今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

ゴルゴ13㉟[軌道上狙撃] さいとう・たかを 2004年5月30日 リイド社

2017-06-30 06:34:26 | ゴルゴ13
海神が目覚める

スミルニキー こ、これらの船に核が装備されているとすれば・・・・・・・・・世界じゅうの国は、海からナイフをつけつきられているようなものだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 な、なんという男だ!!このオケアノスという男は・・・・・・・・・!!
ウォーレス ・・・・・・・・・オケアノスの指令ひとつで、世界の港と船舶は破壊され、世界貿易はマヒし、国際経済は大混乱に陥る・・・・・・・・・・・・!!
 こ・・・・・・・・・・・・こいつこそ米ソ共通の‶敵〟だ!!
とんでもないカードをちらつかせる海運王オケアノス。
アメリカもソ連も、その力にただただ恐れおののくばかりなり。


そんなオケアノスを始末するためにゴルゴ登場。
オケアノス「考えられんな・・・・・・CIAやKGBが、そんなばかなマネをするとは・・・・・・・・・・・・」
うん、依頼したのはCIAでもKGBでもないよ?


オケアノス「ゴルゴ13、きみにそんなに高い買い物をさせてまでわしを始末させようというのは、いったいどこの何者だね!?」
最期まで依頼主が誰なのか理解できなかったオケアノス。
世界を支配したつもりで他人を見下していた報いである。





軌道上狙撃

ゴルゴ「この計画に必要なのは突撃精神の旺盛な気の短い司令官ではなく、優秀で忠実なスタッフだ・・・・・・・・・・・・」
ファーガソン「ジャップめ!!い、いわせておけば!!」
頭を下げるべき側が何キレてんだバカ


しかも、ゴルゴに食ってかかる理由は結局のところ・・・・・・
ファーガソン「大統領閣下、私の真の反対理由を申し上げておきたい・・・・・・・・・有色人種とユダヤ人は宇宙に行かせるべきではありません・・・・・・・・・!!」
ただの人種差別っていう。
挙句、ゴルゴやデイブ、その他スタッフが一丸となって挑んだミッションで、
ゴルゴを抹殺しようと細工をする始末。
その後どうなったかは・・・・・・描写するまでもなくお察しである。





アカプルコ散華の夜

ウェイター「貧乏だが容姿に自信のある若い娘たちが・・・・・・このホテルで鵜の目鷹の目で、独身の億万長者たちを、」
 「狙っているんです・・・・・・・・・・・・・・・」
他人のサクセスをそのままパクろうなんて人生舐め過ぎやろ(´・ω・`)


そのパクリ元であるところのメアリーは、
かつて自分を買った太眉毛の東洋人を発見しました。
大金持ちになっても『忘れたことはないわ』云々・・・・・・
ゴルゴ「おれには・・・・・・・・・・・・」
 「昔ばなしをする趣味はない・・・・・・・・・」
メアリー「!」
つれないお返事である。


それでも諦めず、強引に迫ってみたものの――
メアリー 5年前とは比較にならないほど魅力的になったはずのこの肉体をよくもそんな目で!!・・・・・・・・・
ゴルゴは押しつけがましい女が嫌いやねん(´・ω・`)
金の力で勝手にゴルゴの部屋に入ったのも不愉快ポイントだろうし。


メアリー 許せない!!・・・・・・・・・・・・・・・
 この男を・・・・・・・・・・・・わたしは絶対許せない!!
女としてのプライドをズタズタにされたメアリー。
意地になった結果はお察しである・・・・・・
素人さんに狙撃直後の背後を取られるとは、ゴルゴにしては迂闊な気が。
執拗な女の意地まではゴルゴといえど理解できなかったということか。





アメリカの異邦人(前編)

エヴィンス「‶毒には、毒をもって〟・・・・・・・・・か・・・・・・・・・・・・」
テロリスト集団という『毒』を制するために選ばれた『毒』は・・・・・・?


エヴィンス「SHOW IS ON・・・・・・・・・まさしく幕は上った。」
ちょっとお洒落な任務了解。
世界最強の『毒』とも言える男、つまり世界最強の('A`)が出撃である。


標的であるテロリストたちは刺客の情報をキャッチ!
????(情報屋)「いままでの奴の仕事は、完全だ!!一度だってしくじったことはないんだ!!」
 「奴に狙われて助かった奴はひとりもいない!!」
リタ「それじゃ・・・・・・・・・」
 「わたしがその‶ひとり〟になってみせましょう・・・・・・」
影のリーダー、通称『女医リタ』の対抗策とは・・・・・・?
『毒』対決は次巻の後編を待て!




傲慢な海の支配者に鉄槌を下す「海神が目覚める」、
世界一の仕事はついに宇宙へ・・・・・・!「軌道上狙撃」、
男だってそういう気分じゃない日もある「アカプルコ散華の夜」、
テロリスト集団との対決が始まる「アメリカの異邦人(前編)」を収録!