私にとってモータースポーツの開幕と言えば日本のトップカテゴリーである
スーパーフォーミュラの鈴鹿開幕戦です。
4月23日予選、24日決勝と2日間にわたりレースを楽しんで来ました。
何と言っても今年の注目はストフェル・バンドーンの参戦です。
Stoffel Vandoorne。
ストフェル・バンドーン(ストフェル・バンドールンとも発音するらしいですが・・・)は
昨年のGP2王者でF1のマクラーレン・ホンダチームのリザーブドライバーでもあります。
今年はオーストラリアGPで負傷したフェルナンド・アロンソに代わりバーレーンGPで
F1デビューを果たし、今年初めてのポイントをマクラーレン・ホンダチームにもたらしました。
予選ではQ3で1:37.962をマークし4位のポジションをゲットしました。
OLYMPUS OM-D E-M10+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
Avモード f13 1/80sec ISO100 (150mm)
バンドーンと同じくルーキーの関口 雄飛が3位のタイムをマークし
ルーキー2人が2列目のグリッドをもぎ取りました。
PENTAX K-3+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM
TAvモード 1/1000sec f7.1 -0.3EV ISO320 (500mm)
2日間、バンドーンの走りを見て感じたのは安定・確実・慎重という事です。
何度かテストを経験したとはいえ、まだ完全に馴れていないマシン、サーキットで
大きなミスを犯す事無く予選・決勝で結果を残すのは素晴らしい事だと思います。
PENTAX K-3+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM
TAvモード 1/1600sec f8 -0.3EV ISO320 (500mm)
決勝のスタートでも冷静に抜群のスタートを決めて予選3位の関口を抜きました。
その後も3位のポジションをしっかりと守り、見事スーパーフォーミュラのデビュー戦で表彰台をゲットしました。
PENTAX K-3+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM
TAvモード 1/1600sec f8 -0.3EV ISO320 (500mm)
開幕戦の鈴鹿開幕戦を制したのは予選でポールを獲得したTEAM無限の山本 尚貴です。
抜群のスタートを決めた山本 尚貴はスタート直後からハイペースで後続を引き離し
ピットインによるポジションダウンを除き、トップの座を一度も譲る事無く見事優勝を果たしました。
優勝 山本 尚貴 2位 国本 雄資 3位 ストフェル・バンドーン
今年はテストからホンダ勢が調子が良く、とても面白いシーズンになりそうです。
もちろん脅威のルーキー?バンドーンがこれから挑む未体験のサーキットで
どんな走りを見せてくれるのか?も興味深いですね。
フォーミュラ1、2、3、と思い込みありましたがSFですか!
ホンダ強しは今も変わらず・・昔、F1でも1・2・3ホンダっていう時代ありましたね。
1800馬力マシン。ターボを認めなくなり、余りにも速すぎて
そして鈴鹿の今もやはりホンダ勢が強いんですか~
市販車ではミニバンと軽で勝負ですがサーキットでは王者
ホンダはホンダということですね。
スーパーフォーミュラですが解りやすく言えば日本での最高峰フォーミュラ。
かつてのF2→F3000→フォーミュラニッポン、そしてスーパーフォーミュラ。
フォーミュラニッポン以降はエンジンサプライヤーとしてHONDA・TOYOTAが
参入していますがここ数年はTOYOTAエンジンユーザーのチームが大活躍しています。
シャーシは全てのチームがダラーラ製ということでエンジンの差は有りますが
F1程、エンジンやシャーシの差が無いのでドライバーそのものの技量が
解りやすい為に面白いと感じています。
ストフェル・バンドーンの参戦により今年は例年以上に注目を浴びていますし
海外からも注目されるカテゴリーへと成長しています。