もりのぼたもち

釣り、健康ランニングとお城巡りを楽しむアラ還おじさんです。
何事にもドンマイ!の気持ちであちこち出かけています。

休日の物思い

2009年10月07日 | 日記
大きな台風が近づいてきている。

明日の出勤時間には、大変な状況になっているかもしれない。

そして、今日は休みである。

台風に備えての準備を行った次第。

外に置いてあるものを中に入れ、窓などの確認をし、

夕方になれば、雨戸も閉めることにしよう。

おばあさんも、畑の確認や柿の木の添え木などをしていた。

私の住む滋賀県は、大きな災害が少ないところである。

台風の直撃も無いし、大雨の被害も無い。

冬の大雪も暖冬の影響で無くなり、琵琶湖があるので、渇水も無い。

結構、良いところである。

私の子供ころには、台風が来た後が楽しみだった。

それは、川が増水し、琵琶湖の水位が上昇し、頻繁に琵琶湖から近いところは浸水していた。

今では、湖岸道路という堤が整備され、浸水は無くなったが、

それまでは、大雨特に台風の後は、すごかった。

私たち子供は、水に浸かった田んぼや水路めがけて、出撃するのである。

自転車にまたがり、水につかって道路の境が分からないところを突き進み、

自転車が行けなくなると、歩いて進んでいった。

田んぼの中に大きな鯉が泳いでいたり、

田舟の中にも大きな鯉やナマズが入っていたりで、とても楽しかった。

そんな魚の中で、「台湾ドジョウ」と呼ばれていた、斑模様がある気持ち悪いドジョウがいた。

ドジョウと言っても、大きさは50㎝はあり、とてもグロテスクで怖かった。

しかし、私たち子供は、そんな魚たちをいじくりまわして遊んでいたのである。

今思えば、水路に落ちたり、深みにはまったりすればたいへん危険なのに、

まったくそんなことは思わなかった時代。

そして、分かりやすい自然があった。

危ないこともたくさんあったが、それも日常茶飯事のため、そんな大げさに感じなかった。

昭和の40年代、そうあの映画「20世紀少年」と重なる時代。

台風もワクワクする材料だったのである。
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