迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

[各駅停車で南へ]その71・意地悪は、好きだから

2007年04月20日 | 旅する。
4月20日

ミホが「肩車して」とせがんできた。

この宿には、近所の子どもたちが、毎日大挙して遊びに来る。

ミホを肩の上に乗せて、1ブロックをぐるっと回る。

「あおい組ではね、…」と、保育園から幼稚園に移った話を延々としてくれる。

宿の玄関前では、サンダルを持って男の子が逃げ回っていた。一緒に遊んでくれたネーネー(宿にしばらく滞在した客)がこれから帰ってしまうので、意地悪しているらしい。

「本当に帰るのか」(ここはウチナーグチのイントネーションで)と、強がっている。

この島の子どもたちは、切ないくらい、純粋だ。


[各駅停車で南へ]その70・やさいカレー

2007年04月20日 | 旅する。
4月20日

南下して帰る途中、間那津(まなつ)でカフェ「茶音間(ちゃのま)」に寄る。

食事タイムぎりぎりだったが、やさいカレーとターメリックバターライスを頼めた。

ここは、本格的にスパイシーなカレーも凄いが、そのゆるりとした居心地が素晴らしい。

とくに、庭の東屋で海を眺めながらまったりするのは気持ちよさげだった。



[各駅停車で南へ]その67・選手でもないのに

2007年04月20日 | 旅する。
4月20日

お昼から、池間島一周へと出掛ける。

宿で借りた折り畳み自転車なのだが、脇を抜いていく自動車が途方もなく優しい(気がする)。

クラクションは一度も鳴らなかったし、よけ方も徐行して、対向車がなければ大回りしてくれる。

空は青く、海は澄み渡り、風は涼しい。

サザエの壺焼き(200円!)とビールを頼んだ店ではトライアスロンの選手に間違われた。

この時期に限らず、宮古島では自転車乗りは優待されているのかもしれない。