リヴァイ班の仲間を殺されたエレンは「女型の巨人」との戦いに挑むが敗北。駆けつけたミカサとリヴァイにより救出されるが、「女型の巨人」の捕獲には失敗してしまう。壁外調査の失敗と共に、エレンらの王都招集が決まり・・・・・・。裏表紙より。
・・・仕方ない!
流石に明日は変えるから!
第31話 微笑みアニ・レオンハートの朝は若干遅い。
・・・ボサ髪がかわいくなくなくもなく・・・悪くない。
ヒッチ「やっと起きた・・・」憲兵団の新兵たち。
「あんたのさぁ・・・寝顔が怖くて起こせなかったんだ」
「ごめんねーアニ」
マルロ「お前は最近弛みすぎだぞ」
今回は憲兵団の内情でも見れるのかしらん。
ボリス(?)「ヒッチ・・・お前みたいなバカ女が憲兵団に入る方法は一つしか無い」進撃の巨人のヒッチはビッチカワイイ・・・なんてスレは無かった。
ヒッチ「・・・えーなにそれわかんなーい・・・言ってみろよ」
デニス「いーって」そっかー、作戦失敗の件でエルヴィン団長やエレンは王都行きかー・・・。
「そんなの」
マルロ「・・・」
デニス「今日はいつもの雑務とは違う仕事をやってもらう」
「だからここに集めた」
「聞いてくれ」
「調査兵団の一行が王都へ召還される件だ」
アニ「・・・!」
しかし例の「心臓を捧げる」ポーズを『そんなの』扱い。
この上官はダメな人の雰囲気が・・・と心配するまでもなく、
デニス「我々上官達は忙しい」「我々上官達は(酒を飲みながらカードで遊ぶので)忙しい」。
「お前達だけでやり通してみろ」
この上官ていうか、全員クズだった。
マルロ「クズ共め・・・」憲兵団の現状に憤る新兵マルロ。
「自分のことしか考えることができないクズが・・・」
マルロ「オレは憲兵団を正しくするためにここに来た」・・・おお?
マルロ「とにかくな死ねとは言わん」理想に燃える青年・・・いや、まだ15前後だから少年か?
「だが恥を知ってもらう」
「理性が無いってことは所構わず排便する動物と同じってことを・・・」
「ただ普通の人間に戻す・・・それだけだ」
「人本来の正しい姿に・・・」
5年10年で済む話じゃなさそうだけど、頑張ってもらいたいですな・・・
アニ「どうだろ」(マルロみたいな奴は)『珍しい』
マルロ「ん?」
アニ「あんたみたいな「良い人」が体制を占めちまったら」
「それこそおしまいだと思うけどね・・・」
→『一般的とは言わない』『普通とも言わない』
→『特殊な人と呼ばれる』
・・・hmhm。
マルロ「回りくどいなぁ・・・」・・・うーむ。
「つまり自分達はそんなに悪くないって言いたいんだろ?」
アニ「いいや・・・」
「実際クズだと思うし悪いヤツには違いないよ」
「到底正しい人間とは言えないだろうけど・・・それも」
「普通の人間なんじゃないの?」
ヒッチをはじめ他の連中は話をよく理解しないままアニを馬鹿にしてるけど、
マルロには考えを深める切っ掛けになった模様。
ま、ともかく今はお仕事ですよっと・・・
アニ「アルミン・・・」こっそりアニに接触するアルミン。
アルミン「やぁ・・・」
「もう・・・すっかり憲兵団だね」
ご用件はなんですのん?
アルミン「エレンを」
「逃がすことに協力してくれないかな・・・」
アルミン「もちろん迷惑が掛からないように努める・・・けど」ナ、ナンダッテー?
「ウォール・シーナの検問を潜り抜けるにはどうしても憲兵団の力が必要なんだ」
そんな王都に逆らうようなことに手を貸したら、憲兵団暮らしが台無しに・・・
しかしアニは了承。
いやーアニは優しい女の子なんだネー。
アニの協力で検問を抜けたエレンたちは、地上を進むより安全な地下道に入り・・・
アニ「そっちは怖い・・・」・・・ません。
「地上を行かないんなら協力しない」
狭いところが怖いなんて『か弱い乙女』だナー。
アルミン「・・・今だって」何を、何を言っているんだアルミン・・・?
「信じられないよ・・・」
「きっと・・・何か・・・見間違いだって」
「思いたくて・・・」
エレン「この地下に入るだけで証明できることがあるんだ!!」だから何のことだってばさー。
「こっちに来て証明しろ!!」
ミカサ「これ以上聞いてられない」なん・・・だと・・・で次回。
「不毛・・・」
第32話 慈悲【速報】「女型の巨人」が壁の中に出現!!
エレン・アルミン「!?」
アルミン「ミカサ!?」
ミカサ「一歩・・・!!」
「遅かった・・・」
巨人化前の捕獲は失敗。
こうなったら巨人化したエレンが主力になって女型を叩きのめすのみ・・・
エレン「こんな時に!?」【悲報】エレン、巨人化ならず
「クソぉぉいッてぇええ」
肝心な時に使えねぇな・・・!
ミカサ「あなたの班員を殺したのは」<●> <●>
「あの女でしょ?」
「まだ違うと思うの?」
こぉぉぉぉ・・・ミカサさん、その目やめてください。
でも巨人化できないんじゃどうにもならねっス・・・
アルミン「作戦を考えた」アルミンとミカサが別の場所から同時に飛び出す
エレン・ミカサ「・・・!?」
→女型の巨人も2か所同時には攻撃できない
→攻撃されなかった方からエレンが離脱する
hmhm、これならエレンは助かるネ!・・・ネ!
エレン「な・・・」エレン対女型の巨人、第2ラウンド、ファイッ!
「何で」
「お前らは・・・」
「戦えるんだよ」
ミカサ「仕方無いでしょ?」
「世界は」
「残酷なんだから」
エレン「だよな」
第33話 壁ぎゃあああああ・・・・・・
ニック「神を信じる無垢な心こそが」
「巨人から我々を守る術であり」
「唯一巨人を退けられる力で」
調査兵団兵士「ヤツは壁を越える気だぞ!」ここで女型の巨人を逃がしたら・・・いよいよ後が無い調査兵団。
「ここを逃せば人類の敗北だ!!」
しかし足止めも及ばず壁を登り始める女型の巨人。
もうだめか・・・!
ミカサ「落ちて」・・・間に合った。
????「この世のすべてからお前が恨まれることになっても・・・」・・・・・・どんな事情があるんだかなぁ。
「父さんだけはお前の味方だ」
「・・・だから」
「約束してくれ」
「帰ってくるって・・・」
ミカサ「!?」<●> <●>
「危ない・・・」
「壁の破片が――」
ミカサさんの顔芸が冴えわたって次回。
第34話 戦士は踊る女型の巨人の中の人、謎の水晶体に引き籠るの巻。
ハンジ 多くの死者を出しその人生を失い・・・
謎ばかりを残して・・・
それで何が・・・?
これは悔しいなんてレベルじゃ済まないな・・・。
そして女型の巨人を倒した喜びを完全に吹き飛ばすさらなる異常事態。
ハンジ え・・・何・・・・・・?・・・・・・はいぃ?
ちょっと待って・・・
アレは・・・たまたまあそこだけにいたの・・・・・・?
もしそうじゃなきゃ壁の中すべてに巨人がぎっしり?
壁の中すべてに
巨人が・・・・・・?
ニック「あの巨人に・・・日光を・・・」ガチか。ガチなのか。
「当てるな・・・・・・」
「何・・・でもいい光を遮るものを・・・」
ハンジ「え・・・?」
ニック「被せろ・・・」
「急げ・・・・・・!」
ニックはウォール教の司祭。つまりウォール教の連中は何かを知っている・・・!
これは是が非でも吐かせねばなるまい!
たとえ壁の上から突き落としたとしても!
ニック「今・・・・・・!!」・・・むむぅ。
「この手を放せ!!」
「ひッ・・・」
「ひぃぃ・・・」
「お・・・お前達の怒りはもっともだ」
「だが・・・我々も悪意があって黙っていたわけではない!」
「自分の命がかわいいわけでもない!」
「それを証明してみせる!!」
流石のハンジもその場は諦める。
ジャン「とりあえずはこれで・・・」とてもわかりやすい8巻のまとめ。
「エレンが王都に召還されるって話はなくなったよな・・・」
アルミン「うん・・・」
ジャン「本当に・・・それどころじゃねぇよ・・・」
「アニが・・・本当に女型で街で暴れて・・・」
「眠り姫になっちまって・・・」
「それから・・・」
「壁の中には・・・」
「実はずっと大型巨人がいました・・・だって?」
流石だなジャン流石だ!
でももうちょこっとだけ続くんじゃ。
兵士「南より・・・巨人多数襲来!!」うぇえええええ!!?で8巻終了。
「ウォール・ローゼは・・・突破された!!」
時間\(^o^)/