迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

【沖縄2011秋】018・いろんな再会。

2011年09月30日 | 旅する。

930日 金曜日 那覇

朝食には昨日買った〈パン・ド・カイト〉のカレーパンとラムケーキをいただく。

聞き覚えのある声がする。あの伊良部島でレンタカー事故の際に活躍した「通りすがりの前田」くんに再会する。

 

那覇空港でまぁ12Rに会う。これから結家に行くそうなので、空港4階の回転寿司〈海来〉にて一緒にランチ。沖縄で寿司、しかも空港で寿司ってアリ? という意外性狙いだが、ここはなかなかおすすめ。しかし、体調が思わしくなく、食欲がない。

帰途、PBCりうぼうで本を買い、昼の〈MOONBOW〉でチャイを飲む。

月光荘に戻ったら見覚えのあるコがチェックイン、たしか2カ月前に結家でヘルパーをしていたみさえちゃんではないかい? ということで再会を叙す。 

〈コトブキ〉でポン酢麺グレートに例のパスでチャーシュー(B品)を足してもらう。
パレットくもじ9階のシネマパレットに出かけて《ツリーオブライフ》を見る。

映像叙事詩というか、ストーリーの断片のような抽象的映像が流れていく。キーワードを羅列すれば水、宇宙、いのち、母体、神への問いかけ(不在が前提)などなど。
アメリカが最も幸せだった、と思われている1950年代の精神的内面をえぐった挽歌と解釈すればいいのだろうか? 死の影、ラプトルに頭を抑えられる子ども恐竜は家族を支配する父を象徴するんだろうが、それはわかりやす過ぎる。
端的には壮大な実験作品かもしれんが、さまざまな映像実験を経て来た21世紀ではコケおどしにしか見えなくもない。

月光荘では久しぶりにシーサーさんと島酒を3杯、〈つきのわ〉でウーゾ、ウィスキー。珍しくシーサーさんから三線で具体的にポイントを指摘してもらえた。