今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

スーパーロボット大戦Z解説書 2008年9月25日 バンダイナムコゲームス

2015-05-31 08:27:03 | ゲーム系
今日はPS2のゲーム「スーパーロボット大戦Z」の説明書デス!

反則というか、読書ブログ(記事)と言い張るのは無理がある・・・いや!
無理を通して道理を蹴っ飛ばす!それが俺たち中古屋団!


トライバトルシステム
最も楽しくて最も面倒な本作の新小隊システム。
・1小隊3機まで
・機体ごとのコスト設定は無い(3機全て大型の機体も可)
最大4機でコストの計算も必要だった第2次aより考えるのが楽でいい感じ。
問題は次。
フォーメーション

2機以上のユニットが所属する小隊はフォーメーションを組みます。
これがメンドクセェ
フォーメーションは次の3種類。

■トライ・フォーメーション
基本となるフォーメーションです。
「|」。
一列縦隊。整列!前へぇっならえっ!

●トライ・フォーメーションの攻撃
通常攻撃では小隊長のみが攻撃を行います。
トライチャージ
小隊長が武器種別「TRI」の武器で攻撃すると、特殊攻撃「トライチャージ」が発動します。トライチャージは全体攻撃の一種ですが、バリアを貫通し、「ALL」の武器と異なり敵小隊内に何機敵ユニットがいてもダメージが変わりません。弾数、ENを消費するのは小隊長のみです。
「3機小隊はバリア貫通の全体攻撃が使えるようになる」と思っていい・・・たぶん。
ユニット数でのダメージ低下は無いけど、フォーメーションごとの防御効果は無視できない点は注意が必要。

●トライ・フォーメーションの防御効果
援護防御を持った小隊員が小隊長を守ることができます。全体攻撃(種別ALL・TRIの武器)から小隊員はダメージ-20%、小隊員の回避率修正+20%。
小隊長は援護防御してもらえてハッピー、小隊員は全体攻撃の被害が減ってハッピー。
全体攻撃の時の小隊長は頑張ってどうにかしてください


■センター・フォーメーション
小隊長を中心に密集陣形を組んだフォーメーションです。敵の一機を集中攻撃します。
「品」。
↑が隊長(後方待機)で↓が小隊員(壁)。

●センター・フォーメーションの攻撃
小隊長が攻撃を行うと、小隊員もPLA武器(小隊攻撃武器)で小隊攻撃を行います。攻撃は、小隊長が選んだ一機に集中します。
小隊員が攻撃に参加した場合、小隊長の命中率に+20%。小隊員の攻撃力は通常の50%。
敵がトライ・フォーメーションの場合、敵の小隊員は狙えない
敵小隊長に集中攻撃することになる。

●センター・フォーメーションの防御
援護防御を持った小隊員が小隊長を守ることができます。
全体攻撃からの小隊長のダメージ-20%。
広域バリア
バリアを持っているユニットが小隊にいる場合、そのバリアで小隊全体を守ることができます。
うーむ・・・小隊員は酷使され、しかも自身にメリットはほぼ無い。
まさにブラック・フォーメーションですな。
あとバリアの広域化はセンターだけだったのネ。よく読まないから!


■ワイド・フォーメーション
広く展開した陣形のフォーメーション。敵小隊の対応する相手に攻撃を行います。
「・ ・ ・」。
広く横一列。ワイド・フォーメーションとパイル・フォーメーションて似て、ないね。

●ワイド・フォーメーションの攻撃
小隊長が攻撃を行うと、小隊員もPLA武器(小隊攻撃武器)で小隊攻撃を行います。攻撃は、小隊長が敵小隊長、小隊員1が敵小隊員1、小隊員2が敵小隊員2と、敵小隊で自分と同じ位置にいる相手を攻撃します。敵小隊の人数が少なかった場合、相手のいない小隊員は攻撃しません。
小隊員の攻撃力は通常の80%です。
「小隊員は小隊長より能力的に劣ることが多い」のと「反撃時にも使えるトライ・チャージ」の存在もあり、攻撃面で考えるとあまり出番が無いフォーメーション、な気がする。
相手のワイド・フォーメーションをまとめて削りたい時用?

●ワイド・フォーメーションの防御
小隊員は全体攻撃(ALL・TRIの武器)からのダメージ-50%。
「敵の数の多さ」と「連続ターゲット補正」の存在もあり、防御面で考えてもあまり出番が無いフォーメーション、な気がする。
小隊員が精神コマンドで身を守れない時の緊急避難用かな。


・トライ>センター
攻撃 トライ・チャージが1番効率良く通る
防御 小隊長しか狙われない上、集中砲火が嫌な時は援護防御もできる

・センター>ワイド
攻撃 狙いたい敵を集中攻撃できる
防御 広域バリアで個別攻撃のダメージも軽減できる

・ワイド>トライ
攻撃 小隊員にも攻撃できる(でもALLないしTRIを使う方が早い・・・と思う)
防御 トライ・チャージのダメージを1番軽減できる


こうやって自分で書いてみてようやく覚えられた気が、否、覚えた!
ということにしよう!もう大丈夫だ!


戦闘の手順2/攻撃

連続ターゲット補正
同じ敵小隊を1フェイズ中に連続して攻撃すると回避率に補正が入り、攻撃が当たりやすくなります。敵から連続して攻撃を受けると、自軍小隊の回避率にも補正が入ります。
命中の高い機体から攻撃を始めるようすれば、精神コマンドの節約もできなくはないけど・・・
「分身」持ちの敵なら「必中」を使うしかないからなぁ。
これを忘れて突っ込ませたリアル系が落とされてキィー!ってなることの方が多い。


プレースメント
位置取りによって戦闘が有利になる効果です。
味方の小隊に囲まれている敵ユニットを攻撃すると、ダメージが大きくなります。

・味方2~3小隊が隣接:ダメージ+5%
・4小隊が隣接:ダメージ+10%


攻撃する小隊は数に入りません。攻撃対象を選ぶ時、プレースメント効果を受けている敵小隊にはPlsの文字とダメージ補正値が表示されます。
なん・・・だと・・・?
よく読めって話ですよね!



特殊システム

戦術換装
インパルスガンダム専用の、マップ上での換装システムです。
インパルスガンダムは装備を換装できますが、インターミッションだけでなく、ミネルバが出撃している場合、マップ中でも戦術換装できます。
これが非常に便利なのは次の点。
戦術換装を行うとENが全回復します。ダメージを受けていた場合はそれを引き継ぎます。
ENを2回も全回復できるのデス!
今のところ(20話までクリア)海上マップが多くて空を飛べるフォースばかり使ってるけど、宇宙ならもっとフリーダムに戦える、かもしれない。


合神/重力子臨界
グランカイザーの気力が130を超えると、個別コマンドに「合神」が表示され、ゴッドグラヴィオンに合神可能となります。
『グランナイツの諸君、合神せよ!』
初回だけじゃなくて毎回カットイン入るのは吹いたwww
わかったからwwwいちいちポーズ決めんなwww

グラヴィオンは好きだけど、合神後3ターンで合神解除になる重力子臨界が気になっていまいち活用できない。「幸運」の都合もあって、味方が追い詰めた強敵にトドメを指すだけの横取り野郎と化しております。



20話まででようやくメンバー増えてきたなぁーってところだけど、やっぱり小隊作りが楽しくもあり面倒でもあり・・・移動タイプと移動力の調整ががが。
バザーで定価でもブースター系は買うかなぁ。

こうして地球の平和を守るため、僕はパソコンを落としてPS2を起動するのでありました。
これで8時半て/(^o^)\

機動戦士ガンダムUC⑦ 黒いユニコーン 著/福井晴敏 原案/矢立肇・富野由悠季 2010年12月1日 角川書店

2015-05-30 12:27:04 | ガンダム
ブライト・ノア率いるロンド・ベルの旗艦に囚われの身となったバナージ。その奪還を目論むジンネマンの呼びかけで、旧ジオン軍の戦士たちがトリントン基地へ強襲をかける。"黒いガンダム"を駆り、狂気の刃を向けるマリーダと死闘を繰り広げながら、バナージはミネバを取り戻すために高高度の戦場を駆ける。二機のガンダムが発動させる道のエネルギーは、世界になにをもたらすのか――。待望の最新ガンダム巨編、地球編最終章!
裏表紙より。
ガンダムUCに戻って参りました!・・・約2カ月振りか。
ダカールで暴走するおっさんをリディと協力して倒したところを黒いユニコーンに襲われて、ユニコーンとバナージは連邦軍に捕まってしまいました・・・で終わったんだっけね。



「おれはその黒い《ユニコーン》に不意打ちを食らったんだぞ!パイロットを出せ。責任者は誰なんだ!?」
ラー・カイラムに帰還したら自分を襲った黒いのがいるんだからリディも怒るさ。

「不手際はお詫びします。《バンシィ》のパイロットには、《ユニコーン》の確保を第一に命じておりましたもので」
「《バンシィ》・・・・・・あの黒い《ユニコーン》のことか」
「左様。現状、もっとも完成されたRX-0です。ラプラス・プログラムなんて余計なものもついていない。混じりっけなしの対ニュータイプ用モビルスーツ」
アルベルト、説明乙。
でもいくらユニコーンが箱の鍵だとしても、リディは死ぬところだったんだぞー?
その所業、「万死ィに値する!」なんつtt

鹵獲したユニコーンはダカールでの戦いでNT-Dを発動、つまりラプラス・プログラムも起動しているはず。ユニコーンのコクピットに入ったアルベルトが、予想通り待機状態になっていたラプラス・プログラムが示すデータを確認しようとすると・・・
 オールビューモニターの映像が消失し、球形に張り合わされたモニターパネルの継ぎ目が露わになる。<La+>の表示も幻のようにかき消え、アルベルトは夢中で予備電源のスイッチを押した。何度押しても電源は入らず、タッチパネルの表示も回復しない。ジェネレーターのケーブルが焼き切れでもしたのか?どっと噴き出した額の汗を拭い、リニア・シート脇のサイド・ディスプレイにも手をのばしたアルベルトは、視界の端に白いものが閃くのを見た。
「無駄ですよ」
m9(^Д^)プギャーwwwwww



(すべて評議会の陰謀だったという物語は、愚民向けのスリリングなファンタジーになるでしょうね)
「そのファンタジーには、謎の『箱』を隠し持つ秘密の財団は登場しないのかな?」
(そうね。アナハイム・グループを始め、財団に関係する企業の広告収入を残らず犠牲にできるマスコミなら、よりおもしろいファンタジーが書けるでしょう)
ビスト財団の女傑マーサと大物政治家ローナン・マーセナスのやり取り。
ダカール襲撃の後始末、鹵獲したユニコーン、そしてマーセナス家に保護されたミネバ・・・首相候補とまで言われるマーセナス氏でもマーサは抑えきれない模様。全く怖ろしいババアだ。

その頃、自身が政治的に利用されることを恐れてマーセナス家を脱走したミネバは、とあるダイナーで一休み。
「連邦政府を作ったのも、宇宙移民をしたのも、人間と地球を救いたいって善意から始まったことだ。地球に居残って、自分の子供に住み慣れた土地を譲り渡したいと思うのも善意。会社を儲けさせて、与えられた責任を果たそうとするのが善意なら、出世して家族の生活をよくしたいと思うのも善意・・・・・・」
「でも、それはエゴと呼ぶべきものです。そうして全体を顧みない人たちのエゴが、地球を――」
「そうかもしれんがね。その善意を否定してしまったら、この世は闇だよ」
ミネバ、店の主人に思考の穴を突かれる。
これこそ「賢人は市井にいる」ってやつか・・・。
「感情を殺して、全体のためだけに働ける人間っちゅうのもいるんだろうがな。わしは、嫁さんも子供も捨てて出家した東洋の神・・・・・・ブッダか?あれはどうも好きになれん。隕石落としをやったシャアも嫌いだな。世のため、人のためと言いながら、本当は人間を好きになったことがないんじゃないかって思える」
暗殺された親の復讐だけ考えて育ち
愛を知ったと思えば自分の力不足でその相手を失い
自分が期待した人間は精神崩壊し
自分が認めた人間は現代での変革を諦めてる節があり
大衆は何回戦争があっても変われない(変われなかった)愚民

結局シャアは「マブダチ」をつくれなかったってことかもしれない。

(なりふりかまわず飛び出してきたくせに、わかったつもりで立ち止まって・・・・・・。私は、ただ逃げ出そうとしていただけなのかもしれない・・・・・・)
「美味しいコーヒーでした。このコーヒーを飲めただけでも、地球に来た価値はあったと思えます。」
色々と感じ入ることがあったらしいミネバ。
マーセナス家の追手にも堂々と接し、再び事件の渦中に向うのでありました。



「協力してくれたら、見返りは差し上げますよ。差し当たって、この艦をUC計画の評価試験艦に認定させましょう。バックアップ機の《ジェスタ》もそろっているなら都合がいいわ。宇宙軍再編の要となるUC計画への継続的参加・・・・・・。これがロンド・ベルにどういう未来をもたらすか、おわかりになるわね?」
今度はブライトさんを顎で使おうとするマーサ。
調子乗んなババア!ババア調子乗んな!
 応接用のソファに収まりながら、マーサは勝ち誇った顔で足を組み直す。無表情にその顔を見返してから、ブライトは「わかるか?」とメランに水を向けた。「わかりません」と心得た相槌を寄越した副長に内心満足しつつ、再びマーサの方を見遣る。肘掛けに置いた手のひらを微かにこわ張らせ、マーサはいら立ちを宿した目をすっと細めた。
m9(^Д^)プギャーwwwwww
「勇将の下に弱卒無し」なー。
しかしブライトさんも苦労が絶えないことで。お気の毒なんてレベルじゃない。
「閃光のハサウェイ」は無かったことにしませんか・・・ダメですか。


そのラー・カイラム艦内では、バナージが尋問を受けておりました。
尋問のプロ相手でも連邦(というかビスト財団)への協力を拒み続けるバナージ。
業を煮やしたアルベルトが「バナージ強化人間説」をぶち上げて動揺を誘うも
「いまだって、マリーダさんの存在をすぐ近くに感じてる。オードリーやリディ少尉、キャプテン、ロニさん、ダグザさん・・・・・・悔しいけど、あんただってそうなんだ。みんなが納得する答えを見つけ出さなくちゃ、『箱』のことは決められない。おれは・・・・・・」
 責任を果たさなければならない――。"しなければならない"という、自分も他人も縛りつける言葉遣い。その違和感が胸の底に広がり、先の言葉を危うく呑み込ませた。なぜそう思うのか。これはそもそも自分の中から生まれた言葉なのか。こめかみのあたりに意識を集中し、あの脈動はない、やはり自分の言葉だと再確認したバナージは、自分とはなんだ?とあらためて考えてみた。
自分探しハジマタ・・・・尋問中に
「まあいい。じきに嫌でも協力しなければならなくなる。その時まで、せいぜい答とやらを探し続けることだ」
ひとまずその場は諦めたアルベルトの捨て台詞。
嫌な予感しかしない。



ダカールを離脱し2日半、ようやく宇宙の袖付と連絡がついたガランシェール。
ジンネマンがフロンタルにダカール襲撃の真意を問うと・・・
(スペースノイドはもちろん、地球居住者にの中にもジオンの信奉者はいる。だが彼らは、しょせん日々の不満を反体制というポーズで慰めているだけの輩だ。そんな人々が、ネオ・ジオンによる一方的な虐殺を目の当たりにしたらどうなるか。コロニー落としや隕石落としではない、人の悲鳴が間近に聞こえる殺戮を見たらどう反応するか・・・・・・。『ドバイの末裔』という緩衝材が使える機会に、確かめておきたかった。これから先、『ラプラスの箱』を手にしたネオ・ジオンの指針を定めるために)
hmhm・・・
もっともらしいことを言っているようで、何か・・・何だ?

 予測のうちとはいえ、呵責も逡巡も彼岸に追いやって恥じない仮面の顔――しかも世論を試す実験などという戯言を、恥じもせず部下に語って聞かせるとは。疲れより、索漠とした冷気が滞留する胸を抱え、ジンネマンは艦長席の背もたれに寄りかかった。「いいんですか?」と振らすとが意味深な笑みを投げかけてくる。
もちろんよくねーよ?
通信中ミネバ(とマリーダさん)のことを完全無視したフロンタルの態度に、ジンネマンたちは「袖付き」からの離脱を決意。独自に2人を救出するには戦力不足が明らかなので、まずはユニコーンの奪還を目指すのでありました・・・
ユニコーンが積まれたラー・カイラムに、バンシィのパイロットとして調整されたマリーダさん、そしてバナージに対する人質に連れて来られたミネバまでいることを知る由もなく・・・。



止む無くラプラス・プログラムが示した次の座標について話したバナージ。次は宇宙―マーサは宇宙を目指すため、ラー・カイラムをトリントン基地に向かわせる。
「やばい機能付きのガンダム」を奪われるフラグですね、わかります。

ユニコーンとバナージ、ミネバに加えてバンシィも宇宙に上げると聞き、パイロットのマリーダさんを心配するアルベルト。財団での調整前の彼女を知るバナージやミネバと一緒にいたら精神が不安定になる、いや既にその兆候が出ているらしい。
しかしマーサはアルベルトの心配を一蹴。
「肩入れはほどほどにしておきなさい。あなたをマスターに設定したのは、異性の方がコントローラーに適しているというデータに基づいてのこと。リセットしたらそれまでよ。わかっているでしょう?」
 こちらに歩み寄ったブロンドがさらりと音を立て、強い香水の匂いを立ち昇らせる。夜の匂いだ、と思った途端、マーサの指先が下腹部に触れ、「人形遊びが好きなら、それもかまわないけど」という囁き声がアルベルトの耳朶を打った。
続く台詞はお手元でご確認・・・ぐぎぎぎ・・・
このババア・・・ビームマグナムじゃとても足りない。
コロニーレーザー?否!コロニー落としが必要ですっ!!


「辛ければ、辛いと言っていいんだ。パイロットを続けるのが無理なら、そのように手配する」
 我れ知らず二の腕をつかみ、昏い洞窟にも見える瞳を覗き込む。マリーダはあとずさりもせず、揺らがない目を一度だけ瞬かせた。
「おまえさえその気なら、ここから連れ出すことだってできる。もっと自分のことを考えろ。わたしは――」
「それは、命令ですか?」
アルベルト、マリーダさんのこと好き過ぎだろ・・・
そしてそういう「想い」が全く通じないマリーダさん・・・ニュータイプ研究所の下衆共が1ページ、1行、1文字でも早くくたばることを願うばかりであります。
ええい、連中がババアと一緒にまとめて吹き飛ぶのはまだか!



かつての仲間、ベルトーチカに情報収集を頼むブライトさん。
(単独でジオンの勢力圏を突破した《ホワイトベース》の艦長さんも、今度ばかりはお手上げですか?)
「手厳しいな。あの時ほど事態は単純じゃない。司令なんかをやらされていれば、ロンド・ベル全体が人質に取られているようなものだ。単艦で突破というわけには――」
その時・・・・! 圧倒的 閃きっ・・・・・・・!!
「ジオンの残党がオーストラリア(=トリントン基地方面)に向っているらしい」という情報と合わせ、財団(マーサ)や評議会(マーセナス氏)の『先手を取れる可能性』に思い至るブライトさん。
一体何をするつもりなのか・・・。



「その点、あなたには持って生まれた気品というものがある。私と組んではいただけないかしら、ミネバ姫。悪いようにはしませんよ。あなたに付き従うジオン残党の立場も保証しましょう」
「私と、組む・・・・・・?」
マリーダさんの次はミネバを狙うマーサババア。
ババア近寄んな!近寄んなババア!

「人類の生物モデルは、究極的には子宮という袋の連鎖で表現されます。男はそこに種を注ぐだけの存在。それ以外は、生物学的に存在価値のない異物と言っていいでしょう。だから自分を誇示したがる。大義だの主義だのを掲げて、世界の中に自分の価値を見出そうとする。挙句の果てに、戦争まで起こす。
 自然との対立の中に自己を見出そうとする人類の傲慢さが、そんな男どもの勝手を許してきた。そろそろ本来の形に戻さなくてはね。宇宙に飛び出した子宮の連鎖を、一万光年の彼方にも届かせるために・・・・・・」
( ´_ゝ`) フーン
自身が「女であること」によって不利な扱いを受けたことがあるっぽい。
本当の原因は「性別」ではなく「人格」にあった可能性が高いと思うけどナ。

そんなババアの演説を遮るミネバ。
「私は、母親というものを知らない。物心がつく前に亡くなってしまいましたから。でも匂いはなんとなく覚えています。母になった女、母になる資質を持たされた女なら、誰でも漂わせているやらわかな匂いです。あなたからは、それが感じられない」
「男の論理を否定しておきながら、マリーダをあんなふうに征服する。女らしい容赦のなさとも言えるが、理屈をつけて正当化する賢しさは男のものです。あなたは、あなたが言うような女ではない。もちろん男でもない。女の残酷さを、男の言葉遣いで押し通しているだけ。中途半端さを武器にしている狡い人――」
洗脳するつもりだった小娘に痛いところを突かれたババア。
m9(^Д^)プギャーwwwwww
それでもすぐ立て直して、「ミネバが自身のプライドを優先して財団への協力を拒むことは、ミネバを慕うジオン残党の未来を奪うことである」と反撃。
「プライドで男を殺せるのも女ですものね。どんどんいい女になりなさい。あのバナージ・リンクスを肥やしにして」
と『すれ違いざまに言い捨て』ていくのは流石と言わざるを得ない。



一方、現在・過去・未来の全てに悩むバナージの下にはブライトさんが。
「ぜんぶ偶然なんです。《ユニコーン》に乗ったのも、ここでこうしているのも・・・・・・。本当に能力のある人間なら、もっと上手にやれた。もっと自惚れられるような活躍をして、人を助けることだってできた。それなのに、おれは・・・・・・」
 オードリーやマリーダはおろか、自分ひとり救うこともできない。これで強化人間とはお笑い種だ。自嘲しようとして果たせず、唇を噛み締めたバナージは、噴きこぼれそうな感情を堪えて瞼も閉じた。
ウッディ大尉なら「自惚れるんじゃない!」だけど、さて・・・?

しばらくの沈黙のあと、ブライトの手がそっと肩に触れ、「かつての《ガンダム》のパイロットたちも、そうだったさ」と、静かな声がバナージの鼓膜を震わせた。
「状況に流されて、生き残るだけで精一杯で・・・・・・。彼らがいようがいまいが、大勢にはなんの影響もなかった。しょせん、一個人に世界を救う力なんてありはしないんだ」
腐った組織が原因の戦争を何回やってんだって世界だものなぁ・・・
この後に続くブライトさんの「ニュータイプ論」は、お手元の(ry

 なにもできない、無力な手。歴代の《ガンダム》のパイロットたちが何者であれ、彼らの手もきっと変わらない。同じく無力な他人たちの手とふれあい、支えられ、時には殺しあいながら、彼らもまた状況と向き合ってきたのだろう。自分で自分を決められるたったひとつの部品――心をなくすことなく。どれだけ苛酷な現実を目の当たりにしても、"それでも"と言い続けて。
バナージ、ふっ切る。
言い続けるのは結構だけど、結末が「どっち側」になるかが問題ですよ。
競走馬かな?いや違うな・・・競走馬はもっとこう、ぱあって動くもんなー。



ガランシェールはジオン残党軍と合流し、トリントン基地を狙う。
(過去を捨て、新しい未来に生きるのもいいだろう。それはそれで勇気のいることだと思う。だが自分は、自分の過去を否定したくはない。無意味であったなら無意味であったなりに、けじめをつけたく思う。これは自分の独善であって、諸君らにつきあう義理はない。それぞれに最良と思える選択をしてほしい。そして、どちらの道を選ぶにせよ、最後にこんな言葉しか贈れない無能な司令についてきてくれたことに、心から感謝したい。
 ジーク・ジオン。・・・・・・終わり)
残党軍司令カークスが兵をまとめ、いよいよ作戦開始。

第一次ネオジオン戦争時のガルスKもあるけど、他はドム・トローペンだのザク・マリナーだのほとんど一年戦争時の機体。カークスに至ってはザクⅠ・スナイパータイプ。
む、無理ゲーすぎる・・・と思いきや、陽動作戦が成功して戦闘はジオン側の有利に進む。
トリントン基地の古い機体はまだしも、ラー・カイラム艦載の最新型ジェスタまでも翻弄するジオン残党軍。特にザクⅠの狙撃による貢献度がパネェことに。

(守備隊を呼び戻して、防衛に当たらせる。・・・・・・まったく、《ガンダム》に関わるとろくなことがない!)
もしかしてこの司令、「0083」の時と同じ人、または当時から基地にいる人なの?
本当にお気の毒様です・・・いや、前回も今回も相手が悪すぎる。


さて、敵の目的がユニコーンの奪取だと見抜いたブライトさんはどう動くか・・・
「メラン。司令コードを使って、最寄りのロンド・ベル所属艦と連絡を取れ」
「は?しかし、ロンド・ベル各隊はコロニーの警戒に当たっていて、すぐに増援を寄越せる艦は・・・・・・」
「いるだろう?すぐ頭の上に」
・・・!
つまりブライトさんの狙いは・・・!
こうして例の艦長は、貴重なインスタントではない紅茶を残らず噴き出す羽目に。茶ん茶ん。


戦闘の最中、ジンネマンとベッソンはバナージを救出し、ユニコーンの奪取にも成功。
バナージはミネバとマリーダさんのことをジンネマンに伝え、2人の救出作戦に移る。
そんなバナージとユニコーンの前に立ちふさがったのは・・・
(ジオンは宇宙移民の歪みが生み出した膿だ。ニュータイプなんて幻想で、ようやくひとつになれた人類を二つに分かつ病原菌なんだ。完全に消し去らない限り、平和はないんだよ・・・・・・!)
「そんな犠牲の上に成り立った平和が、本当の平和ですか!?譲りあって、わかりあう道だってあるはずだ!」
(それだよ、その別の道があるっていう考え方!それが混乱を生む元なんだって、わかれ!)
(おれには世界を変える力なんてない。不完全な秩序であっても、変える方法がないならおれはそれを守る。それがミネバを守ることにもなる・・・・・・!)
「箱」の真実を知り、バナージの出自を知り・・・
リディはもう、完全に敵となってしもうた/(^o^)\
その場はジンネマンの援護でリディのデルタプラスが撤退して決着付かず。
そしてミネバ救出のため空中戦を繰り広げるユニコーンに、今度はマリーダさん駆るバンシィが襲いかかる。


一足先にミネバの下へ辿り着いたリディ。
マーサやアルベルトを脅し、とにかくその場からミネバを救出しようとするも・・・
「リディ少尉、お気持ちはありたがたくいただきます。でも、いまのあなたにはついていけない」
この場で死ぬ>リディと逃げる
リディ・・・不憫な子やで・・・。

ユニコーンとバンシィの共鳴によるサイコフィールドやらジンネマンの介入でマーサたちは撤退。そしてミネバは戦闘の余波で輸送機から落ちる寸前。
「何してるんだ!早く手を!」
「リディ、言ったはずです。私とあなたの行く道は違う」
この場で死ぬ>リディと逃げる
リディ・・・不憫な子やで・・・。(2回目)

「ひとりで世界と戦うつもりか」
 強い声に遮られ、ミネバは虚をつかれた思いでリディの顔を見返した。
「特権にしがみついてる奴らも、不満を言ってる連中も、本当に世界が変わるなんて信じちゃいない。いまの生活が守れれば、百年後の世界がどうなろうとどうでもいいんだ。そんな人間たちを敵に回して、ひとりで戦うのか?そうまでして、なんの意味が――」
「ひとりではありません」
うん・・・?

 リディの顔が泣き出しそうに歪み、その手がいっぱいにのばされる。「ミネバ、やめろ・・・・・・!」と噴き出した声音に、ミネバはそうすると決めた顔を上げた。
「最善の道を探すと約束します。さようなら、リディ・マーセナス。あなたのことは忘れない!」
Q.何してんだ?
A.落ちてるー!

「受け止めなさい、バナージ!」
くどいようですが、今ユニコーンはバンシィと戦闘中です

リディが哀れでならない。あいつは文字通り必死でやったんですよ?
最期までバナージと分かりあえずに・・・みたいな展開になりそうで嫌やわぁ。
哀れすぎるから、アッシマーをディスってた部分は見なかったことにしてあげるネ。


あとはマリーダさんを救出して離脱。当然だよね。
マリーダさんにこれ以上不幸があったら本を刻んでやんよ

バナージ達はガランシェールで宇宙に上がりネェル・アーガマと合流、リディとアルベルトは振られタッグを結成して次巻に続く。



12時半・・・
約1万文字・・・
今さら引くに引けないとは、こういうことだー!

封神演義 第8部 殷周易姓革命 藤崎竜 1998年3月9日 集英社

2015-05-29 07:27:39 | 封神演義




第61回 魔家四将⑦―天化再登場!!!―

太公望「雷震子!!!」
魔礼紅「くくく・・・この混元傘は受けた攻撃をはね返すだけではなく吸収して貯えてもおけるのだ・・・」
 「魔家四将に穴はない!!」
哪吒の攻撃が通らないことに業を煮やし接近戦を仕掛けた雷震子が、摩礼紅のカウンターであっさり落ち・・・
雷震子「ばっ・・・・・・」
 「何やってんだ・・・・・・早く傘野郎を・・・・・・」
魔礼紅「もう遅い!」
魔礼海にトドメを刺されそうになった雷震子を庇って隙ができた哪吒まで撃たれてしまう。
魔礼紅「バカな奴らよ」
 「結局互いの足を引っぱり合っただけだったな」
・黒琵琶の直撃を受けて哪吒を襲う
・考え無しに突撃して敵のすぐ側で行動不能、人質状態になる
つまり足を引っぱったのは雷震子だけです。
まったく勘違いしないで頂きたいですナ!
楊戩「・・・・・・・・・・・・」
 「魔家四将よ・・・・・・」
 「僕をあまり怒らせるな」
 「抑制がきかなくなる」
怒ったところで魔家四将3人相手にやれるのか、ように・・・楊戩!
そんな読者の心配を吹き飛ばすのはもちろんこの男!
黄天化「俺っちこう見えても負けず嫌いでね」
 「再戦さ!!!」
きゃー天化さーん!・・・で次回。



第62回 魔家四将⑧―天化再戦!!!―
今度は二刀流で魔礼青と戦う黄天化。
これで青雲剣にも対応できるっスね!
武吉「お師匠さま天化さんが戻ってきましたよっ!!!」
太公望「うーむ・・・」
武吉「どうしたんですかもっと喜びを体全体で表現して下さいよっ!!!」
フゥーフゥー!ふぅわふぅわ!
ヽ(∀`ヽ●)(ノ●´∀)ノ
太公望「たしかに哪吒と雷震子が壊れた今・・・」
 「戦力が増えるのは喜ばしいことだが・・・」
 「天化の傷は治ってはおるまい」
 「あやつは気力だけで立っておるのだ・・・」
「医療忍術」ならぬ「医療仙術」的なものは無いんだよねぇ。
今のところ楊森の劈地珠に疲労回復効果があるくらいかな?

太公望「しかし・・・」
 「天化の内にあれほど激しいものがあったとはのう」
んだんだ。いつも飄々としてるのに。
しかし師の清虚道徳真君に言わせると、これこそ天化の本質らしい。

(回想・ついさっき)
道徳「天化!!?」
黄天化「師父・・・・・・傷を治してくれ・・・・・・すぐ戻らなきゃ・・・」
道徳「何だって!!?」

黄天化「俺っちは負けられねぇさ」
 「負けねぇ・・・」
 「負け・・・」
 「・・・ねぇ!!!」(回想終わり)
ボロボロなのに『すぐ戻らなきゃ』『負け・・・・・・ねぇ!!!』。
「接近戦で負けた」ことが、なおさら闘争心に火をつけたかな。
道徳「あの子のあの性格が」
 「いつか命とりにならないかと心配している・・・」
oi
misu
ミス
おい
やめろ
フラグ立てんな・・・立てないで・・・しんでしまいます

そんなことを考えてる間に、莫邪の宝剣を1本弾かれてしまった黄天化。
あああああ・・・・・・残りの1本じゃ青雲剣は防ぎ切れないじゃないっスか!
新宝貝「鑚心釘」(小さい莫邪の宝剣)を投げつけるも、あっさり避けられて・・・
黄天化「あんたなかなか手強かったさ」
きゃー天化さーん!
天化さんの頭脳プレーはお手元の単行本をご確認ください!で次回。



第63回 魔家四将⑨―四体合体☆魔家四将原形ヴァージョン!!!!―

黄飛虎「太公望どの・・・思うに楊戩は魔家四将をあえて殺さないように戦っていたように思えるが・・・?」
なん・・・だと・・・
じゃあ雷震子が魔礼紅を捕まえて『俺ごとこいつをぶっ殺せ!!!』と哪吒に叫んだ時、楊戩が哪吒を止めようとしたのは、今後活躍する機会は無いコウモリの命はどうでも・・・げほげほ。

太公望「楊戩はわかっておったのだ」
 「魔家四将が「人間の形」である時に弱らせておく必要があったことに・・・」
ほうほう・・・
太公望「おそらくは原形に戻った時こそやつらは真の強さを発揮するであろうよ」
なんてこった!
まともに戦えるのは楊戩、黄飛虎、武吉だけなのに、『真の強さを発揮』だって!?
もうだめじゃー西岐はおわりじゃー・・・

楊戩「最後の手段に巨大化した悪者は絶対に勝てないものだよ!!!」
瞬☆殺
『真の強さを発揮』とは何だったのか。
ま、人間形態でのダメージが敗因なんだけどさ。
現実主義者()なら最初から全力出しておけばいいものをネー。



第64回 魔家四将⑩―魔家四将・封神台へ―

太公望「ふぅ・・・・・・」
 「終わったのう・・・!!」
1巻分でまとめたんだからスピーディだよね。

周公旦「金鰲の仙人ははっきり言って迷惑です」
 「こたびも周の民は大ダメージを受けました」
 「やられるくらいなら死ぬ覚悟で・・・」
 「敵の大本である妲己と聞仲・・・そして背後の通天教主を倒しましょう!!!」
兵士1「そうだ!!俺たちだって戦えるぜ!!!」
兵士2「ざけんなよ!!!」
兵士3「殷も金鰲島もまとめてブチ殺そうぜ!!!」
そうだそうだ!
ブチ殺そうぜ!
・・・妲己ちゃんと同類扱いされる聞仲が哀れでならない。
今回の魔家四将の襲撃はもちろん、四聖の時も聞仲の本意じゃないのになぁ。
西岐の好戦ムードには複雑な気持ちになる太公望でありました。

一方その頃朝歌。
魔家四将の敗北を知るも、不安定な紂王は放置できず焦る聞仲の下に現われたのは・・・
張奎「聞仲さま!」
 「金鰲島より使者が参りました!!」
聞仲「使者?」
趙公明「聞仲!」
 「お久しぶりだね!!」
聞仲「趙公明!!!」
なんか貴族みたいなのktkr!

趙公明「聞仲!通天教主様はキミに金鰲島の全仙人の指揮権を与えるそうだよ!」
 「つまりキミは金鰲十天君をも使えるという事になるね!!」
聞仲「十天君を・・・!!!」
聞仲が「これで勝つる!」という表情を見せるくらい、「十天君」は頼りになるらしい。
少なくとも、どっかの山の「十二仙」よりは期待できると思われマス。

趙公明「さらに・・・・・・」
 「勿論この僕も参戦させていただくよ!」
 「しばらくはこの城にやっかいになるけど――」
 「いいかな?」
(ユリ科ヤマユリ)
聞仲「いやだ!!」
趙公明「はーーっはっはっは!!!」
謎の男・趙公明の活躍はこの後すぐ!で次回。



第65回 SPY大作戦!!!

王都朝歌PM3:00
聞仲「張奎!私は3時間だけ眠る」
張奎「・・・聞仲さまもっとお休みになられては・・・」
聞仲「そうも言ってられん」
 「いいか3時間後に起こすんだぞ」
性格的に本来誰かに起こしてもらうタイプじゃないだろうに・・・
このままじゃいくらなんでも過労死してしまいかねない・・・
そんな聞仲に救いの手・・・とは逆の手が!

妲己「はぁい♡」
 「趙公明さまんティーポットとって下さるん♡」
趙公明「おやすいごようさ!!」
妲己「ああっでも不安だわん♡」
 「愛しの聞仲ちゃんはわらわの手作りのおケーキを食べて下さるかしらん♡」
妲己ちゃんの手作りおケーキだって・・・!?

趙公明「もちろんさ妲己・・・キミのケーキは世界一・・・いや宇宙一だもの!!!」
 「そうだろ?」
 「聞仲くん!!」
そうともさ!
おケーキならおいしそうなひき肉は入ってないだろうしねっ☆
さぁ聞仲くんも一緒におケーキをたべy

聞仲「バカモン共がーーっ!!!
(吹き飛ぶゴージャスにリフォームされた仮眠室)
本当にお気の毒さまです。
そんな聞仲をなだめて妲己との一時休戦を提案する趙公明。

趙公明「――聞仲・・・妲己といがみ合ったままでは前に太公望後ろに妲己と敵に挟まれてしまうよ」
 「どうだい?ここは僕に免じて彼女と休戦協定を結んでは!?」
hmhm・・・
これは検討する価値がある話ですナ。

妲己「この趙公明ちゃんはわらたとあなたの間に入って仲直りさせるつもりなのん♡」
 「わらわ達と同レベルの彼が間に入るならあなたも納得するでしょおん?」
妲己ちゃんや聞仲と同レベル・・・だと・・・?
一時休戦が成立したら太公望終わるわ、これ・・・
ま、『慣れ合うつもりはない!!!』という聞仲の意思は動かないだろうから無用の心配か。

その頃、周のために忙しく働く太公望の前に現われたのは・・・
蝉玉「あたしはスパイ!!!」
 「聞太師の命により周の情報を集めるその名も蝉玉という名の美少女よっ!!!!」
アホの子登場で次回。



第66回 鳥
結局その場では取り逃したスパイ・蝉玉に決闘を挑む太公望。
果たし状
スパイよ。
いよいよわしと雌雄を決する時が来たようだのう。
明日、正午豊邑城中央広場にて待つ。
おぬしが勝ったら自由にスパイ活動してよし。
わしが勝ったらすみやかに去るのだ!!
蝉玉「フフフフ・・・・・・」
 「はーっはははしょうがないわね!!!」
 「挑戦を受けるのもスパイの宿命ってとこかしらっ!!?
こんなアホの子にスパイを任せざるを得ない、か・・・聞仲・・・。
同時にこんなアホが軍師を務める方もお気の毒である。

ナレーション こうして蝉玉は周の公認スパイとして居着くことになった
どうしてかはお手元の(ry



第67回 殷周易姓革命START!

姫発「とりあえず今は俺を親方と思ってついてきてくれ!!」
 「俺には姫昌のオヤジや伯邑考あんちゃんみたいな才覚はねぇけどこんなに味方がいる!!!」
いよいよ殷と周の戦が始まる。

民を動かさざるを得なかった太公望に憤る聞仲。
しかし殷側も民の戦いは既に避けられない事態に・・・
趙公明「民を使わない?それは手遅れだと思うよ」
 「金鑾殿の向こうを見てみたまえ!」
聞仲「!?」
 「あれは・・・・・・」
民衆「妲己様!!!」
 「妲己様!!!
 「妲己様!!!」
ナントイウコトデショウ!
そこには妲己ちゃんによって操られる50万の民衆が!
・・・本気でやばいな、妲己ちゃん。

ナレーション 紀元前11世紀古代中国大陸にて
 周軍総数5万殷軍総数70万この革命戦争は数の上では殷の圧倒的優勢で始まった
む、無理ゲー・・・
それでも太公望なら・・・太公望ならなとかしてくれる・・・で次回。



第68回 金鰲島の内部~蝉玉ダディ
十天君を招集しまず崑崙を叩き潰すつもりだった聞仲。
しかし・・・
姚天君「我らはおまえより位が上の仙人なのだよ?」
 「おまえは通天教主様に全権を与えられたのかもしれないがそれを忘れてもらっては困る!」
 「まずおまえが戦え!そうしない限りは通天教主様にも会わせない!」
聞仲 十天君め!!!
ksg。
キレちゃっていいですよ聞仲さま!

聞仲が十天君と話をつけにいく間の時間稼ぎに周へ送られたのは、蝉玉のパパと親友の妖精・竜鬚虎。
四不象「スパイさん!」
蝉玉「!」
四不象「敵になってしまうっスか?」
しまうっスか?
蝉玉「ごめんねスープーくん」
 「あなたと別れるのはつらいけど・・・」
 「これもあたしの宿命ってやつ!!?」
四不象「スパイさん!!!」
ナントイウコトデショウ!
『あやつら弱そうだし』なんて太公望の舐めた発言を聞いた竜鬚虎が本気出して、せっかく造った要塞が・・・!というところで次回。



第69回 土行孫・夜ばいをする
周の者たちが一緒に楽しく過ごした蝉玉との戦いを渋っているところに、長期療養に入った哪吒たちに代わって太公望の支援を命じられた土行孫が到着。

土行孫「うおおめっちゃいい女じゃーーっ!!!」
 「ドライブに誘わなければーーっ!!!」
蝉玉「あら」
 「そう?」
異性にモテるためには行動することが重要なのデス!

蝉玉「パパ!あたしこの人のことが気に入ったからお付き合いをするわ!!」
土行孫よかったねっ☆
誰か九竜島に行って王魔を呼んでこい!今すぐ開天珠が必要になった!



さっき連絡が来て30分早く出勤することになったのよぅ・・・ひどいはなしだ。
でも無理矢理まとめられたから結果おーらい、ということにしようそうしよう。
ああ、明日は封神しない・・・放置してたあれにしようそうしよう。

封神演義 第7部 老賢人に幕は降り 藤崎竜 1997年12月9日 集英社

2015-05-28 08:00:56 | 封神演義
まだか!まだあらすじは無いのか!

歌から動けない聞仲に代わって太公望の前に現われた金鰲島の仙人・魔家四将は、人間の命を何とも思わない非情な者たちだった!太公望は西岐の民を守ることができるのか!?世界の在り方を巡る歴史ファンタジー!

99文字。老賢人~の件を完全無視という残念な出来/(^o^)\



第52回 四不象・鳥のエサとなる

太公望「のう姫昌」
 「わしはちょっと北に行って来ようと思う」
北伯候の崇候虎は紂王側についているので、今説得しておかないと後ろをつかれる可能性が高い・・・という訳で、太公望は黄飛虎と武吉、それに兵士を100人とヒマだった姫発も連れて北へ向かったのでありました。

北の崇城に居たのは崇候虎の弟で霊獣「神鷹」を持つ道士・崇黒虎。
崇候虎本人は不在。
兵士「西岐軍が攻めて来たんですよっ!!!」
崇黒虎「ありゃまーそいつぁやばいやばい」
神鷹「あんさんやる気はあるのかいな」
お気楽な野郎だな、北は大丈夫かいな・・・
でも流石に城の前でキャンプをやられちゃ責任者代理として黙っていられない。
崇黒虎は神鷹の力で鳥を操り、西岐の兵を追い払うのでありました。
崇黒虎「それにあの数じゃ崇城を落とすのは無理ってもんだ」
 「他にも伏兵はいない――ってことはあんさんもとから戦う気なんかなかったって事だな」
崇黒虎は賢い子。
『馬鹿な兄』前提の作戦だったから今回は失敗か・・・
太公望「因みに崇候虎は?」
崇黒虎「7年前からずっと妲己の側でコビ続けている」
太公望「なっ・・・・・・7年間もこび・・・・・・!?」
これはひどい
でも身内は身内、『見殺しには出来ない』と崇黒虎は太公望と対決。
神鷹が打神鞭を奪って飛び去り崇黒虎の勝利。推定戦闘時間10秒
これもひどい。

今回は解決したと城へ帰る崇黒虎を止めたのは・・・
黄飛虎「まだ解決じゃねぇぜ!!」
崇黒虎「武成王・・・!!」
 「あんさんもやる気か!?」
黄飛虎「まぁな!」
 「説得が無理なら力でねじふせる!!」
黄飛虎対崇黒虎か!?で次回。



第53回 老賢人に幕は降り㊤

黄飛虎「兄一人のために北全体が妲己に味方するってわけか?」
崇黒虎「うるさいな!!」
 「あんさんに肉親を人質にとられた俺の気持ちがわかるっての!!?」
『馬鹿な兄』は民の評判が悪いんだから、崇黒虎も悩んでただろうなぁ。
原作では「肉親だからどうにか助けたい」じゃなくて「肉親だけど生かす価値ねーから殺そう!」だったけど。

黄飛虎「わかる!」
 「わかるぜ」
 「俺もそうだった」
・・・
黄飛虎「だがそれじゃあだめだ!!」
 「大切な物は死ぬ気で取り戻さねぇと失くなっちまうんだよ!!!」
もう失くしちゃった後だもんなぁ。

「宝貝無しではとてもかなわない」程の力で崇黒虎を追い詰める黄飛虎。
それでも崇黒虎は協力に同意しない・・・いや、できない。
最早殺すしか・・・崇黒虎は悪いヤツじゃないけど、殷を倒すためには邪魔だから・・・。
姫昌「待て武成王!!!」
姫昌・・・だと・・・。
慌てて頭を下げる崇黒虎に、逆に頭を下げて協力を求める姫昌。
大義の下ぶち殺しても構わないというか、黄飛虎(メッチャ強いけど仙人ではない)を連れてきた太公望も最終手段はそのつもりだったろうに・・・

姫昌「じきに私の生にも幕が降りる」
 「これが私の最後の仕事だろう」
 「次の歴史をつくる若者たちのために」
 「道を開いておきたいのだ!!」
そして倒れる姫昌。
姫昌の真摯な姿に、崇黒虎も考えを改めるのでありました・・・で次回。



第54回 老賢人に幕は降り㊦

四不象 あの後・・・
 姫昌さんの意識は失くなったっス・・・
本当なら寝たきりでもおかしくない健康状態で、よく北まで行ったもんだよ・・・。

四不象 姫昌さんは数日の間危篤状態が続いてたっス
 ――でも意識が戻った時・・・
 これが最後だ・・・と誰もが悟ってたっス・・・
協力を約束する崇黒虎。
後の事は任せろと力強く宣言する姫発。

姫昌「困ったな・・・」
 「もう本当にする事がない・・・」
伯邑考 父上・・・
姫昌「伯邑考・・・」
伯邑考 無念のうちに死んだ私にはうらやましゅうございます
姫昌「そうだな」
 「私は幸せ者だ」

姫昌、逝く。
でも封神されないってことは無能・・・げほげほ。
封神システムには「人格」は考慮されないということに違いない、うむ。

姫昌の死と同時に西岐の地は「周」という国とし、そして姫発は初代国王「武王」を名乗り、いよいよ殷との対決姿勢を明らかにするのでありました。

申公豹「あなたはこれを待っていたのではないのですか?」
聞仲「確かに今までは西岐を攻める大義名分は薄かった」
 「だが臣下が王の名を語った以上・・・」
 「何の遠慮もなく西岐を排除出来よう!!」
 「これからは双方が総力で戦う真の戦争になる!!!」
本当の戦いはこれからだ!で次回。



第55回 魔家四将①―革命幼年期の終わりと物語枢軸のはじまり―

太公望「嫌でも聞仲はここに来ざるを得まい!」
 「紂王と等しく「王」を名乗る武王というエサがここにおる限りはのう!!」
東西南北包囲網のため、西以外の準備を待つ間は西が囮になるのが太公望の作戦。
北なんか協力すると決めたばかりだもんね。

聞仲も太公望の狙いは理解しつつ出陣の準備を進める。
「王」を放っておくのはまずいもんね・・・「仙道の戦い」は聞仲が本気を出せば楽勝な訳だし、「人間の戦い」も数は殷が有利な今動くべきという判断、かな。

そしていよいよ出陣という時に事件発生。
聞仲「陛下!!!」
 「なぜ陛下自ら太師府に・・・・・・いえそれよりもその顔色は?」
紂王「体が・・・・・・」
 「言う事をきかな・・・・・・」
 「あ・・・・・・」
 「あああっ!!!」
ドォォォォ(吹き飛ぶ建物)
ええー・・・?
黄飛虎を吹っ飛ばすどころか、建物吹っ飛ばしちゃいましたよ!

それでも妲己から離れられないと膝をつく紂王を放っておくことはできない聞仲。
でもこれじゃ周との戦いが・・・
魔礼青「反逆者たちは俺たちに任せてもらおう聞仲!!」
 「俺たち魔家四将に!!!」
周には太公望たち崑崙の仙道がいるから、殷は金鰲が助けろ・・・という金鰲のトップ・通天教主の『直々の御命令』により、魔家四将参戦す。

太公望「なんじゃこりゃ!!!??」
 「城壁ごと見張りの兵が・・・・・・!!」
魔礼青「フッ・・・宝貝「花狐貂」の派手さに目がくらみ」
 「その影で動く我々に全く気づかんようだ」
 「だが我々は兵に用は無い・・・・・・」
 「頭さえつぶせばいい!!」
花狐貂(空飛ぶクジラみたいなの)を暴れさせ、その騒ぎの隙に姫発に迫る魔家四将。
武王\(^o^)/で次回。



第56回 魔家四将②―悪夢のはじまり―

姫発「何だいあんたらは?」
魔礼青「武王姫発!」
 「我々と来てもらうぞ!!」
そして剣を抜く魔礼青・・・
\(^o^)/
ガキン
魔礼青「!!」
 「おまえは・・・!!!」
黄天化「太公望師叔の言いつけでね」
 「王サマを守るのは俺っちの役目さ!!」
きゃー天化さーん!
しかし流石に天化さんでも4人相手はきつそう・・・

魔礼青「ほう・・・面白い黄天化の莫邪の宝剣か」
 「偶然俺の宝貝も剣だ」
 「俺の青雲剣とお前のそれとどちらが強いか試してみたい」
ほほう、あえて天化さんに一騎討ちを挑むと・・・?
その余裕、たたっきっちゃってください天化さん!

ガキィン
魔礼青「・・・・・・若いがいい太刀筋だ黄天化」
 「だがこの青雲剣はただ斬れるだけではない」
(斬撃を食らう黄天化)
黄天化 な・・・に!?
魔礼青「わかったか?」
 「青雲剣の刃は一つではない」
 「ひと振りで幾重もの切先が現われて敵を斬りきざむ」
ぎゃー天化さーん・・・\(^o^)/
護衛の天化が行動不能となり、魔家四将に捕まった姫発。
こうなれば太公望たちも身動き出来ず・・・四不象の救援要請は間に合うのか!?で次回。


魔家四将③―捕らわれて脱出して集結する回―

雷震子「なんじゃこりゃあ!!!」
雲中子「よ・雷震子お目覚めぇ?」
雲中子の所で暢気に寝てるから・・・学習しない奴め・・・。
しかしパワーアップはした雷震子、雲中子から姫昌逝去を聞き西岐(周)に急行。
雷震子の雷に乗じて太公望たちは人質状態から脱出。
同時に四不象に呼ばれた楊戩、哪吒も到着。反撃開始!で次回。


魔家四将④―特攻!!宝貝人間!!!AND花狐貂の最後!!?―
哪吒が『でかいオモチャ』花狐貂に攻撃を仕掛けるも全く通じない。
花狐貂の性質から弱点を推察した楊戩(飛ぶために白鶴に変化)が哪吒にアドバイス。
哪吒「・・・・・・・・・こいつはツルではない」
 「威圧感が違う」
白鶴のことは「ツル」として認識してるのね。
そしてアドバイス通りきっちり仕事をして花狐貂を破壊。
哪吒、チームプレーできるですやん。
楊戩「哪吒の腰布・混天綾は液体を操る宝貝なんだ」
 「それを使えば消火液をはじきながらあれの腹の中でも攻撃出来る!!」
魔礼寿「・・・・・・・・・・・・」
解説乙
花狐貂の使い手・魔礼寿の沈黙の意味は・・・?で次回



魔家四将⑤―――と思ったら花狐貂はまだまだ沢山いた!!―
サブタイトル通り。
楊戩「――魔家四将――九竜島の四聖と力は同等とされる金鰲の戦闘集団」
 「しかし四聖とは異なり冷酷な面があります」
 「魔礼青・魔礼紅・魔礼海・魔礼寿の四兄弟」
 「それぞれ青雲剣・混元傘・黒琵琶・花狐貂を持ち」
 「兄弟ならではの連携プレーで相乗効果を発揮します」
解説乙。
四聖も宝貝で街を壊してたし、あんまり変わらない気もするけどなぁ。
これから楊戩のことはメガネ君と呼ぼうか・・・
いや、花狐貂がいっぱいあることは知らなかったからダメガネ君だな。

でも変化の術で魔礼青の動きを封じると同時に黄飛虎が魔礼寿を捕まえるサポートをしたから、今回は帳消しにしてやろう。(きりっ)
残る魔礼紅と魔礼海を、哪吒と雷震子が倒せるか?で次回。



魔家四将⑥―雷震子・カシの木と呼ばれる―
時間無いからこれだけ・・・
雷震子のけだものっ!カシの木っ!まぬけっ!




まったく・・・/(^o^)\

封神演義 第6部 殷の太師 藤崎竜 1997年10月8日 集英社

2015-05-27 07:56:52 | 封神演義
まだないよ!

聖との戦いに決着がつくかというその時、太公望たちの前に現われたのは・・・!? 過去よりの因縁、未来への展望、そして現在・・・各々の心に秘められた信念とは!?世界の在り方を巡る歴史ファンタジー!

97文字。うーん・・・「この部分」て誰が考えてるんだろう。



第43回 夜と共に・・・
楊戩が王魔を、哪吒は李興覇を、そして黄天化が楊森を追い詰める。
あとは高友乾だけだ!
高友乾「天化・・・よくもやってくれたな」
黄天化「!」
高友乾「きさまは絶対に許さん!!」
怒りのパワーでまた山の中で大津波を起こすのか!?
武吉「カーット!!!」
高友乾「へっ!?」
高友乾、武吉に宝貝を奪われる。
いやーいくら四聖でもインターハイ出場者には敵わないっスよ。
仕方ない仕方ない。高友乾、ドンマイっ☆

四聖終了のお知らせ\(^o^)/

その時、突如周辺の空気が変わる。
太公望「空が狭い・・・・・・」
 「気をつけよスープー・・・何かの威圧感を感じるであろう?」
四不象「息苦しいっスよ・・・」
 「空気がピリピリしてるっス・・・」
一体全体何事なんです・・・
王魔「あの方が来られたのだ!!」
バチン(太公望を襲う鞭の一撃)
太公望「何だ!!?」
なにぃ!?
驚く間もなく黄飛虎たちも吹っ飛ばされ、さらに駆けつけた哪吒、楊戩までもが餌食に。
聞仲「児戯だな」
聞仲ktkr!で次回。



第44回 殷の太師

申公豹「フフフどうですか黒点虎」
 「より面白くなったでしょう」
 「聞仲の宝貝『禁鞭』は直径数キロ内の敵を攻撃できます」
 「敵を打ち据えるというシンプルな攻撃であるからこそ破るのもまた難しいのです」
そう、聞仲が現われたのは「面白くするため」に申公豹がちょっかいを出したからなのです。
黒点虎「・・・・・・・・・・・・」
 「申公豹ってさ・・・・・・」
 「ヒマ人だね」
まったくだよ!
でも実際面白くなったからおk
「マンガは面白ければいいんだ」「面白いものは連載される当たり前だ」

「仙道の力で殷を滅ぼそうとするのは妲己と同じ」だと太公望を非難する聞仲。「もはや殷が民の信頼を回復することは不可能」という太公望の主張にも聞く耳持たず。
太公望「もう遅い」
 「紂王は既に民の信望を失っておるおぬしにもわかっておろう!?」
聞仲「遅くはない!!」
 「殷は何度でも蘇る!!」
何度でも蘇るさ!!
「聞仲が殷にこだわる理由」はこの巻の最後。

太公望を庇って聞仲に立ち向かう仲間たち。
しかし・・・
聞仲「理想を語るには・・・」
 「それに見合う力が必要だ!!」
 「おまえ達にはそれが無い!!!」
\(^o^)/

太公望が竜巻起こして抵抗してるけど、王貴人戦の時は5秒しか持たなかったからとても1週間は・・・で次回。



第45回 二つの道

太公望「わしは・・・・・・」
 「ここまでなのか・・・・・・?」
ざんねん!!
たいこうぼうの ぼうけんは これで おわ
聞仲「血を吐くまで宝貝を使い続けたか」
 「太公望」
 「西岐に与えるには惜しい男だ」

「四聖が西岐の民を傷つけたこと」の借りを返す形で太公望たちを見逃した聞仲。
王魔がアホの子でよかったー。
そもそも王魔が暴走しなければ、申公豹が聞仲を煽るネタもなかった訳だけど。

聞仲「奴は西岐私は朝歌選んだ道は正反対だが・・・」
 「どちらも困難な道だな」
 「太公望!!」
申公豹とは別のライバル・聞仲が締めて、「武成王造反篇」完。



第46回 それぞれの現在・過去・未来シリーズ①―THE悪役♡妲己ちゃん―
久し振りに妲己ちゃんメインktkr!
王氏と名乗り当時の天子の妻として今のように暮らす

『聞仲ちゃんと九竜島の四聖に朝歌から追い出されてしまったのん♡』(約60年前)

『数十年の休息と修行を必要としたわん♡』

そして10数年前のこと・・・
妲己「聞仲ちゃんとの戦いと修行でこの体も相当ガタがきてるわん」
 「もぉ百年以上使い続けてるせいもあるけれどん・・・」
王貴人「――では姉さま体を取り換えればいいわっ!!」
 「姉さまは私たちとは違って借体形成の術を心得ているのだから!!」
そして『百年に一人出るかどうか』という借体形成の術を使える対象者として狙われたのが、冀州侯・蘇護の娘である妲己だったのです・・・。

以下当時蘇護の下に送られていた紂王の手紙全文。
紂王より
再度要請する。
おまえの娘・妲己を予の妻として献げよ!!
断れば冀州は滅ぶことになろう。
うわぁ・・・しねばいいのに
まぁ野心があるタイプなら「渡りに船」だけど、蘇護は『妲己はちゃんと恋愛結婚をさせると決めている』という優しいタイプ。なんとも気の毒な話だなぁ。
妲己「わ・・・私ならば覚悟はできています」
 「これも冀州侯の娘として生まれた運命ですから・・・」
蘇護「妲己・・・・・・・・・」
 「無理をするな」
 「私はおまえを不幸にするような事はしたくない」
妲己「お父さま!」
 「お父さまは冀州の邑の主でしょう!?」
 「自分の娘と引き換えに邑を滅ぼすつもりですか!?」
蘇護「う・・・」
妲己・・・(´;ω;`)ブワッ

こうして仕方なく朝歌に来た妲己だけど・・・
(妲己がいる部屋をこっそり覗く目)
紂王「なんだ・・・」
 「冀州でも評判の美女と聞いていたが・・・」
 「噂はあてにならぬ」
 「やはり正皇后の姜妃が一番の美女だな!」
ぶちころすぞ(´・ω・`)
でもこれで紂王の気が変われば、妲己は冀州に帰って幸せに暮らせるね!
という希望は、妲己3姉妹によってぶち壊しになるのでありました・・・

紂王「だっ・・・」
 「誰だっ!!!?」
妲己「妲己よん♡」
蘇護「だっ・・・妲己!!??」
王貴人「これがエステの力というものですお父さまっ!!!」
妲己・・・
確かに「妲己ちゃん」はカワイイけど、妲己のことを思うと・・・
妲己「紂王さまん♡」
紂王「は・・・はひ!!」
妲己「これからお世話になるわん♡」
 「よろしくねん♡」
紂王「はーーい♡」
はーーい・・・はっ!?

そして現代。
太公望に敗れ原型になっていた王貴人も復活(!!!)し、妲己ちゃんの「計画」は全てが順調に進んでいるのでありました・・・で次回。



第47回 それぞれの現在・過去・未来シリーズ②―哪吒の宝貝狩りと元始天尊の○×△―

太乙「待て哪吒!!!」
 「私の宝貝を返せ――っ!!!」
哪吒「だまれ!もっと多く宝貝を付けないと仮面の男には勝てない!!」
 「これでもまだ足りん!!」
この時点で6個。まだ足りぬと申すか。
そんな哪吒を止めたのは、哪吒の兄である金吒と木吒。こいつらは普通の人間。

兄弟は宝貝を賭けて試合をすることになりました。
接近戦用の宝貝を持つ兄2人に苦戦する哪吒。飛び道具しか持ってないもんねぇ。
イライラMAXになった哪吒は試合場を飛び出してしまったのです・・・
木吒「円の外に出たな!!」
 「おまえの負けだ!!!」
哪吒「空中に境界線はない!」
\(^o^)/
兄2人の活躍は数年お待ちください!

一方その頃楊戩。
既に崑崙では元始天尊以外敵無しレベルだけど、それでも聞仲には手も足も出なかったことに焦る楊戩。
元始天尊「何もすぐに楊戩一人が強くならずともよいのじゃ」
 「今はこだわりを捨て太公望と協力して巨大な敵を倒すことが大事なのじゃよ」
じじぃ、たまには良い事を言うじゃないか・・・で次回。



第48回 それぞれの現在・過去・未来シリーズ③―BATTLE COOKING!!黄飛虎V.S.南宮适―
件のハンバーグ事件ですっかり弱ってしまった姫昌。
姫昌「太公望」
太公望「ん?」
姫昌「私が死んでも・・・」
 「西岐にいてくれるか?」
太公望「・・・・・・・・・」
 「・・・うむ!」
姫昌「そうか・・・・・・」
死を覚悟している姫昌の姿に、黄飛虎と南宮适(『西岐の大将軍だが黄飛虎が来たために武官のNo.2となってしまった可哀相な人』)もケンカをやめるのでありました・・・で次回。



第49回 それぞれの現在・過去・未来シリーズ④―太公望なりの封神計画とバカ殿 はっちゃん―

「兵農一体」と「戦わずして勝つ」はテストにでまーす。
姫発「プリンちゃん遊びましょーー♡」
ダメだこいつ・・・早くなんとかしないと・・・。



第50回 それぞれの現在・過去・未来シリーズ⑤―象レース―

武吉「ボクは昔象使いのバイトをしてたんですっ!!!」
南宮适「なっなにい!?」
 「あの乗り方は天才ジョッキー竹豊の・・・・・・」
ライフガード、バスケでインターハイ、そして象使い。
彼の本職は木こりです。



第51回 それぞれの現在・過去・未来シリーズ⑥―継がれし血脈たちとの絆―

申公豹「・・・・・・わかりませんね」
 「あなたがそこまで殷にこだわる理由が・・・」
 「殷という器が失くなっても民にはさほど関係のない事です」
 「いえ!むしろ太公望の言うように民は殷に代わる新たな器を望んでいますよ」
必死に殷の立て直しを図る聞仲に現実をつきつける申公豹。
もうやめて!とっくに殷のライフは0よ!

聞仲「・・・・・・・・・」
 「下らん話をした」
申公豹「いいえ」
 「確かにあなたは殷の親ですよ聞仲」
どんな話かは単行本を買ってね!
聞仲の「それ」は忠義なんて言葉じゃ言い表せねっス。


時間/(^o^)\
まるで成長していない・・・