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The Redwalls @Knitting Factory NYC 12/04/07

2008-01-09 | performance


The Redwallsの3日目のライヴは、Cambridgeの翌日、New YorkのKnitting Factoryで行われた。
Hollywoodにも支店があるKnitting Factoryは、SOHO辺りから移ってきたアーティストたちが暮らし、流行のレストランやバーなどが集まる地区トライベッカにあり、一般のガイド・ブックなどにも載っている人気のクラブ。
昨年開店20周年を向え、ここで亡きJeff Buckleyを始め、Sonic YouthやTeenage Fanclub、少年ナイフや吉田兄弟と言った日本のアーティストもここでプレイしている。
毛糸のマークのロゴの旗があるのが目印なのだが、なかなか見つからずウロウロしていたら、偶然食事から帰って来たメンバーと出会い、無事到着。
あとから見上げると、その旗は強風で旗棒に丸まっていた。(笑)

この日はJohnathan Riceのステージを最初からちゃんと見たのだが、とてもハートフルな彼の音楽に魅了された。
やはりグルーヴ感溢れる 「Further North」 はとても心地良く、今や私の大好きな曲のひとつとなっている。
彼が弾くアコギの音をふんだんに活かし、シンプルでメロディアスなフォーク・ロックを聴かせてくれた。

 Johnathan Rice

New Yorkということもあってか、心なしかこれまで見てきたBuffaloやCambridgeに比べるとお洒落な人たちが多く、開場直後から既に多くの人でフロアが埋まっていたので、この日は2階のバルコニー・スペースからThe Redwallsのステージを見た。
この日もアルバムの1曲目を飾る 「Hangman」 でスタート。乾いたギター音とズンズンと低音が響くベース音が力強く掛け合い、オーディエンスを引き込んで行った。
続く 「Love Her」 では、ジャンプする人、ステップを踏みながら体を揺らしてダンスする人などでフロアは熱気に溢れ、曲終わりにJustinが声を掛けると、大歓声があがって大盛り上がり。
「Put Us Down」 で楽しい気分になったあとは、ブルージーな 「What a Shame」 で感情豊かに歌い上げてたっぷりと酔わせる。
ファンキーなロック・チューン 「Don't You Wanna Come Out」 で、再び熱く盛り上げ、メリハリを効かせたステージが展開して行った。
「Memories」 では珍しくLoganがダンスしていて、メンバーもノリノリ。レゲエ調のリズムが本当にカッコ良く、3人でハモる最後のフレーズもこれまたカッコ良く決まった。
Justinのキュートなバラード「Game of Love」 では、みんなうっとりとした気分になっている様子。
そのあと、「On My Way」 でギターに持ち替えたJustinが、歌う前に “いつ来てもエキサイティングなNew Yorkが大好きだ!” と言って一気に沸かせる。
そして、「Each and Every Night」、「Edge of The Night」 のミディアム・テンポの曲で、ゆったりとした気分を味わわせてくれた。
横揺れナンバー 「Build A Bridge」 で奏でるコーラスは、本当に息の合ったハーモニーを聴かせてくれ、「Modern Diet」 のキャッチーなメロディは、自然と顔がほころぶほどに気持ち良く、下を見るとみんなニコニコしていた。
不思議な世界へといざなうようなサイケなナンバー 「In The Time of The Machine」 で、トリップしたような気分になったままアンコールに突入。
「Falling Down」 の兄弟が寄り添って歌うハーモニーに心弾まされ、この日もアッという間に楽しいひとときが過ぎた。






★The Redwalls - Memories @Knitting Factory
 ♪曲間と歌い終わったあとの、Loganのおちゃめなダンスに注目!