盗賊に襲われた一人の少女を助けたことで、クレイモア最強の女戦士テレサに討伐隊が向けられた!!「微笑のテレサ」と呼ばれ恐れられるテレサと少女クレア。過酷な宿命に翻弄されようとする二人を待つものは・・・!?裏表紙より。
さぁサクサクいってみよう。
SCENE16 微笑のテレサ Ⅴ妖魔討伐を終えた町で、テレサとクレアはお別れしました。
テレサ「人の中で人として生きろ」
「ここではお前の過去を知る者は誰もいない」
クレアの幸せを願いつつ、テレサは次のお仕事に向かいま
テレサ な・・・?えっ
しまった・・・!!
テレサ いわば妖魔こそがこの町の防壁!なん・・・・・・だと・・・・・・
それを私が打ち砕いてしまったのか!!
慌てて町に戻ったテレサでしたが、そこでは既に――
盗賊の頭「おや 奇遇だなこんなとこで会うなんて・・・」( `∀´)ニヤニヤ
「もう この町に 妖魔はいないはずだが・・・」
お頭はお仕事成功でご満悦でございます。
テレサに片腕を斬られたリグもお仕事したよ!
リグ「泣き叫ぶ姿が かわいかったぜ」hmhm、ロリコンは死のうか・・・・・・
「テレサーテレサーってな」
いつからテレサが鉄の掟を守り続けると錯覚していた?
テレサ「お前ら全員」『皆殺し』にされる権利をやろう(AAry
「皆殺しにしてやるよ」
SCENE17 微笑のテレサ Ⅵ大事なことなのでもう1回言いました。
テレサ「お前ら 全員」
「皆殺しにしてやるよ」
盗賊の頭「どうだ 俺の懐にすら入ってはこれまい」でたーお頭の必殺技・『隼の剣』だー
「貴様は ただ一方的に俺に切り刻まれるのさぁ」
『人間の目でとらえることはほぼ不可能!』()
盗賊の頭「あ・・・」
「あれ?」
そんな訳で、サクッとゴミ掃除終了。
事件というのはね、目撃者がいないと事件にならないんだよ・・・・・・
ゴミ掃除も組織のお仕事に含めればよくね?
オルセ「とうとうやってしまったか・・・」
「いつかこうなるような気がしていたよ・・・」
粛清の時が、来ました。
テレサに対して5人の戦士が大剣を・・・・・・!
テレサ さらばだ・・・えっ
クレア・・・
クレア「テレサー!」
テレサ「悪い」テレサには新しい『存在理由』が出来たのです。
「やっぱ まだ死ねないや」
そしてテレサは組織を離脱。
テレサは『最強』だからどうにもならないですね(断定)
オルセ「ナンバー2からナンバー5までを招集しろ」今この場に集めた5人はナンバー6以下かよ・・・・・・
「テレサ討伐に向かわせる」
はじめから万が一を考えておけばよかったものをマジ無能っすわ。
SCENE18 死者の烙印 Ⅰスピードタイプ(ソフィア曰く『お猿さん』)のノエルと、
ノエル「上等じゃねーかてめぇ」
「ここで誰がナンバー3か決着つけてやろうか」
ソフィア「望むところよ」
「いい加減あなたとの言い争いにもうんざりしてた頃なの」
パワータイプ(ノエル曰く『ゴリラ並み』)のソフィア。
2人は妖魔の群れ相手に無双中であります。
2人の言い争いを止めたのは――
????「仲間うちで争って何になる」大剣背負ったままなのに妖魔がバラバラになった件について。
「指令は この町の妖魔殲滅・・・」
「違うか?」
ノエル「ち・・・高速剣のイレーネの名は伊達じゃねーな」つまりノエルとソフィアは上を諦めてるからナンバー3に固執してる訳だな。
「抜き身すら見えやしねー」
ソフィア「それよりも あれだけ至近距離から妖魔を斬ったにもかかわらず返り血ひとつあびてないって方が私には脅威だわ・・・」
「ナンバー2の座はゆるぎなしってとこね・・・・・・」
小物小物ぅ
さて、次のお仕事は、この3人にもう1人加えて『最強』を討伐しますよっと。
もう1人はナンバー5の戦士ってことだね。
イレーネ「ナンバー2だ」えっ
「私は最近ナンバー3になった」
しかも、新ナンバー2は戦士に『なりたて』の新人ちゃんらしい!
イレーネ「奴が 最近印を受けた」新人ちゃんは幼い印象を受けますなぁ。
「新しいナンバー2・・・」
「プリシラだ・・・」
まだ10代じゃね?
しかし、その実力はイレーネが認め、ノエルとソフィアはドン引きするレベル。
イレーネ こいつは やがてテレサを越える『やがて』←重要
何も知らぬはテレサとクレア。
テレサ「もうすぐで久しぶりの町だ」ゆっくりしていこうね!
「そこでゆっくりしていこう」
クレア「うん」
SCENE19 死者の烙印 Ⅱ偶然にも妖魔騒ぎ。
テレサ「まったく・・・せっかくこの町で落ち着こうと思っていたのに」
「お前のせいでだいなしだよ」
・・・・・・なんでこの妖魔大勢の前で正体現してんの?馬鹿なの?
クレアの願いもあり、テレサがサクッと退治。
組織を通しての仕事ではなかったので、町の人々は感謝感激。
町人A「あなたはこの町の救世主なんです どうか いつまでもくつろいでください」ゆっくりしていってね!
宿で休んでいたテレサとクレアですが、テレサは異変を感知しました。
テレサ「異質な妖気が三つ・・・」むむっ!
「この町に入って来た・・・」
テレサ なんとか見つからずに・・・『最強』でも、オーラと違って妖気は簡単に「絶」できない模様。
奴らをやりすごせれば・・・
「なんてのが通用するような連中でも・・・」
「ないんだよなやはり・・・」
まずは高速剣のイレーネが『最強』とタイマンだーい
イレーネ「!!」テレサ煽りスキル高ぇぇぇwwwwww
テレサ「どうした?」
「高速剣が止まってちゃ だめだろ」
『最強』と(前)ナンバー2の実力差ありすぎワロタ
テレサ「まぁ 前よりはましになったが・・・」
「それでもまだまだかな・・・」
ここでソフィアとノエルがイレーネを援護。
テレサ「まったく・・・」流石に1対3になると苦戦が予想されますなぁ
「うるさい三人をよこしてきたもんだ」
・・・・・・あれ?
討伐隊ってナンバー2からナンバー5じゃなかったっけ
テレサ な!!?ちょっ、テレサがマジで存在に気がついてなかった?
もう一人いただと?
完全に後ろを取られてた今の瞬間、超やばかったんじゃね?
プリシラ「ぶしつけで申し訳ありませんが」絶好のチャンスを放棄とは・・・・・・自惚れ屋ちゃんなのか?
「テレサさんの首をいただきます」
SCENE20 死者の烙印 Ⅲあ、これダメなコだ(確信)
テレサ「プリシラと言ったな」
「ひとつ聞きたい」
「私が飛び出した時チャンスだったはずだ・・・何故 攻撃してこなかった?」
「首は取れなくてもそれなりの傷は与えられたかもしれんぞ」
プリシラ「だって卑怯じゃないですかそんなこと」
さてさて、そいじゃ正面から行ってみましょうか。
テレサ対プリシラ、ファイッ!!
ノエル「おーやるじゃねーかあいつ」なん・・・・・・だと・・・・・・
「あのテレサ相手に押してやがる」
ま、まさか本当に『最強』を超える逸材だとでも・・・・・・
イレーネ「何故 テレサが・・・」上位の戦士なら戦闘中に笑う余裕くらいあるもの。
「微笑のテレサと呼ばれているか知っているか?」
『テレサだけがそう呼ばれる』ことには、理由がありました。
イレーネ「テレサが最強である理由は」そう、テレサが最も得意とする戦闘スキルが、
「妖気を感じる能力のずばぬけた高さだ」
お猿さんやゴリラ、止まってちゃだめな高速剣と違い目立たないからだったのです!
テレサは、妖気の流れから敵の動きを先読みできてしまうのだ!(どーん)
ゆーえーにー
イレーネ「だからこそ微笑のテレサにとって・・・」(´・∀・`)ヘー
「妖気を極限までおさえて闘えるプリシラは最も やりにくい相手なんだ」
つまりテレサ\(^o^)/
ノエル「しかし 大した奴だぜ あのガキ」さっきはプリシラが押してるって言いませんでした?
「あのテレサ相手に互角に やり合ってんだからよ」
「あれ?」
「互角・・・?」
いつの間にかテレサが優勢ですお!
イレーネ「あくまで目くらましにすぎん」そこわかってたなら、テレサがプリシラの特異性に気付く前に援護しろさ!!
「テレサが妖気を感じての闘い方に頼らず普通に闘えば すむことだ」
「元々の地力が違うんだよ」
押され始めたプリシラは動揺・・・・・・!
プリシラ 悪いのは人を殺したこの人なのよ上には上がいることを教えるというイレーネなりの教育・・・・・・なのか?
それなのに・・・それなのに なんであたしは勝てないの?
イレーネ自身はもうプリシラの方が自分より格上って認めちゃってるぽいし。
SCENE21 死者の烙印 Ⅳ余裕かつ冷静な分析。
テレサ 怖いな・・・・・・
プリシラの『潜在能力』は、テレサも認める程か。
テレサの大剣がプリシラの首をとらえ・・・・・・!
と、ギリギリのところでイレーネが援護防御に入り、
同時にノエル、ソフィアも参戦。
プリシラ「ここは私一人で・・・」お説教タイム。
イレーネ「甘ったれるな!」
プリシラ「!」
イレーネ「私たちのフォローがなければ 首が落ちていたのは お前の方だ」
「闘っている その身が一番それを理解しているはずだ」
やっぱり潔癖な性格に加えて自惚れもあったんだろうな。
そもそも最初の作戦では自己紹介の前に不意打ちを決めるはずだったんだし。
イレーネからの喝で、プリシラも『任務』に集中!
テレサ対討伐隊(4人)、ファイッ!!
凄まじい激戦が繰り広げ
イレーネ「私は まだ・・・」あ・・・ありのまま 今起こったことを話すぜ!
「テレサを過小評価していたというのか・・・」
奴は まだ・・・
妖力解放すらしていないんだぞ・・・
テレサ強すぎワロタ
イレーネがってより、組織がテレサを『過小評価』していた結果ですなぁ。
テレサの離脱に加えて討伐隊も失ったらナンバー1から5がいなくなる訳で、
この作戦の責任者(おそらくオルセ)の首が飛ぶだけでは済みませんぞざまぁ続く