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『アリス・イン・ワンダーランド』

2010-07-17 | cinema & drama


東京ディズニーランドの 『キャプテンEO』 が、マイケル・ジャクソンの1周忌を機に復活した。
『アバター』 の大ヒット以来、3D映画はもう珍しくも何ともない時代になったが、思えばこの 『キャプテンEO』 が3D映画の元祖と言ってもいいだろう。やはりと言うかさすが、世紀のエンターティナー・マイケルだ。
もう2ヶ月も前になるが、そんな今では当たり前のようになった3D映画 『アリス・イン・ワンダーランド』 を観た。
3Dメガネとは青色と赤色のセロファンのメガネだとばかり思っていたが、映画館で渡された21世紀の3Dメガネは、普通のサングラスみたいだった。
原作の 「不思議の国のアリス」 については、なんとなく程度しか知識がなかったので、原作を読んでから観に行ったのだが、読んでおいてよかったと思った。
こういうファンタジー系の作品には、3D映像というのがとても合う。綺麗で幻想的な異次元の世界をリアルに感じることができて、なかなか良かった。
何かが目の前に向かって飛んで来た時は、思わず目を瞑ってしまったし、砂煙を立てながら逃走するシーンや終盤の戦いのシーンも、かなり迫力があった。
でも、もしこれが 『ジョーズ』 や 『バック・ドラフト』 とかだったら、疲れ果てていただろうと思う。
この作品と同じティム・バートン監督の 『チャーリーとチョコレート工場』 のウィリーや、『パイレーツ・オブ・カリビアン』 のジャック・スパロウなどの、妙チクリンな人物を演じるジョニー・デップは、普通の役の時よりも断然好きなのだが、今回のマッド・ハッターのメイクを見て思い出したのが、同じくティム・バートン監督のコメディ映画 『ビートルジュース』。アイ・メイクがそっくり!
「不思議の国のアリス」 の時のアリスが想像力豊かな19歳の少女に成長し、そのアリスが再び夢の世界で繰り広げる物語なのだが、その摩訶不思議な世界観は、鮮やかな色彩と個性的なキャラクターで、視覚的にもとっても楽しませてくれた。
最後に現実の人々と、ワンダーランドのキャラがリンクするところでは、なるほど~と思わせたりも・・・。
そして、私のツボに入りまくりだったキャラがこれ(↓)。トウィードルダムとトウィードルディーのずんぐりむっくりな双子。このキモ可愛さがサイコーに可笑しかった。




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