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ぎゅっと抱きしめたくなる・・・

2006-10-04 | music : newcomer


少し前に買った一枚のアルバム。
一曲目のイントロと歌い出しだけ試聴して、それだけでなんかピンときて、その日からもう毎日聴いている。
ライヴに行ったPrimalやRazorlightを聴いていた合間にも、欠かさず聴いていた。
USテネシー州Nashville生まれ、23歳のcute guy、Landon Piggが放つデビュー・アルバム 『Lp』。
ここ最近、James BluntやDaniel Powterと言ったSSWの活躍が目立つが、彼らは私の心を惹き付けるまでには至らなかった。
しかし、このLandonのアルバムは、一瞬にして私を虜にしてしまった。
一言で表現するなら、“ぎゅっと抱きしめたくなるアルバム”、私にはそんな存在の一枚になっている。
Landonは、お父さんが有名なスタジオ・ミュージシャンだったという影響で、幼い頃から当たり前の様にいい音楽を耳にする環境で育ったと言う。
影響を受けた音楽は、Led Zeppelin、The Beatles、Harry Nillsonなどと言うことで、さぞかし渋い音楽ばかり聴いてきたんだろうな~と思いきや、そこは若者、radioheadが大好きらしい。
そんな彼が作り出す音楽は、ポップなメロディの中に、繊細さと力強さがバランス良く存在していて、暖かい毛布にくるまれているような気持ちになる。
柔らかい声の持ち主で、サビで歌い上げるところとかの、ちょっとかすれたり裏声になったりするところがとっても表情豊かで、聴き入ってしまう。
心に染み渡る暖かいメロディ、息づかいさえ感じる切ないVo.、そしてアップ・テンポな曲にも優しさが溢れていて、ソングライティングの素晴らしさが伺える。
12曲全てがいい曲なので、いつもの様に一曲一曲感想を書いていられないくらいに、本当にいい曲を書いている。
特に・・・と挙げようと思ったら、殆んど全曲だったので、やめておこう・・・。(笑)
どんな音?と言われて思い浮かぶのは、Toad The Wet SprocketやMatthew Sweet辺りだろうか・・・。
ちょっぴり懐かしい、90年代頃のポップなアメリカン・ロックも感じる。
それに、とてもリラックスして聴いていられる一枚である。


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3 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
zumaさんへ (bloom)
2006-10-05 00:18:32
やはりご存知でしたね!

聴く毎に、どんどん好きになって行ってますw



>ソンドレ・ラルケとかルーファス・ウェインライトのような感じかな?

私は、キリがないのでUS&UK以外のアーティストはわざとチェックしないようにしているので、ソンドレ・ラルケの音は知らないんですよ。

今度何かで試聴してみますね!
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しまった! (zuma)
2006-10-04 01:53:27
↑のコメント、匿名になりました。zumaでした!
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Unknown (Unknown)
2006-10-04 01:52:40
名前は知っています。Myspaceで聴いたことあります。ソンドレ・ラルケとかルーファス・ウェインライトのような感じかな?

爽快なアメリカンロックな雰囲気は感じますね。ポップで聴きやすくて、良い感じですよ。いつも勉強になります(笑。
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