よいお天気ではありましたが、お昼休みの一時には、
太陽が出ている方向に雲が湧き、肌寒く感じるようになりました。
背中を丸めて歩く目の前に現れたのは、ガビチョウでした。
遠い南国生まれのガビチョウという鳥が、この列島の各地に
冬越しまでしているのが確認されて、だいぶ時間がたってきました。
この秋、標高1000mあまりの甘利山に登ったとき、そんなところにも
ガビチョウが見られると聞いたとき、たいへんな驚きを持ちましたが、
こうして寒くなっても、元気なようす、すっかりこの列島に
居心地を覚えたように見えました。
(撮影:2010.11.18)