原作:細田守/マッドハウス/日本テレビ放送網/角川書店
キャラクター原案:貞本義行
OZキャラクター原案:岡崎能士/岡崎みな/浜田勝
高校2年の夏休み、健二は憧れの先輩・夏希にバイトを頼まれ、彼女の曾祖母の実家に行くことに。だが、バイトの内容は夏希の「フィアンセ」のフリをする事だった・・・!?
総勢27名のご親戚一同に気おされながらも何とか初日を乗り切った健二。その夜、不審な数学クイズのメールを受け取った健二は、数学好きの虫が疼いて夢中になって解答する。それが大災害の引き金になることも知らずに・・・。
裏表紙より。
漫画版を発見したぞ!
キャラクター原案エヴァの人=.hackの人だったのかー
第一幕 夏休みのバイト
健二 2010年
7月下旬
それは僕の人生最大級となる
いちばん暑い夏の記録――
『級』ということは匹敵するかそれ以上の夏がつまり続編か
健二 ―――で結局 夏休みの予定がない僕は
佐久間に誘われOZのシステム保守点検のバイト中だ
『OZ』というのは地球圏統一連合の軍事秘密結社
ではなく、『インターネット上の仮想世界』でありまして
健二 それが世界最大規模を誇るコミュニティツール‶OZ〟だ―――
ネットに繋げば何でも(重要)できる
で、今年の健二の夏休みはね
健二「海も山も遠慮しとくよ ここでバイトしてた方が気がラクだ」
佐久間「つまんねえ人生だなオイ・・・」
『数学オリンピック日本代表になり損ねた』ことでウジウジ
そんな夢破れた物理部男子のところに――
夏希「バイト」
「しない!?」
美人(だけど若干残念)な夏希先輩がバイトを募集だよ!
定員1名の枠をゲットしたのは佐久間、と思いきや・・・・・・
健二 うわ・・・
うわーーーーー!!
これが地獄への片道切符だと誰に予想できたでしょう
誰の挑戦でも受ける――!
OZの格ゲーかな?
キング・カズマ強いなースポンサーまでついてるっぽい
つまり腕さえあればゲームで稼げちゃうのかなるほどなー
さて夏希に連れられ合計3時間と15分以上かけて着いた先は――
健二 なにこれ!!
「・・・ご立派なお屋敷ですね・・・」
夏希「江戸時代からあるんだって」
いやいやいやいやこれ個人宅じゃねーから城だから
健二「このたびは90歳のお誕生日」
「おめでとうございます!!」
万里子「・・・私の母の」
「誕生日なの」
ドン、マイ!
夏希の曾祖母の誕生日の集まりなのです
夏希「何を聞かれても私に話合わせてね!!」
・・・・・・学校の後輩です以外に言うことなくね?
そもそも何で誕生日会にバイト・・・・・・
人が集まったついでに倉の片付けでもするのかな?(すっとぼけ)
さっそく大おばあちゃんに挨拶ですおー
健二「あの・・・初めまして ぼ・・・僕は夏希先輩とは高校の・・・」
夏希「小磯健二くん」
「私のカレシ」
健二「はい カレ・・・」
「・・・へ?」
夏希「私の」
「おムコさんになる人」
それは知らなかった
伏線はちゃんと張ってヨネー
大おばあちゃんの反応は!?
????(大おばあちゃん)「覚悟はあるかいと聞いてるんだ」
健二「は・・・」
「はいっ」
????(大おばあちゃん)「命に替えてもかい?」
健二「・・・っ」
「はいぃ・・・!!」
????(大おばあちゃん)「ふふ・・・」
「そうかい」
・・・・・・合格?
さて・・・・・・説明ヲ求ム
夏希「それじゃあ東大生で旧家の出身で」
「アメリカ留学から帰ったばかり――ってことで!!」
健二「・・・なにが?」
夏希「恋人の「設定」」
帰ろうよ(提案)
第二幕 大家族
夏希「覚えた?」
健二「う・・・ん」
「どうかな・・・」
万助「身内になりゃそのうち覚えるさ!」
映画観て小説読んで漫画読んでも
健二夏希佐久間栄佳主馬侘助しか覚えてないけど他人だからセーフ
大おばあちゃん・栄は親戚一同の前でー
栄「健二さんはうちの立派な婿さんだ」
「私の目に狂いはないよ」
とととととうぜんですお
健二は隙を見て佐久間に連絡
健二「知っててこのバイト僕にまわしたろ!」
佐久間「だってお前夏希先輩ガチじゃん?」
「友情に感謝しろよにひひっ」
感謝の正拳突き1万回
親戚集合+健二な今宵の陣内家に、お客がもう1人――
????「なんだよ」
「一族勢ぞろいじゃねぇか」
栄「侘助・・・!」
侘助「よぉ ババァまだ生きてたか」
なんか態度悪いおっさんきたー
『自分の家に帰って』きた、それも『10年振りの帰国』らしいですぞ
栄「あんたご飯――」
「食べたのかい?」
侘助「いらねぇよ飯なんか」
健二 ・・・さっきまで
あんなに賑やかだった家族が――
侘助さんていったい――・・・
昔やらかしてる系なのはわかった
いつの時代も困った子ってのはいるものよねー
夏希「・・・おじさん?」
「侘助おじさん?」
「うれしい!」
「帰ってきたのねーーーー!!」
おじさま好き系女子かーそうかー
べったべたであるよ
健二 いいんだ所詮
僕は偽装恋人
帰ろうよ(´・ω・`)
自分はなにやってんだかなーと眠りに入ろうとしたところに、1通のメール
健二「文字化け・・・?」
「――いや」
sub Solve Me
健二「「解け」ってこと――?」
解きました→寝ました
翌朝――
ニュースキャスター「現在もOZのシステムエラーによる苦情が相次いでいます」
ありゃーシステム管理者がやらかしたかなー?
ニュースキャスター「しかも犯人はなんと!」
「都内の高校に通う17歳の少年らしいんですよ」
なんか見たことある顔ですね
おめでとう!健二は
『愉快犯』に しんかした!
健二 指名手配!?
僕が!?
どうして僕が―――!?
携帯でOZにログインしようとするも失敗。
そして何でもできるOZにログインできないと何にもできないという現実。
ここで健二閃いた!
この家の佳主馬って子がパソコンで遊んでたぞ!
健二「パソコン借りてもいい!?」
佳主馬「言い方がダメ」
「もっと取引き先に言うみたいに」
貸してくれたから許す
しかしパソコンからも再ログイン・・・ならず・・・!
健二「誰かにアカウントを乗っ取られたかもしれない・・・」
佳主馬「―――なんだなりすましか。」
「OZのパス破るなんてすごいスキルだと思ったのに」
迂闊なリンク踏んでウイルス引っ掛けたかなんかやろやーい間抜けー
ここで佐久間から連絡があり、今の状況がわかってきました
佐久間「昨夜変なメールがばらまかれた」
健二「変なメール?」
佐久間「OZのセキュリティは2056桁の暗号で守られてる」
「そいつが流出したんだ」
(´・∀・`)ヘー
その時点で責任者は始末書不可避ですなぁ
で、そのメールの暗号を解いて返信した頭の良いバカ野郎が居たと
何とも迷惑な話ですなー
健二「・・・それ・・・」
「ぼ・・・」
「僕が解きました・・・」
佐久間「―――は?」
おまわりさん犯人はコイツです
・・・・・・とにかく自分の手で始末をつけねば!
佐久間に用意してもらった仮アカでOZにログインだ!
健二「ボクのアカウント返してください!」
それで返してもらえるわけないだろ常識的に考えて・・・・・・
哀れ健二(の仮アカ版アバター)は――
健二「バトルモード!?」
「エリア限定のはずなのに!」
ボコボコにされました\(^o^)/
これを現実の隣で見ていたのが
佳主馬「何やってんのかして!」
うん・・・・・・?
健二(仮アカ版)ログアウト。
そして――
佐久間 !!
「あれは・・・!!」
キング・カズマ!!
キングキタ――(゚∀゚)――!!
健二「佳主馬くんキミ・・・」
「キミがキング・カズマ!?」
キングが出たから全部解決だねやったね
なおここまでで1巻の半分かつ全3巻