今読んでいる本は綾辻行人の「暗黒館の殺人(上下巻)」。
深い山の奥。
来る者を拒むかのように威圧的に、でもひっそりと佇む古く大きな洋館で起こる不可解な殺人事件。
その敷地内にある大きな湖の描写が記憶の隅にあったのか、今朝起き掛けに見た夢は息が詰まるほどねっとりと絡みつく重い靄の中に湖がある景色。
GH2 MF絞り優先AE、SS1/320秒、F8.0、EV0.7、ISO160、スポット測光
1,300頁近くある、狂気に満ちた分厚いミステリーなのだけれど、6日間で読破しそう。
昨年秋頃より彼のミステリーにはまり、足繁く図書館に通っている。
図書館一階の閲覧フロアにあるものは殆ど読み漁り、今は都度、作品名を指定して二階の書庫の奥から引っ張り出して来てもらっている状況。
秋の夜長にゾクッとしたくて読み始めた彼のミステリーは、冬が来て春が過ぎ、夏が来てもまだ続く。
もはや一年中が「夜長」。