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パワー・ポップ・クラシック

2006-05-02 | music : basics


元祖的存在のパワー・ポップ・バンドと言えば、BadfingerやThe Raspberries、The Rubinoosなどが浮かび、そのどのバンドも今でも多くの人に愛されている。
このバンドもそのひとつ。元The NervesのドラマーだったPaul Collinsが結成したバンド、The Beat。
これは、79年のデビュー・アルバム 『The Beat』。
後にバンド名をPaul Collins’Beatと改め、廃盤となっていたこのアルバムと2nd 『Kids Are The Same』 が2in1CDとなって、昨年再発もされている。
そのキャッチーでジャングリーな疾走感溢れるロッキン・パワーポップ・チューンは、最初から最後までカッコ良い。
ただ単に、泣きメロで攻めまくるのではなく、バンド名のとおり、とてもビートの効いたシンプルなロック・サウンドが印象的である。
これをパワー・ポップと呼ぶのはいささか戸惑いも無くはないが、やはりメロディが持つポップさから、こう呼ばざるを得ないかも知れない。
ひと言でパワー・ポップと言ってもいろいろだし、奥が深いので、ここでそれを語るのは止めよう。
さて、このPaul Collinsは今も現役で活動していて、昨年はソロ・アルバム 『Flying High』 を出し、Ramonesのトリビュートにも参加した。
そしてすっかりハゲ頭のおじさんになってしまった彼は、スペインでとても人気があるようで、ソロ・アルバムのレコーディングもスペインで行なわれ、オフィシャル・サイトまでもがスペイン語だ。
今はどんなサウンドになっているのか、ソロ・アルバムを聴いてみたいのだが、市場に出回っていないみたいなのでノー・チェックのままである。


★今月のプロフィールの写真は、私の大好きなギタリストで、
  今月が誕生月のThe Black Crowesのギタリスト、Rich Robinson!


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