迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

[各駅停車で南へ]その66・カクレクマノミ

2007年04月19日 | 旅する。
4月19日

サンゴ礁を歩くという機会もあまりないので、生物観察を頑張ってみる。

ナマコやヒトデはそこらじゅうにいる。これは、詳しい人に案内してもらうべきツアーかもしれない。

小さなイソギンチャクのそばで、カクレクマノミを見つけた。念のため、言っておくと映画「ファインディング・ニモ」のニモです。



[各駅停車で南へ]その65・幻の大陸に上陸

2007年04月19日 | 旅する。
4月19日

八重干瀬(やびじ、やえびせとも読む)のツアーに参加する。池間島の北にあるサンゴ礁が1年に1度のこの時期だけ、大干潮で海上に出て陸地になる。旧暦で3月3日、沖縄全体では伝統行事の「浜下り(はまおり)」が行われる。

実にロマンを誘われるが、ツアー代が8000円と高いせいか、ビンボー旅行者にはあまり縁がなく、どうも情報が少ない。宿からは「ぜひレポートを」と頼まれるし。

予想通り、圧倒的多数を占める中高年の方々と、貝捕りに出掛ける地元の方々(採取はもちろん禁止なんだが、地元のみ年に一度の伝統行事ということで黙認されている、との説明であったが)に数少ない家族連れやカップルがチラホラ。

しかし、船は昨日の悪天候を引きずったのか、高波と風で大揺れ。たちまちゲロ船と化し、予定よりも手前の小さいサンゴ礁に上陸することとなった。

そんな中でも中高年カメラマニアは甲板で人を掻き分けて撮影に勤しむ。太い神経してるぜ。

それはさておき、生きたサンゴを踏まないように、ついに上陸する。

さすがに透明度は高い。

着いた早々に、岩場に逃げ込んだでかいウマヅラハギを素手で捕まえた人がいて、一行は俄然盛り上がる。

(ちなみに、すぐに逃がした)