ゴルゴ13⑰[白い巨人] さいとう・たかを 2003年6月30日 リイド社

蝶を射つ!!

ゴルゴ「わかった････････････」
　「とにかくやってみよう････････････」

「狙撃手が必要である」ということが真実であれば、
その結果が正義か悪かという点は関係無いんだよな･･････

ゴルゴ「プロは、二重に仕事を引きうけないことだ･････････」

自分が頼んだ仕事の報酬は渡してからのー
大変律儀なゴルゴでした。

欧州官僚特別便

????(KGB幹部)「わ、わたしは、奴の胸でこの銀時計が時を刻んでいる時･････････奴の命を吹っとばしてやりたいんだ!!････････････」

殺すだけならKGBでも間に合うところ、
個人的な感情による殺し方へのこだわりで何万ドルも払って依頼･･････？
裏があればゴルゴによる有罪判決確定、
そうでなければ国家予算の無駄遣いで国の方で有罪判決確定。

ゴルゴ　･･････････････････

条件付きの任務の場合、
話を聞いた時に依頼人が計算していなかった点まで指摘するのがゴルゴ。
今回はゴルゴに油断があったと言わざるをえないケース。

残光

????(通りすがりA)「へたな同情は、かえって相手に対して失礼じゃないかなあ!」

ゴルゴの行動パターンを読める程に有能ながら、
ゴルゴの完璧さを知っているが故に白旗を挙げた刑事は何故･･････
状況から見て返り討ちになったんじゃなさそうなんだよなぁ
ゴルゴの方から仕掛けたように思える。
犯罪者(ゴルゴ)を見逃す選択しかできない事に絶望しているのを感じ、
自分の行動パターンを読んだ事への敬意として･･････なのかもしれない。

白い巨人

ゴルゴ「いいかぼうず･････････おれの言うとおりに動くんだぞ････････････」
　「勝手なことをした時は、死ぬ時だと思え･････････」

父親の敵討ちを願う少年の想いを汲むゴルゴ。
もちろん勝算があってのことだけど、
少年が言いつけを破ったらゴルゴの足を引っ張る可能性もあるところ。
やっぱり機械だけど機械じゃない。

アーリィ･オータム(前編)

キャンディ「ねえっ、見てちょうだい!!」
　「あ･････････あたいのからだ!!」

巻き込まれただけの女の命乞いを完全無視で射殺て鬼か

チャールズ「分るかいビル･････････今度の仕事は、ジャンキー(麻薬中毒患者)に、やらせるわけにゃあいかなかったんだ!･･････････････････」
ビル「ジャ･････････」
　「ジャンキーだと!?」

事実を指摘されてキレてるようじゃなぁ･･････
この様じゃ『Bクラス』と思われても仕方ないよ(´・ω・｀)

ビル「ゴルゴ13!!･････････････････････」

仕事を持って行かれたことが納得できない殺し屋ビル。
しがらみを断ち切って落とし前をつけることができるでしょうか
いやさっきの様子を見るに無理です(断言)



次巻だー