(´・ω・`)
プロとしての実力は間違いなくゴルゴ級でござんした・・・・・・





焼けただれた砂

ゴルゴ「敵を知るには、その敵と寝た相手を、知ることだ・・・・・・・・・」
つまり調査の一環という言い訳が成り立つ(クズ)
どんな名探偵も全く相手にならない調査方法である。



ダメ人間、隠れたプロ、トリック系、超一流対決、NTR・・・・・・
収録作品がバラエティに富んだオススメ巻である。