風土記の丘だよりinかい

やまなしの考古博物館やmaibunCの活動のこと
そして周辺の甲斐風土記の丘の四季折々のようすをご紹介します

今日は休工でした

2009年07月28日 | チョウやトンボなど


 考古博物館の前庭の、インターロッキングの隙間に
小さな穴が見られます。



 その穴を中心に、ドーナッツ状に砂粒が・・・。
これは、ナスカの地上絵ならぬアリスの地上絵なのです。
ああ、訂正、アリスじゃないです。
アリんこさんの巣づくりによるものです。
でも、今日は行われていないようです。
雨だから休工なのでしょう、きっと。



 これは、昨日のお昼の状況です。
昨日に比べると、今日見た2つ目の写真では、
ずいぶんと運び出された石粒が増えているなと思われますね。



 昨日も、小雨は降っていたのですが、アリんこたちはがんばっていました。



 アリは、巣穴から、石粒をくわえだして、
巣穴から一定のところまで捨てに行くのを、昨日はしばし観察してしまいました。



 昨日も雨模様だったので、光量が足りなくて、ある程度スローシャッターでした。
これよくわかりますが、小さな石を捨てに行くアリ(黄色の矢印)は、
ややぶれて写っています。
それに対し、戻りのアリは、あまりぶれていません。
つまり、石を捨てに行くのは、たいへんな労働なので、より早く動くのです。
帰り(青い矢印)は、少し余裕で、捨てに行く人(じゃないアリんこ)に
邪魔にならないように気をつけているみたいです。

(撮影: 1点目と2点目=2009.7.28 3点目以降=2009.7.27 mapfan

夏休み自由研究ヒント集・2 アリの巣作りを観察してみよう。
アリは、一日の内、どんな時間帯にはたらくのかしら。
 ?朝は、何時頃から、?夕方は何時頃まで、?休憩はあるかな・・・
アリは、どれくらいの量を掘ることが出来るのかしら。
 ?アリが捨てる石粒をピンセットで拾い集めると、1時間で何グラムくらいになる・・・
アリは、何ミリくらいの石まで運べるかしら。
 ?石の大きさと、運ぶ距離に何か関係があるかな・・・

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