古いMacユーザーなら「またこの話題か」なんて思っちゃうんだけど、ノートに焦点を当てると、あながちないわけでもないのかもしれず。
デスクトップのPower Macでは2年前から、iMacも去年からG5を搭載してる。それに比べてPowerBookには一向にG5が載る気配はなくて、G4を何とかアップグレードして1.67GHzまで来たものの、その先は大丈夫なのかっていう状況。だったら、いつ出せるか見当もつかないPowerBook G5のために先のないG4で食いつなぐより、すでに実績あるIntel製の省電力プロセッサを積んじゃえ??っていう考えがあってもおかしくはない。
実際問題としてはOSを対応させる労力とか、現行ソフトとの互換性はどうするんだとか、新OS発売の際は別々のパッケージにするのかとか、いろいろ考えるとかなり効率悪そうなんだけど。
もしIntel 製チップをMacが採用するとしても、PowerBookなり何なりが「Intel入ってる」になるだけで、VAIOとかLet's Noteなんかで動くMac OS Xってのはないと思う。今更PC/AT互換機のOS市場に参入したところで、メリットよりデメリットの方が大きそうだし。