プラネタリズム

ども、遊星です。世の中のもろもろを風景にして書き連ねる

フィルムカメラ復権

2006-04-19 07:02:25 | 美術・カメラ
世の中の流れは明らかにデジタルカメラに向いている。

デジタルカメラに搭載されるCCDCMOSは光に従順で、かつ正確である。それは天体写真の分野で早くから冷却CCDが用いられていることからもわかる。
また、特にスピーディーさが要求される報道写真の分野では、デジタルカメラは最善の選択となるだろう。

ニコンのカメラといえば、報道現場で多用され、質実剛健で、プロフェッショナルの道具として、どんな過酷な条件下でも動作するという印象がある。F3のNASA・スペースシャトル仕様まで作られたほどだ。
そのニコンが、フィルムカメラ部門を縮小して、デジタルカメラ部門に事業を集中する方針を発表した。このこと自体が、時代がフィルムカメラからデジタルカメラに移ったことを雄弁に物語っている。