風薫る5月の陽光を受け、キリの花が咲いていました。
とても高く伸びた木の梢に咲くので、すぐには気付かずにいました。
根元に咲く花を観察しようとして通りがかったときに、
たくさんの紫の花が散っていたので、見上げて認識に至ったのです。
塔状の花序に、紫色の大きめの花がついていますが、
少し盛りを過ぎたようで、5月の強い風にあおられて、
ぽたぽたという感じで散り始めていたのでした。
こんなようすから、昔の人は、「五三の桐」とか「五七の桐」とかの
紋章をデザインしたようです。
(撮影:2014.5.4)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます