迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

天使のための階段[061・沖縄彷徨]

2009年10月15日 | 旅する。
10月15日 木曜日 南大東島



亀池港を見下ろす高みに上がって、夕焼け空を眺める。



雲の切れ間から光の筋が海に降り注いでいる。

[ANGEL'S LADDER]、「天使の梯子」だ。



港から帰る途中、目の前をいきなりダイトウオオコウモリが横切っていった。



あまりに急だったが、至近距離での目撃にちょっと興奮する。



自転車に乗って帰るときも、コウモリを探して頭上を確かめる。



宿に戻ってひと寝入りし、今晩は順番から〈ちゃんぷるー亭〉へ。

生ビール300円、合鴨スモークサラダ600円、三枚肉串焼き500円、おにぎり(みそ、しゃけ)@150円×2個=300円、計1700円と豪遊する。



深夜にはブログ5本を投稿。

巨岩が。[060・沖縄彷徨]

2009年10月15日 | 旅する。
10月15日 木曜日 南大東島



今日もゴジラ岩を探すが、見つからない。

ゴルフ場の奥あたりだろうか?


幕(はぐ)上の道をズーッと南下し、塩屋プールへの分岐を過ぎ、なりゆきでカーブして東へ向かい、島を半周近く回ったあたりで、海側に折れて行く。



自転車を置いて亀池港へ。

車両通行止めの柵で道が封鎖されている。



その向こう、道の真ん中に巨大な岩が転がっていた。



岸壁への道が壊滅状態なのに対し、海は凪いでいて、飛び込めそうなほどだ(ただし、上がるところがない)。



透明度は素晴らしくいいんだが、きちんと装備したダイバーだけを許す、厳しい海だ。

鍾乳洞[059・沖縄彷徨]

2009年10月15日 | 旅する。
10月15日 木曜日 南大東島



字新東から旧東あたりを走る。



2本、対になったダイトウビロウが、島いちばんの古木、双子のビロウだろうか。



そのまま南下して飛行場線を越え、またシュガートレインの軌跡を見つけた。



在所集落のなかを少し寄り道し、〈A-COOP〉で大東すし5貫(仲里惣菜)250円、ソーメンちゃんぷるー(仲里惣菜)150円、カフェオレ140円を買って帰る。



宿でランチにしたら、疲労か、そのまま寝てしまった。

カラダが昼寝を欲しているのかもしれない。



午後2時過ぎ、北に向かって出発。

西港から在所集落に入る分岐あたりにもレール跡があった。

西港に向かう道で幕(はぐ)を登る。

星野洞標識を右折、ひたすら真っ直ぐ進むと星野洞に着いた。



入場料800円、南大東島きっての観光地である。

ライトと解説テープを渡され、鍾乳洞へと下っていく。



内部の見学を終えてスタッフの方と雑談していたら、
「台風で亀池港に巨岩が上がっている。車両通行止めだが、見える」
という情報が。

それはそれは。ぜひ行かねば。

飛行場にて。[058・沖縄彷徨]

2009年10月15日 | 旅する。
10月15日 木曜日 南大東島



朝、ブログを8本投稿。



洗濯。回し終わるまでコーヒーを淹れて少し読書。



北大東島のボーリング調査では、地下413mまでずーっと石灰岩で、たぶん1000m程度の高さで堆積しているらしい。

フィリピンプレートが沈む速さとサンゴ礁が堆積する速さが均衡していたために4000万年以上かけて石灰岩層が積み上がったのではないか、という推定。

なるほど。



洗濯物を干し、北大東島で1泊2食付き8950円という宿を予約する。

南北大東島でいちばん安い宿に5泊、いちばん高い宿に1泊する作戦。



さて、出かけるか。

「昨日1日目でしたよね。今日も自転車使っていいですよ」
と、なんと今日も自転車無料で走り回ることに。

郵便局ATM、製糖工場を経て東へ。



たまたまRAC(琉球エアコミューター)の小型機が目の前を着陸体勢で通り過ぎていった。



あ、離陸するところを見たい。



幕(はぐ)を登り、幕上の道を北へ。

右側に滑走路、飛行機、空港が見えてきた。



やや小高いところで、のんびりと離陸を待つ。



やがて乗客が乗り込み、滑走路をタキシングして1207時、離陸。



機影はあっという間に消えた。



少し北へ向かってから左折、幕を下りて字新東に出た。



本当に何もない十字路で、たったひとり。