私がThe Grapes of Wrath(グレイプス・オブ・ラス)というバンドを知って愛して、もうかれこれ18年になる。(バンドについてのコラムはこちら)
1992年、4ピース・バンドだったGrapes解散の翌年、Grapesではベースを弾いていたセカンドVo.のTom Hooper(トム・フーパー)がメインVo.となり、ひとり抜けてginger(ジンジャー)という3ピース・バンドで再スタートし、5曲入りのセルフ・タイトルのデビューEPをリリースした。
この 『far out』 は、94年にリリースされた1stアルバムで、私の数多くの愛聴盤のひとつだ。
ソフトでちょっともの哀しいメロディ、アコースティックな心安らぐ優しい曲、とびっきりポップで爽やかな曲が並び、オルガンやスライド・ギターのアレンジと、所々に入るエッジの効いたギター・リフが、ほど良いアクセントになっている。
一曲一曲が、とてもメロディを大切にしているというのが伝わってくる。
そして何と言っても、Grapes時代から変わらぬその美しいメロディは、Tomのソング・ライティングの天性の才能であろう。
今となっては、Grapesもgingerも知る人ぞ知る的なバンドだが、クオリティの高い楽曲は、いつ再評価されてもおかしくないくらいだと思う。
現在Tomは、カナダのブリティッシュ・コロンビア州にある、エメラルド色の海に囲まれた大自然の景観がとても美しいソルト・スプリング島に暮らし、地元のクラブやホテル、カナダ本土でアコースティック・ライヴを行なう傍ら、自宅の地下のスタジオで曲作りをして音楽に携わっている。
彼とは今でも交流があるのだが、ソルト・スプリング島は、最近やっと暖かくなってきたというほど寒さが厳しいところなのだそうだ。涼しさを少し分けてもらいたい。(笑)
★ginger / Solid Ground
ブログは読ませてもらっていましたが、大変ご無沙汰しております~。
あぁ~~~、ジンジャー懐かしい!!
bloomさんのあの記事も懐かしい!!
彼らのことをずっと変わらず愛していらっしゃるbloomさんの想いが伝わってきて、なんだか読んでてこちらもほんのり幸せな気持ちになりました
自分の気まぐれ加減にちょっと反省・・・
ソルト・スプリング島というところは、とても美しい所のようですね。
気まぐれだなんて、とんでもない。ディープな内容で、ヴィンテージのお勉強をさせて頂いてますよん♪
そうそう、Grapesの記事に反応してくれたのが、モスコさんだったんですよね~。
彼らのことを知っている人がいるってことを知って、かなり嬉しかったのを覚えています♪
Tomくんは、gingerの頃にはもうソルト・スプリングに住んでいたので、あの美しいメロディは、生活の中から自然に生まれているんでしょうね。
ムラーズさん、私もお気に入りです。
その内記事にする予定なので、その時はTBさせて頂きます。(先に予告しておきます。笑)
bioomさんが書かれてる、ソフトでもの哀しい、
でも心安らぐ優しい曲...という言葉がぴったりでした。
このアルバムは今でも購入できるでしょうか。
Redwallsの新しい曲もよかったです!!
ほんとにライブが観たいです...
ginger、気に入って頂けたんですね。嬉しいです!
このアルバムは、多分もう中古でしか手に入らないと思います。
ちょっと調べてみたところ、中古ですがAmazonで出品されていました。
もし良かったら、聴いてみて下さい。
この曲よりも、もっとステキな曲が入ってます!
Redwallsの新曲、いですよね!
モータウンっぽいリズムが心地良いです♪