今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

ゴルゴ13㉛[独裁者の晩餐] さいとう・たかを 2004年3月27日 リイド社

2017-06-22 06:38:40 | ゴルゴ13
軽火器vs戦車砲(後編)

ベア・ポー「よせっ、やめろ!!」
 「勝負はついたんだ!」
おっとー?


正々堂々と決闘を終えた結果――
ベア・ポー「おまえのためならなんでもするぞっ、デューク!」
ゴルゴ「ありがとうベア・ポー・・・・・・・・・・・・・・・」
トモダチができたよ!


マック「いよいよ作戦開始だ!!」
 「‶野獣狩作戦〟の開始だぞ!!」
スミティ「たよりにしてるぞマック!」
オペレーション・ワイルドビーストハンティング!!!!!
なげーよバカ


マック「見ろっ、スミティ!!奴が、ゴルゴ13が、コマネズミのように逃げていくわ!!」
スミティ「針のメドを撃ちぬく、奴の射撃の腕でも今度ばかりは、」
 「手のうちようがあるまい!」
力こそパワー


ワーモーダメダー
ベア・ポー「キャッホーーッ!!」
『断固たる‶力』(笑)





戦艦ヨークシャーの反乱

バートン「紹介しよう、ミスター・ゴルゴ13・・・・・・・・・・・・ロンドン警視庁のジョージ・グレンジャーと、その部下だ!」
 「諜報技術、射撃、柔道、空手、ボクシング、どれをとっても超一流だ・・・・・・・・・・・・・・・」
 「きっと、きみの役に立つはずだ・・・・・・・・・・・・・・・」
グレンジャー「よろしく・・・・・・・・・・・・」
『どれをとっても超一流』ならゴルゴいらなくね?


ゴルゴ「このことが・・・・・・・・・依頼の条件につくのなら、この話はなかったことにしてもらおう・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
 「おれは、仕事に助手が必要となれば自分で選ぶ・・・・・・・・・・・・・・・」
バートン「!!」
この依頼人は絶対頭悪いよね。
命懸けの任務にヒゲオヤジ押しつけられて誰が喜ぶのさ


余計な助手は無しということで依頼成立。
しかし、お断りをくらったグレンジャーは面白くない。
グレンジャー「やつが、ゴルゴ13が超一流のプロフェッショナルの評価をその筋で得ていることは、ロンドン警視庁の資料を見て知っています・・・・・・・・・・・・・・・」
 「しかし、私が、やつに劣るとは思えない!・・・・・・・・・アングロ・サクソンが、どうして東洋人などに負けるものですか!」
最後が余計だな・・・・・・
自分の実力への自信ならともかく人種主義かよ・・・・・・
独自に動くつもりみたいだけど、こいつはダメだな(確信)


グレンジャーは仲良しの刑事スタインにゴルゴを足止めさせました。
結果、物理的にゴルゴがグレンジャーより先に仕事をすることは不可能に。
それで終わっておけばいいものを――
スタイン「容疑事実なんて、いくらでも、でっちあげられるさ・・・・・・・・・」
 「おれは特殊な拷問技術を知っているんでな、くくく・・・・・・・・・」
グレンジャー「よせ、スタイン!これ以上かまうと・・・・・・」
m9(^Д^)


と、とにかく、ゴルゴは現場に間に合うまい!
今こそアングロ・サクソンの優位性を華麗に証明して
グレンジャー「!!」

マッキンレー「ようこそ!NATO軍の刺客くん・・・・・・・・・・・・」
m9(^Д^)


グレンジャー ゴルゴ13・・・・・・・・・・・・・・・おれは、見事に失敗した・・・・・・・・・きさまはいったい この洋上の要塞の反乱者を、どういう手段で始末すると、いうのだ?・・・・・・・・・・・・・・・
 おれのやり方以外に・・・・・・・・・おれのやり方以外にどんな手段があるというのだ、ゴルゴ13!?
最期に超一流の『手段』を見れてよかったね!!!!!





独裁者の晩餐

●ツェツェバエ●
ツェツェとは、ツアナ語で“家畜を滅ぼすハエ„の意。吸血性で、このハエが媒介する眠り病は死亡率が高い。
超一流のプロを追い詰めた、世界最強の暗殺者集団である。


ジョンガ「ツェツェバエの予防、治療の秘薬は、まだわれわれしか知らん!」
 「いまや、この村は天然の要塞なのだ!」
最強の『要塞』!
・・・・・・を、突破してしまうんだ、これがな


アミン「もし・・・・・・・・・・・・その男が、ヤム・ジョンガを始末して帰ってきたら・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
 「その男はたいへんな勇者だ!」
 「そんな勇者の活力を、わしのものにしたいものだ!」
 「このイジ・アミンのものに!!」
言葉の綾っていうか一緒に飯を食おう程度の話でしょこれ?


しかし、これを聞いた部下は――
????(アミンの部下)「出世のためには、どんなことをしても大統領閣下をよころばせねば、な!・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
 「悪く思わんでくれ・・・・・・」
ゴルゴ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今まで手こずってきたジョンガを始末した件で評価はされただろうに・・・・・・
欲を出すとろくなことにならないのである。





カリブの血だまり

エドワルド「今日はベロニカの命日だ・・・・・・・・・彼女の生命を奪った者が死ねば、平和になるだろう・・・・・・・・・」
(´・ω・`)
現実には(ゴルゴ世界だって証拠が挙がれば)、
エドワルド氏は殺人罪扱いなんだよなぁ・・・・・・
理不尽に家族の命を奪われたことが原因なのになぁ・・・・・・


エドワルド ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

だいたい片がついても解決ではないしなぁ・・・・・・





力こそパワー?戦車の猛攻に立ち向かう「軽火器vs戦車砲(後編)」、
妨害されながらも洋上の要塞を華麗に攻略する「戦艦ヨークシャーの反乱」、
シリーズ最強のライバル(?)が登場する「独裁者の晩餐」、
卑劣な組織的犯行を壊滅させる「カリブの血だまり」を収録!
・・・・・・コナン風もなかなかどうして難しいな、これ。