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1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

ゴルゴ13㉙[神に贈られし物] さいとう・たかを 2004年2月28日 リイド社

2017-06-20 06:32:14 | ゴルゴ13
CHECK MATE チェック・メイト

ゴルゴ「ウェルトン卿の死と、おれの乗るはずだった21時30分発の最終便のエンジン不良・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
 「2つのでき事が、ただの偶然なのか?・・・・・・・・・おれがここで足どめをくう始発の4時00分発の便までに・・・・・・・・・」
 「何が起きるのか・・・・・・・・・を、たしかめてから・・・・・・あらためて話を聞こう・・・・・・・・・・・・」
ロビンソン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
超一流は事態を安易に『偶然』で片付けない。


事実、今回の『偶然』は・・・・・・
ヌオールズ「なりゆきにまかせておけばいい・・・・・・・・・・・・奴がどんなにあがこうと、」
 「逃げきれるものではない!・・・・・・・・・この罠からは逃げきれはせん!・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ゴルゴを狙った恐るべき罠だったのだ!


ゴルゴは情報屋ジミーを動かして敵がヌオールズであることを確信。
ジミーはゴルゴにその場を離れるよう忠告しますが――
ゴルゴ「ヌオールズはチェス好きな男だ、と聞いている・・・・・・・・・・・・」
 「そんな男の仕掛けた罠の中で・・・・・・・・・ヘタにもがいては、術中におちいるだけだ・・・・・・・・・なりゆきにまかせてみよう・・・・・・・・・・・・・・・」
超一流は無駄にジタバタしない。


その場に待機するゴルゴに、ジミーからさらに詳しい情報が!
ジミー「くれぐれも気をつけてくれよ!ゴルゴ13!」
 「3人の殺し屋が一度に狙ってくる、それだけでも大変なことだが、おそらくヌオールズの罠はそんな簡単なものじゃないはずだ・・・・・・」
 「なにかきっと・・・・・・・・・」
 「とてつもない罠を仕掛けているはずなんだ!!」
ヌオールズが仕掛けた『とてつもない罠』とは!?


その時は来た!



ゴルゴ、その瞬間に罠の全貌を把握。
一瞬でも躊躇していたら・・・・・・恐るべき罠でござんした・・・・・・・





STALE MATE ステール・メイト

ジミー「ゴルゴ13! この事はヌオールズが、今まで以上の‶罠〟を計画してるってことじゃないのか!?」
ゴルゴが反撃に動き出したことを知りつつ逃げようとしないヌオールズ。
捕らえていたジミーを解放したのも、
自分に逃げるつもりのないことをゴルゴに伝えさせるための模様。


ヌオールズ「たとえやつが鬼神であっても・・・・・・・・・」
 「今度の‶罠〟からは逃れられはせん!!」
はたして前回を超えるさらなる罠とは!?


ヌオールズ「や、や やった!!・・・・・・・・・・・・」
 「わ、わしの勝ちだ、ゴルゴ13!!・・・・・・・・・・・・」
????(神父)「?」
巻き込まれた神父他2名不幸すぎワロエナイ

ゴルゴの最大射程を考えた上でのヌオールズの罠は失敗した訳だけど、、
仮に通常弾頭のミサイルを使ったとしても仕留めきれない可能性も・・・・・・
つまり確実にゴルゴを仕留めたければ、
居場所を特定した上で核ミサイルを撃ち込むしかないということ。





神に贈られし物

????(依頼人)「今度の仕事は・・・・・・・・・・・・」
 「きみをあの猫と同じ立場に追い込む事になるかもしれん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
餌を取ったら逃げられない猫、
つまり標的を殺ったら逃走不可能な状況。
カミカゼやくざでも雇えばいいんじゃね?(てきとう)


警察が警備する中、ゴルゴはサクッと殺りました。
そして依頼人が話したとおり――
ダッチェス「奴は完全に檻の中だ!!」
 「絶対に逃がしはせん!!」
すたこらさっさはできませんでした・・・・・・
またしても背後に立たせない癖のせいで身柄を拘束されたゴルゴ、
外には逃げられなかった以上、施設内で凶器が見つかればおしまいだー


ダッチェス「な、なんだと!?いま、なんていった!?」
ゴルゴ「弁護士を呼んでくれ・・・・・・・・・・・・」
弁護士せんせーたすけてー


凶器さえ見つかればゴルゴ13を送検できる!
大物逮捕にテンションMAXのダッチェス捜査官ですが――
ダッチェス「なに!?」
 「まだ発見されない!?」
夜になっても見つからず。
どういうことだってばよ!?


バートン「あのう・・・・・・・・・依頼人になりかわりまして、お話があるんですが・・・・・・・・・」
ダッチェス「おうかがいしましょう・・・・・・・・・・・・・・・」
バートン「どうもどうも・・・・・・・・・」
自白する気になったのかな!?


バートン「あなたが、どうしても告訴なさるといわれるのでしたら・・・・・・・・・・・・こちらも人権蹂躙で闘わざるを得ませんから・・・・・・」
 「いかがなものでしょ!?」
ダッチェス「人権蹂躙!?・・・・・・・・・」
バートン「ええ!あなたが私の依頼者にかけられている殺人に対する容疑ですよ。」
 「まるで身に覚えのない、ね!」
ダッチェス「な、なに!?」
以下テリー・バートン弁護士による完璧な弁護!!
これはトンだ濡れ衣ですなぁ(・∀・)ニヤニヤ


ダッチェス「あーっ!!」
気付くのが半日ほど遅かったですなぁ・・・・・・
超一流は悪知恵も働くのである。





レイプ数え唄

ゴルゴ「おかげで契約を遂行できそうだ、礼をいうよ。」
できる男はお礼が言えるんだよ(頭を撃ち抜く直前に)


ゴルゴ「14歳のオルガは・・・・・・・・・・・・」
 「そのセリフもいわせてもらえなかったそうだ・・・・・・・・・な・・・・・・・・・」
外道ざまぁぁぁぁ




ゴルゴを狙う恐るべき罠!緊迫の展開が続く
「CHECK MATE チェック・メイト」&「STALE MATE ステール・メイト」、
有能な弁護士と凶器消失トリックが光る「神に贈られし物」、
腐れ野郎に天誅を下す「レイプ数え唄」を収録!(コナン風)