自分が好きな宮部みゆきの小説が映画化。
主人公の三谷亘(ワタル)は同級生の友達と供に、
幽霊が出ると言う噂の廃墟のビルを探検していた時、
暗闇の中光る玉(宝玉)を見つける。
その時現れたのが芦川美鶴(ミツル)である。
その玉は自分のものだと言い、
屋上の奥深くに伸びる階段に大きな扉があり、
扉の奥に芦川美鶴(ミツル)は消える。
三谷亘(ワタル)は学校で芦川美鶴(ミツル)を見つけるが・・・。
学校から帰ると、父親の三谷明は他の女性と一緒になる為、
母親の三谷邦子と亘(ワタル)と離婚することを告げる。
そのショックからか、
不注意でガス中毒になり倒れ病院に運ばれる。
学校の悪がきに廃墟ビルで美鶴(ミツル)が暴行を受けているところを、
亘(ワタル)が助けた事から、
あの扉の向こう側の事を聞き出す。
それは自分の希望をかなえることが出来るかも知れない世界の話だった。
バラバラになった家族を取り戻す為にためらいも無く飛び込む亘(ワタル)。
ただし失敗すれば二度と帰ってこられない事になるのだが。
幻界(ビジョン)にて、
キ・キーマや、ミーナ、カッツ、他のメンバーに出会いながら旅を続ける。
しかし、美鶴(ミツル)は森を焼き払い、城を壊し、
願いを叶える為に宝玉を手にしていた。
美鶴(ミツル)がいない間に一家心中の犠牲になった妹をよみがえらす為に。
最後に目をつけた闇の宝玉は魔物を封じている物で、
その宝玉を手にすることは、
幻界(ビジョン)を滅亡させる事でもあった。
それを止める為に亘(ワタル)は立ち上がる。
美鶴(ミツル)を止める事が出来たが願いをかなえてくれる女神に、
幻界(ビジョン)の魔物を退け、平和をもたらすように願う。
それは亘(ワタル)の願いを諦める事を表している。
この物語の一番の想いは、
人生は願ったり取り戻せるものではなくて、
自分で切り開く事だと言うことを表している。
幻界(ビジョン)から戻った亘(ワタル)は母親と供に新たな生活を始めていた。
何も得る事が出来なかったのかと言うと、
自分は違うと思う。
亘(ワタル)が扉から最初に辿り着いた広間にあった
4体の巨像がそれぞれ言った言葉が、
「お前は勇気が欲しいか?」
「お前は知恵が欲しいか?」
「お前は元気が欲しいか?」
「お前は喜びが欲しいか?」
と問われた事があるが、
(その後に巨像に襲われる。)
勇気、知恵、元気、喜びを手に入れることが出来たのだと思う。
最後に救われたのが、
美鶴(ミツル)と妹が元気な姿で学校に現れたのを見て喜ぶ亘(ワタル)の姿で物語が終わる。
小さな子供達に見せてあげたい物語だったと思う。
ネットより引用
製作年度 2006年
上映時間 111分
監督 千明孝一
出演もしくは声の出演
[編集] キャスト
三谷亘(ワタル):松たか子
芦川美鶴(ミツル):ウエンツ瑛士
カッツ:常盤貴子
キ・キーマ:大泉洋
ミーナ:斎藤千和
謎の少女:川澄綾子
オンバ:樹木希林
ユナ婆:柴田理恵
皇女ゾフィ:矢島晶子
ラウ導師:伊東四朗
運命の女神:今井美樹
三谷明:高橋克実
三谷邦子:田中好子
ダイモン司教:石田太郎
若い司教:板倉俊之(インパルス)
犬ハイランダー:堤下敦(インパルス)
小村克美:虻川美穂子(北陽)
小川:伊藤さおり(北陽)
石岡:石田彰
ジョゾ:こおろぎさとみ
夕闇の神将:大沢在昌
トローン:京極夏彦
パック:宮部みゆき
解説: 宮部みゆきのベストセラー小説をアニメ映画化した冒険ファンタジー。
不幸のどん底に突き落とされた少年ワタルが、
運命を変えるために飛び込んだ異世界での冒険を描く。
TVシリーズ『青の6号』などで知られる日本最先端の映像制作スタジオ、
GONZOが映像を手掛ける。
主人公・ワタルの声を務めるのは女優・松たか子。
そのほか、大泉洋、常盤貴子といった豪華な顔ぶれが声優として参加している。
広大なファンタジーの世界と、
ストーリーに内包される普遍的なメッセージが心を引く。
(シネマトゥデイ)
スタッフロールの最後にある謝辞の対象である別所考治は、『マジンガーZ』『アルプスの少女ハイジ』をはじめ、数多くのアニメ・特撮番組のフジテレビ側プロデューサーであった人物である。
なおゲーム好きで有名な原作者の宮部みゆきは、各種メディア上で自作がアニメになると聞いて狂喜乱舞した(ただ、映画になるとは思わなかったともコメントしている)と語り、アニメージュ誌上にて映画を大々的に肯定した。
また、宮部みゆきはこの物語を通じて「人の運命と世の中の流れ」について深く描いているとインタビューで答えている。その事例として地下鉄サリン事件を例に挙げた。
ちなみに、物語序盤部分の砂漠でワタルがねじおおかみに襲われ、剣を抜いて戦うがキ・キーマに救出されるシーンは偶然にもゲド戦記の冒頭の砂漠で狼に襲われたアレン王子がゲドに助けられるシーンとかぶっている。
[編集] 原作との相違点
映画版では第一部にあたる部分が大幅にカットされている。
宝玉が手に入る場所と、宝玉を集めることによって使える「技」が変更されている。
原作ではガス自殺未遂で母・邦子は病院に運ばれる。
だが劇場版では父・明が家を出て行ったショックで調理中のガスコンロの火が消えたのに気付かず、
そのままガスを吸って倒れて病院に運ばれる
(ガスを吸ってしまったといっても比較的軽いもので、突然の離婚によるノイローゼ状態に陥ってしまい倒れたものと思われる)。
ハルネラ、星読み、シュテンゲル騎士団、老神教、
女神教および「幻界は旅人の心を反映した世界」という設定、
つまり幻界に関する設定の大部分が削除されている。
原作中の凄惨な内容を示唆する表現は映画中にはない
(大松香織とダイモン司教の関連)。
強盗容疑で投獄されたワタルは、
原作では暴力を受けた上に縛り首の刑で処刑寸前だったが、映画では暴行や縛り首もカットされている。
ファイアドラゴンのジョゾのサイズが原作より小さくなっている。
原作ではワタルが正式に旅人になる前に一度偶然幻界に行ってしまうが、
映画ではその部分は削除されている。
ワタルが幻界の存在を知るきっかけは夢であるが、
虐められていたところを助けたお礼としてミツルの口から存在を知ることになっている。
ガサラ-デラルベシ間の大部分が削除されている。
原作では、ラストの戦いでカッツが死ぬことになっている。
だが映画では、負傷しながらも生還している。
映画版では、ラストでミツルと妹のアヤが復活する。
主人公の三谷亘(ワタル)は同級生の友達と供に、
幽霊が出ると言う噂の廃墟のビルを探検していた時、
暗闇の中光る玉(宝玉)を見つける。
その時現れたのが芦川美鶴(ミツル)である。
その玉は自分のものだと言い、
屋上の奥深くに伸びる階段に大きな扉があり、
扉の奥に芦川美鶴(ミツル)は消える。
三谷亘(ワタル)は学校で芦川美鶴(ミツル)を見つけるが・・・。
学校から帰ると、父親の三谷明は他の女性と一緒になる為、
母親の三谷邦子と亘(ワタル)と離婚することを告げる。
そのショックからか、
不注意でガス中毒になり倒れ病院に運ばれる。
学校の悪がきに廃墟ビルで美鶴(ミツル)が暴行を受けているところを、
亘(ワタル)が助けた事から、
あの扉の向こう側の事を聞き出す。
それは自分の希望をかなえることが出来るかも知れない世界の話だった。
バラバラになった家族を取り戻す為にためらいも無く飛び込む亘(ワタル)。
ただし失敗すれば二度と帰ってこられない事になるのだが。
幻界(ビジョン)にて、
キ・キーマや、ミーナ、カッツ、他のメンバーに出会いながら旅を続ける。
しかし、美鶴(ミツル)は森を焼き払い、城を壊し、
願いを叶える為に宝玉を手にしていた。
美鶴(ミツル)がいない間に一家心中の犠牲になった妹をよみがえらす為に。
最後に目をつけた闇の宝玉は魔物を封じている物で、
その宝玉を手にすることは、
幻界(ビジョン)を滅亡させる事でもあった。
それを止める為に亘(ワタル)は立ち上がる。
美鶴(ミツル)を止める事が出来たが願いをかなえてくれる女神に、
幻界(ビジョン)の魔物を退け、平和をもたらすように願う。
それは亘(ワタル)の願いを諦める事を表している。
この物語の一番の想いは、
人生は願ったり取り戻せるものではなくて、
自分で切り開く事だと言うことを表している。
幻界(ビジョン)から戻った亘(ワタル)は母親と供に新たな生活を始めていた。
何も得る事が出来なかったのかと言うと、
自分は違うと思う。
亘(ワタル)が扉から最初に辿り着いた広間にあった
4体の巨像がそれぞれ言った言葉が、
「お前は勇気が欲しいか?」
「お前は知恵が欲しいか?」
「お前は元気が欲しいか?」
「お前は喜びが欲しいか?」
と問われた事があるが、
(その後に巨像に襲われる。)
勇気、知恵、元気、喜びを手に入れることが出来たのだと思う。
最後に救われたのが、
美鶴(ミツル)と妹が元気な姿で学校に現れたのを見て喜ぶ亘(ワタル)の姿で物語が終わる。
小さな子供達に見せてあげたい物語だったと思う。
ネットより引用
製作年度 2006年
上映時間 111分
監督 千明孝一
出演もしくは声の出演
[編集] キャスト
三谷亘(ワタル):松たか子
芦川美鶴(ミツル):ウエンツ瑛士
カッツ:常盤貴子
キ・キーマ:大泉洋
ミーナ:斎藤千和
謎の少女:川澄綾子
オンバ:樹木希林
ユナ婆:柴田理恵
皇女ゾフィ:矢島晶子
ラウ導師:伊東四朗
運命の女神:今井美樹
三谷明:高橋克実
三谷邦子:田中好子
ダイモン司教:石田太郎
若い司教:板倉俊之(インパルス)
犬ハイランダー:堤下敦(インパルス)
小村克美:虻川美穂子(北陽)
小川:伊藤さおり(北陽)
石岡:石田彰
ジョゾ:こおろぎさとみ
夕闇の神将:大沢在昌
トローン:京極夏彦
パック:宮部みゆき
解説: 宮部みゆきのベストセラー小説をアニメ映画化した冒険ファンタジー。
不幸のどん底に突き落とされた少年ワタルが、
運命を変えるために飛び込んだ異世界での冒険を描く。
TVシリーズ『青の6号』などで知られる日本最先端の映像制作スタジオ、
GONZOが映像を手掛ける。
主人公・ワタルの声を務めるのは女優・松たか子。
そのほか、大泉洋、常盤貴子といった豪華な顔ぶれが声優として参加している。
広大なファンタジーの世界と、
ストーリーに内包される普遍的なメッセージが心を引く。
(シネマトゥデイ)
スタッフロールの最後にある謝辞の対象である別所考治は、『マジンガーZ』『アルプスの少女ハイジ』をはじめ、数多くのアニメ・特撮番組のフジテレビ側プロデューサーであった人物である。
なおゲーム好きで有名な原作者の宮部みゆきは、各種メディア上で自作がアニメになると聞いて狂喜乱舞した(ただ、映画になるとは思わなかったともコメントしている)と語り、アニメージュ誌上にて映画を大々的に肯定した。
また、宮部みゆきはこの物語を通じて「人の運命と世の中の流れ」について深く描いているとインタビューで答えている。その事例として地下鉄サリン事件を例に挙げた。
ちなみに、物語序盤部分の砂漠でワタルがねじおおかみに襲われ、剣を抜いて戦うがキ・キーマに救出されるシーンは偶然にもゲド戦記の冒頭の砂漠で狼に襲われたアレン王子がゲドに助けられるシーンとかぶっている。
[編集] 原作との相違点
映画版では第一部にあたる部分が大幅にカットされている。
宝玉が手に入る場所と、宝玉を集めることによって使える「技」が変更されている。
原作ではガス自殺未遂で母・邦子は病院に運ばれる。
だが劇場版では父・明が家を出て行ったショックで調理中のガスコンロの火が消えたのに気付かず、
そのままガスを吸って倒れて病院に運ばれる
(ガスを吸ってしまったといっても比較的軽いもので、突然の離婚によるノイローゼ状態に陥ってしまい倒れたものと思われる)。
ハルネラ、星読み、シュテンゲル騎士団、老神教、
女神教および「幻界は旅人の心を反映した世界」という設定、
つまり幻界に関する設定の大部分が削除されている。
原作中の凄惨な内容を示唆する表現は映画中にはない
(大松香織とダイモン司教の関連)。
強盗容疑で投獄されたワタルは、
原作では暴力を受けた上に縛り首の刑で処刑寸前だったが、映画では暴行や縛り首もカットされている。
ファイアドラゴンのジョゾのサイズが原作より小さくなっている。
原作ではワタルが正式に旅人になる前に一度偶然幻界に行ってしまうが、
映画ではその部分は削除されている。
ワタルが幻界の存在を知るきっかけは夢であるが、
虐められていたところを助けたお礼としてミツルの口から存在を知ることになっている。
ガサラ-デラルベシ間の大部分が削除されている。
原作では、ラストの戦いでカッツが死ぬことになっている。
だが映画では、負傷しながらも生還している。
映画版では、ラストでミツルと妹のアヤが復活する。