怒りが続いているのでもう少し。

2007-10-22 05:56:00 | Weblog
僕がラリーに興味を持ったのは・・・小学生の時。

家で、次期の車をカルディナにするかレガシィ(BGの初期)
にするかとなった時、小学生の僕は
レガシィのあまりのダサさに閉口し、カルディナをプッシュしました。
結果カルディナになったわけですが・・・。
その後BGレガシィはビッグマイナーチェンジで
格好もかなり良くなって、性能も格段に上がったと言うことで。
で、雑誌やカタログを見て衝撃を受けました・・・。
ああ・・・ちょっと待ってレガシィにすりゃよかった・・・と。

そしてスバルに興味を持ち、たどり着いたのがラリー。
今の僕の原点でもあります。
STi3の時代でしたが、これがまたかなりカッコよく、
しかも、GT-Rより速いという話でした。
そのころの僕にとって、価格が半分くらいのインプレッサが
あのGT-Rよりも速いというのがマジで衝撃的でした。
しかも
テレビで見たコリン・マクレーのドライビングがまた神がかり的で、
あんな風に車が動くなんて凄い!!という感じで
一気にラリーとスバルのファンになりました。

その時代に誕生したフォレスターもすごかったです。
フォレスターは、たった200万円ちょっとで
EJ20のターボ車が買えるというふれこみでした。
すごい・・・コレも買いたい、スバルは凄い!
と思いました。

中学や、高校の卒業アルバムとかを見ると
「青い 555 スバルTシャツ」を着た僕が多く写っています。
何着かもっていたこの555のTシャツを
好んで何回も着ていました。
それだけスバルの魅力にどっぷりつかっていました。

・・・思えば、
その頃がマジでスバルが最もイケていた時代なのかなと。
商品戦略も、デザインも、全てが上手くいってたし
レガシィの最上級グレードもバンバン売れたし
WRCでは3年連続でチャンピオンだし。

それ以降のスバルは勢いを失っていく一方に感じます。
あの時代は偶然、よっぽど優秀な人達が集まっていたんだ
とすら思います。


日本人は車に興味を失ったとか、
若者はもう車に熱狂しなくなった、とか言ってるけど
F1では笑ってしまうくらいに遅いホンダとトヨタ。
WRCで一切活躍できないスバル。
日産もルマンへの挑戦をやめた。
三菱は、パリダカでは活躍するもののWRCは撤退。
そんな状況で、いったいどう熱狂すればいいのかと。

惚れ込む、熱狂する、
と言うのは単なる義理で惚れ込んでいるんじゃなくて。
同じ国の、同じ人たちが作ったものが、
世界で対等に渡り合っている、それがカッコいい。
だから惚れ込んでいるんだと思います。
阪神も今年、怒涛の連勝で首位になった時は
めちゃくちゃ盛り上がりました。
その後の連敗で一気にトーンダウンしました。
惚れ込むというのはそういうことに近い気がします。
負けっぱなしだと話題にならない。
勝たないと興味も出ない。

トヨタとホンダが毎回トップ争いをし、
スバルと三菱もトップ争いをし、日産はルマンで優勝。
こんな時代がもし来たら・・・
絶対何か変わりそうですよね!
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