‶印付き〟達に無残に殺された死体卿。しかし死体卿は究極を凌ぐ究極体となって再生する。死体卿の驚異的能力にジョンが苦戦する中、助っ人として現れたのは、新たな力を携えたヒューリーだった! 堂々の完結巻。裏表紙より。
毎回思ったけど・・・・・・もうちょっと隠した方がいいんじゃないっスか。
「助っ人として現れたのは・・・・・・!?」とか、「苦戦する中、雷鳴が轟く・・・・・・!」とか。
イマイチこう、エンバーミングの裏表紙の文とはセンスが合わない。
#53 DEAD BODY and NECROPHILIA②トート=シャッテンから見たDr.リヒター・・・・・・正解!
トート この男は人造人間を作品としてしか見ていない
自分の地位を確立するための道具としてしか見ていない
人造人間を
死体を愛していない。
人造人間を造った感想が『つまらん』『粗大ゴミ』だもんな。
しかし、その技術は間違いなく最高。
・・・・・・意外と専門職ってそういうものかもしれない。
研究員A「あの子でしょいきなり助手に抜擢された新人クン!」これがトート=シャッテンの世界を通すとー
研究員B「なんかスゴイね」
研究員C「今度昼食誘ってみようかしら」
研究員A「どんな手段使ったのかしらやっぱりワイロ?」完全に幻聴ですメンドクセェな・・・・・・
研究員B「なんかキタナイね」
研究員C「以前残飯漁ってたんだって」
そんな『人間嫌い』は、Dr.リヒターのちょっとした秘密を知り、
それを口外しないことを条件にー
トート「Dr.リヒター」
「お前が創造る最高の究極体の素体に」
「ボクのこの脳を使え」
トート ボクは人造人間になってうわぁ・・・・・・ドン引きやわぁ・・・・・・
死体の楽園を創造りたい
で、まぁ望み通り今に―死体卿に至る訳です。
そして現在。
アバーライン「バカな・・・」いつも不敵なジョン=ドゥすら警戒する、死体卿の能力とはー
「いくら人造人間が人智を越えるとはいえ・・・」
ジョン=ドゥ「倫敦でも首一つでピンピンしてやがったが」
「こいつはなかなか・・・」
死体卿 私は再生機能特化型人造人間トート=シャッテン(´・∀・`)ヘー
究極を凌ぐ究極体だ!!!
・・・・・・『追加機能』こと『人造細菌』、これDr.リヒターが造るかなぁ。
だって「妻の死因」と要は同じじゃん?
「死人蘇生」と同じくらい「病原菌撲滅」のことも考えないとおかしいような。
「蘇生」に成功しても、また病で死、もしくは寝たきりという可能性もある訳で。
あれはあれで家族想いなのは間違いないんだし・・・・・・
どーも展開の都合でキャラの軸がブレてる感。
#54 DEAD BODIES①怪物と化した『死溜まり』がアバーラインとジョン=ドゥに迫る!
アバーライン「来た!!!」
死体卿「死」
「ね」
※シノダマリコの略ではない。
スカベンジャー「ハラヘッタ」おお、雑魚共を消化したんだね!
アバーライン「スカ坊!!」
ジョン=ドゥ「おお!」
死体卿「ムウ・・・」
スカ坊、喰っておしまい!
『死溜まり』をスカベンジャーに任せ、地上にてジョン=ドゥ対死体卿、ファイッ!
死体卿「はて・・・」むしろザ・ワンであるジョン=ドゥと殴り合いが成立するあたり、
「ボディの性能は互角か」
「おかしい私は最高で最強のはずなのに」
「そうかこれが」
「実戦経験の差というヤツか」
『最高で最強』も決して言い過ぎではない・・・・・・!
死体卿「然らば次は」なんと死体卿は、その「細胞を操る能力」で「他の特化型の機能」を再現できるのです!
「究極体としての」
「特化機能で」
(構造を把握している能力に限る)
エクゾ骨+ウンゲ筋肉の合わせ技相手に殴り合いは不利・・・・・・!
ジョン=ドゥ「俺は人造人間の殺し屋!」フゥーフゥー!!
「てめーが何であろうと」
「人造人間である以上」
必ず殺る!!
まったくひるまず自身の能力を最大限活用するのは流石。
これぞ『実戦経験の差』よ・・・・・・
荊の十字零式で勝負あり!
死体卿ざまぁぁぁぁぁ
死体卿「私は不敗不滅」なん・・・・・・だと・・・・・・?
「故に君に」
「勝利は無い」
#55 DEAD BODIES②あわわわわわ・・・・・・
死体卿「エクゾの骨×ウンゲの筋肉の二重特化でパワーに於いて君を上回ると同様に」
「リリィの眼×リッパーの肺の二重特化でスピードに於いても私は君を上回る!」
死体卿「そしてこれで」`、(^o^)/
「終わりだ」
援護、援護はよ!
アバーライン「おお!」おっしゃ好きなだけ喰えスカ坊・・・・・・
「スカ坊!!」
スカベンジャー「ハ・・・」バ、バカな・・・・・・
「・・・ラ」
アバーライン「スカ坊!!!」
死体卿「私の死溜まりはその構造を把握すれば如何なる生体組織にも成れる」狙うはジョン=ドゥそのもの・・・・・・!
・・・・・・待て、つまりタイガーリリィにもなんかこう・・・・・・
殺せ!誰でもいい、奴を殺すのだ!!
ジョン=ドゥ「大したコトねぇおまけの人生だがよ」あ・・・・・・?
「勿体なくててめえにはやれねえなぁ!!」
死体卿「ほざけ殺し屋風情のチンピラが!」
「貴様の同意なぞ求めておらんわ!!」
アバーライン「ジョン――!!」
????「耳を塞げ」
ジョン=ドゥ、死体卿「?!?」だれだっだれだっだれだー
????「大丈夫かアバーのおっさん」
「ついでにジョン・ドゥ・・・」
アバーライン「お・・・お前は!」
そらのかなたにおどるかげー
しーろーいマーフラーァッ
運動神経特化型人造人間・改!ヒューリーキタ――(゜∀゜)――!!
ヒューリー=フラットライナー!!
これで勝つる!
#56 DEAD BODIES③
タイガーリリィ「私は」
「人造人間」
「タイガーリリィ=コフィン」
「統率の」
「NO.2だ」
ピーベリー「・・・・・・」
「そうか」
タイガーリリィ「さあ」・・・・・・そもそもやっちゃいけなかったんだよ(´;ω;`)ブワッ
「約束を果たせ」
「先生」
アバーライン「遅いぞ!」読者「遅いぞ!」
「ヒューリーー!!」
ヒューリー「悪いオッサン」
「最新の飛行船使って最短最速で来てもこれで精一杯なんだ」
「ヒューリーー!!」
和月「悪い読者」
「最新のデジタル作画使って最短最速で描いてもこれで精一杯なんだ」
・・・・・・なんつtt
ヒューリー対死体卿、ファイ!!
ヒューリー「人造人間は殺す!!」勝ったッ!「エンバーミング」完!
「全て殺す!!!」
雷霆!!
死体卿 愚物!!『大愚物』いただきましたー
アバーライン、ヒューリー、ジョン=ドゥ「!!」
死体卿「愚物」
「愚物」
「大愚物めが!」
死体卿「散れ!!!」∵∴∵
「ヒューリー=フラットライナー!!」
もーだめじゃー・・・・・・
アバーライン「・・・・・・」なんという・・・・・・
「ヒューリー」
「お前体が」
ヒューリー 僅かに残るは魂一つ!!大技炸裂・・・・・・!
使い果たしてこそ!!!
#57 DEAD BODIES④しつけぇーーー!!
死体卿「うがらあああッ!!!」
油汚れかお前は。
もはや電力切れで一方的にボコられるヒューリー。
これまでか・・・・・・
????「充電」現れしは、ハエ(アシュヒト)。
「出来ればいいのですね」
ヒューリー「?」
死体卿「!」
アシュヒト「電流があれば良いのですね」電気ですかっ!
死体卿「!!!」
ヒューリー「そうだ!」
「ありったけの電流を」
「俺に叩きつけろッ!!」
電気があれば何でもできるっ!
ヒューリー「今度こそ消し炭一つ残さねえ!!」今度こそ最後の一撃・・・・・・!!
ジョン=ドゥ「依頼」死体卿、最期情けないなぁm9(^Д^)
「完了」
#58 DEAD END
――――全ての魂をエンバーミング~おしまい~
在るべき処へ―――
単行本で読む分にはスッキリした形。
長期休載があったらしいので、リアルタイムの読者はお疲れ様です。
ところどころある「カッコイイ!ってなるはずがなんか違う」感が逆に面白い作品。
「武装錬金」みたくギャグを狙ったんじゃないところで、ね?
詳細は
実際に
読めー!
m9(`Д´)
和月センセの漫画は、
「カッコイイ・ワルイ」や「面白い・面白くない」とは別のものを感じるんだ・・・・・・
見ておくがいい・・・・・・全力で描くとはこういうことだー!